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【資格取得】インタビュー Vol.13 |体験と挑戦の結晶「LPIC-1資格取得への道のり」

みなさん、こんにちは。ヴェシカの飼谷です。
今回はVOL.6にも資格取得インタビューをさせていただいたKさんの記事です。

300時間と言う学習時間を乗り越えて、「LPIC-1」の資格を獲得されたインタビューとなっております。
Kさん、インタビューへのご協力ありがとうございます!

◎資格取得者
Kさん(男性) 前職:3DCGアニメーション制作進行、コンビニアルバイト
入社日:2023年1月

◎合格資格
LPIC-1(101,102)

目標の立て方

取りたい資格を決めた理由

私が取りたい資格であるAWS (アマゾン ウェブ サービス) やKubernetes(クバネティス)の前段階の知識として、LPICがあったので基礎としてはいいのかなと思い決めました。


LPIC-1とはどんな資格なんでしょうか。

LPIC-1はLinuxOSについての一定の知識と技術があると証明できる資格です。なので持っていれば、インフラ寄りの業務獲得にちょっと有利に働くかもって思ってます。


実際に資格を取得して、どういったことに役立てられそうですか?

資格だけで何かができるわけではないですが、コマンドリストや手順書を早く読み解けるようになったため、インフラ全般の業務効率化に繋がるのではないかなと感じてます。あと、資格取得を通して身につけたことがあります。現場環境や社会人としての未熟さを自覚した事を通して、計画性や時間管理とか今後に役立てられそうです。

学習についての質問

総学習時間はどのくらい?

おそらく300時間くらいかかったと思います。
実は私は、合格するまで試験に2回落ちてしまってるんです。
最終的に3回目で資格に合格できました。

というのも、ちょっと現場が忙しくなっちゃったりで、勉強の時間がとれなかったりしまして…
それで、結局勉強をやり直すことになってしまいました。でも、せっかく勉強していたんだから、期間が空いても諦めずに継続することで結果的には取得できたのでよかったです。


学習はいつ、どのように取り組みましたか?

最初は本で学習していたんですけど、有料のwebサイトを使ったことで合格ラインが明確になりました。webサイトでは学習進捗の記録を自動的にやってもらえるので便利でしたね。

チャレンジした結果、何が大切で、どこを改善したいなどはありましたか?

これは心構え的なことかもしれないんですけど、「たぶん合格できるだろう」で、受けない方がいいなって思いました。「たぶん合格できる」ではなく、確実に合格できるラインというものを決めることが大事だと思います。次回以降も合格に必要な条件を洗い出すことを意識していきたいです。

それに、資格合格時には、会社から受験費用やお祝い金ももらえるので、「受かるだろう」で落ちちゃったら、もったいないなって思いました。


次の成果に向けて

次はどのような成果をあげたいと考えていますか?

今VBAの学習をしているので、開発知識を身につけて、IT業界でわからない事が無くしたいと思ってます。

 

その成果をあげたいとどうしてでしょうか?

インフラ現場でも※Awkコマンドを使うので、開発周りの知識も不足していると、携わっている工程が何の処理をしているのか理解できないなどの問題が起きると感じたからです。

※Awkコマンドとは
テキストファイルを処理および解析するためのプログラム言語およびコマンドラインツールです。LinuxやUnix(Mac)で使用できるファイルの集計、検索、解析、操作など文字列を扱う場合に便利なプログラミング言語と言われます。

社員への応援メッセージ

これから資格を取得しようとしてる方に、ポイントやアドバイスをお願いします!

資格取得手当で素早く昇給したい方には、あんまりお勧めしない資格ですが、きっと役には立ちます。
2回落ちるやつもいますが、落ちても頑張ってください(笑  


筆者のコメント

Kさん、LPIC-1の資格合格おめでとうございます!
Kさんはいつも学習に対する要領が良く、効率的に知識を習得する姿勢を見せてくれていました。そのため、今回の資格取得過程で苦労されたお話を伺い、少し驚きました。しかし、残業が増えてきたタイミングで、現場での労働時間が長くなっていたのであれば、仕方ない面もあったと思いまいます。

仕事終わりの疲れた体に鞭をうつように学習していた事もあれば、休日に時間を見繕って、コツコツと頑張っていた事もあるでしょう。長い期間にわたってそれを継続する事がどれほど大変なの事か…。

諦めずに学び続け、300時間という大変な学習時間を乗り越えて、見事に資格を取得されたことは、本当に素晴らしいことだと思います。なお、今回Kさんが学習で活用したものは、通称「あずき本」と呼ばれるLpicの参考書と「ping-t」と呼ばれる学習サイトです。あずき本は550ページに及ぶ厚めの参考書で、これを読み切るだけでも結構な集中力と時間が必要だと思っちゃいます。

また、Kさん曰く、仕上げは「ping-t」というサイトを利用して学習の仕上げる事がおすすめとのこと。LPICやインフラ系の学習に興味がある方には、そのサイトが非常に役立つとのことです。

それでは、今回もお付き合いいただきありがとうございます!


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