今回はVERTEXグループの事業統括部長をされている外山さんをインタビューしました。
若干26歳にしてVERTEXグループの主軸事業を統括してる外山さんですが、このポジションに到るまで、決して順風満帆な道ではありませんでした。
そんな彼の、学生時代から現在に至るまでの過程を根掘り葉掘り聞いてみました。
是非、最後までお読みください!
落ちこぼれだった学生時代
ーどんな学生時代を過ごされていたんですか?
学生時代はいわゆる落ちこぼれでした。
指定校推薦で専修大学に入学したものの、遊ぶことに夢中で、1人では絶対卒業できないほど成績が悪かったです。
ー今の様子からは想像できませんね。大学では何をされていたんですか?
大学では4年間を通じて、いわゆる「飲みサー」に所属していたり、学生イベントを主宰するオーガナイザーやDJをやっていたりと、遊びに全力を注いでいました。
初めてイベントを主宰した時、採算のことを全く考えずに企画をしてしまったため、大赤字になってしまったことがありました。当時クラブの箱代はその場で支払わなくてはならず、客として来てもらっていた友人に「お金を貸してくれ」とお願いし、お金をかき集めて支払っていました(笑)
ー今となっては笑い話ですが、恐ろしい話ですね。就職活動について意識し始めたのはいつ頃からですか?
かなり遅くて、大学4年の6月頃に慌てて就職活動を始めました。
企業説明会に参加しないとエントリーすらできない企業がほとんどだということを、その時期になってはじめて知ったんです。(笑)
当然、準備のないまま就職活動をしても、内定をもらえる訳がなくて…
それでも行きたい企業があり、大学を卒業後もしばらく就職活動を続けていました。当然、その間も生活があるわけですが、食い繋ごうと受けたアルバイトの面接も落ちてしまいました(笑)
VERTEXに入った理由
ー現在は社員を何人もまとめて事業統括として活躍しているのに…そんな過去を持っていたんですね。
今の姿からは考えられないですよね(笑)
ただ、幸いな事に、学生の頃VERTEXグループの前身の企業でインターンシップをしたことがありました。
大学を卒業した年の6月に、代表の柏木さんに今後のキャリアの相談をしようと思いご飯に連れて行ってもらったとき、「うちに入らないか」と声をかけていただきました。その時は本当に嬉しかったのを覚えています。自分のせいだと言ってしまえばそれまでですが、就職活動もバイトの面接も難航していた中で、誰かに少しでも必要とされたのが本当に嬉しかったです。その当時は誰も自分のことを必要としてくれなかったのではないかとまで落ち込んでいたので。
ーとてもいいお話ですね。そんなドラマがあって入社したとは。
今思えば、何もできない自分をよく採用してくれたなと思います。柏木さんには感謝しています。当時は売上もそんなになく、会社としても大事な時期だったのに。
ー柏木さんって、本当に器が大きいですよね。
彼は本当にすごいです。僕と同い年なのに。純粋に感謝と尊敬をしています。
外山部長のセルフ成長戦略
ーそんな状況で入社した当時から現在に至るまで、どのようにして自分を成長させてきたんですか?
当然、IT業界の右も左もわからないところからスタートしたこともあって、最初はガムシャラに上長が抱えている仕事を積極的にもらいにいきました。とにかく上長の手をあけさせることを考えていましたね。
仕事は選ばず、ガムシャラにできることをこなし、とにかく量をこなすことを意識していました。
個人的にはマルチな領域で仕事ができる人が市場価値があると思っていて、業務で必要な全ての領域を経験することが自分を成長させると考えました。CS(カスタマーサポート/サクセス)、マーケティング、プロダクトマネージャー、PRなど3年間でこの会社に必要なことの全てを経験してきましたね。
ー遊び三昧だった学生時代とは打って変わって、全力で学ぶ姿勢が見て取れますね。
これは間違いなく、当時ダメ人間だった自分を受け入れてくれた恩人に対し、恩返しがしたいという気持ちと結果を出せば報われるという環境があったからです。
そして、成果が真っ当に評価されることと、どんどん仕事を任せてもらえるこの環境が相まって、自分の成長スピードが加速していく感覚にどハマりするようになっていました。(笑)
ー楽しみながら成長をしてきたんですね。他に仕事の仕方に関して工夫していたことは?
アウトプットをすることは昔から得意だったので、インプットの量をひたすら増やしました。例えば、世の中で有名なマーケティングやマネジメントの本を読み漁ったり、セミナーに積極的に参加したり。
そして、インプットを意識して行動していると、いつの間にかアウトプットもどんどん効率化されていくことに気付きました。
ー「戦略的に業務量をこなす」なかなか難しいですね。これをクリアした結果、事業統括部長に抜擢されたということですね。
そうだといいなと思っています。僕からしたら「がむしゃらに頑張っていたら気付いたら事業部長を任せられてた」という感覚の方が近いですが。
VERTEXグループは成果を出せば認められ、還元される非常にやりがいのある環境だということを身をもって知りましたね。
ーVERTEXグループでは「Provide Opportunity for Anybody」を掲げていますが、外山さん以外でも、若くして社内で活躍している人はいますか?
もちろんです。例えば、23歳でPM(プロジェクトマネジャー)をやっている社員がいます!
彼は僕とは違い、ある程度の技術を持ち合わせて入社したのですが、当初は「卒なくこなすけど、ただ少し熱量が足りない感じ」でした。そこで、彼が成果を出すためにはどうしたらいいかと考えた結果、思い切って裁量権を与えて自由にさせてみたんです。そうすると、僕にはなかった面白いアイデアや発想をどんどん持って来るんですよ。施策の実行もこれまでにないくらいのスピード感になりました。
今では僕が事業の戦略部分のWhy、Whatを考えて他のWhenとHowに関しては彼に全て任せています。結果が出ているので年齢は関係なく安心して任せられています。
ー23歳でPMという重要なポジションも任せてもらえる環境ってすごいですね。
この環境のルーツは全て代表の柏木さんにあると思っています。19歳で起業し、周りが大人ばかりの中で会社を成長させてきたんです。彼が年齢に屈することなく結果を出し続けてきたおかげで今の会社があります。そういう背景もあり、年齢や所属年数よりも成果が出せる人、やりきれる人が活躍できる環境になっています。
ーそうなんですね。ちなみに事業統括部長として意識していることとかありますか?
「チームで成果を出すための仕組みを考えること」と、「信頼を得る仕事をすること」の2つを意識しています。
チームで成果を出すことを意識したメンバーのマネジメントも事業部長の重要な仕事だと思っています。
人に仕事を任せる時は、その人の特性に合わせてマネジメントの仕方を変えています。
また、一緒に仕事する仲間に信頼してもらえる存在になることは非常に重要です。やることを一生懸命やった上で、足りない部分を補ってくれるメンバーがいて…というように、お互いの信頼の上にチームとしての仕事があります。その中で若い力が集まっているからこそ特に意識して見せていかなければと思っています。
ー今一番やりがいを感じていることはなんですか?
メンバーそれぞれの成長や、メンバーの仕事に対して成果が出ているところを見れるのが楽しいです。
メンバーの成長は会社としての成長にダイレクトに関わっていますし、やった施策が如実に結果として返ってくるのは本当に楽しいですね。
ウチは今年4期目の、まだまだ伸び代しかない会社です。やらなければならない課題は山積みですし、やっていきたい施策はたくさんあります。これらをチームでどんどん実行に移していきたいと思っています。
0→1から1→10へ
ー最後になりますが、VERTEXグループをPRしてください!
当社はベンチャー企業ですが、既に0−1のフェーズは終わりました。
これからは1−10のフェーズに挑戦していきます。
個人の成長はもちろん本人の努力次第ですが、活躍できる環境はいくらでもあります。
上でも述べたようにまだまだやれることは無限にありますし、成果を出せば面白いことをどんどん任せていきます。「挑戦したいこと」や「やりたいこと」があれば、それらを実現できる環境はあるし、成果が真っ当に返ってきます。VERTEXグループはそういう会社です。
ー外山さん、インタビューにお答えいただきありがとうございました。なんだかとても刺激的でワクワクする内容を伺うことができました。叩き上げで成長し、成果を出されてきた方の話には説得力がありますね。
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