今回はVERTEXグループのマーケティング部門のエース、田島さんをインタビューしました。
赤髪がトレードマークで、社内でもひときわ個性的な田島さんですが、実はすごいキャリアの持ち主なんです。
東大を卒業後、新卒で入社したのはLINE株式会社。LINEでスタンプ事業のマーケティングを担当していた経歴を持つ彼が、2020月7月にVERTEXグループにジョインしました。
今回は、そんな彼がなぜ4期目のベンチャー企業に転職をしたのかを根掘り葉掘り聞いてみました。
数千万円の広告を回していた東京大学時代
ーまずはじめに、東大生時代のこと教えてください!
東大に合格して入学するまでは良かったのですが、実は入学して2年目に留年してしまいました。ただ、就活を見据えた時に、「東大入って留年ってダサいな」と思い、それをカモフラージュするために、ニューヨーク、フィリピン、ロサンゼルスに半年ほど留学してました。
ーさすが東大生。タダでは留年しないですね。
これまた、留学とは名ばかりで遊んでいましたが。。そういう悪知恵は働くタイプかもしれないです。
ー大学時代に他には何をやっていましたか?
バンドサークルや飲みサー等、サークルを10個ほど掛け持ちしてました。とにかく、大学生活を謳歌していました。
あとは、帰国してからインターンを始めました。
ー帰国してから今までとは一転しましたね。何かきっかけがあったんですか?
留学した際に、ADKのNY支社の元社長が主宰する、学生とビジネスマンを繋ぐイベントに参加していました。そこでJALの社長や電通のビジネスマンと話しをしたのがインターンや就活を考える大きなきっかけとなりましたね。
それまでは、就活とか働く事を「いつかはしないといけないもの」程度に思ってました。しかし、イベントでいろんなビジネスマンと話をしていく中で、「ビジネスマンってかっこいい。自分も早く第一線で働きたい!」という心境に変わっていきました。
帰国してからは、とにかくインターンシップに応募しました。その結果、長期で働ける会社で合格をもらったので、すぐに働き始める事ができました。
ーとてもいいきっかけでしたね!どんな企業でインターンシップをしていたんですか?
「トモノカイ」という東大生国内最多登録数の「東大家庭教師友の会」と日本最大の塾講師求人サイト「塾講師ステーション」を運営しているIT企業で、t-newsというメディアのSNSマーケティングを担当していました。
その時に社員の方にマンツーマンでウェブマーケの基礎を学びながら、月数千万円ほど広告を回していました。
ー学生時代に月間数千万の広告運用!?
とても貴重な経験させてもらったと思っています。学生からこのような経験をさせてもらえることってあんまりないですよね。
その経験を活かして、自分でも何かしたいと思い、学生時代に、趣味で競馬の分析なんかもしていました。
新卒一社目はみんなの知ってるあの会社
ー就活ではIT業界を志望していたんですか?
そうですね。IT系の企業でインターンシップしたことで、自分に向いてるのはITだなと漠然と思っていたので、IT企業に絞って就職活動をしていました。
いくつか有名なIT企業を受けていく中で、最終的にLINEに入社を決めました。LINEはLivedoorを韓国のNAVERが買収してできた会社という事もあり、韓国人含め外国の方がとても多いグローバルな環境でした。
留学時代、NYのイベントで抱いた、「早く第一線で仕事をする」という目標がどの企業よりもいち早く達成できると思った事が入社の決め手です。
ーLINEでは何をされていたのですか?
スタンプ事業部にマーケティング担当として配属されました。
スタンプ事業は数千万人規模の人が使うサービスという事もあり、売上も社内トップクラスで、とてもやりがいのある仕事でした。
使われやすいスタンプや、流行りのスタンプのデータ分析をして、「こういうスタンプを増やせば、売り上げが上がるんじゃないか」と提案していました。
VERTEXグループに転職を決めた真の理由
ーそんな一流企業で働いていたのにも関わらず、まだまだ無名のVERTEXグループに転職しようと決めた理由を教えてください。
正直なところ、VERTEXグループに転職したいという思いよりも、早く次のステージで仕事したいという気持ちでした。
LINEに入社した当初はとてもワクワクしていたのですが、自分が動かしている金額がとても大きいというのもあり、仕事に慣れてきてしまったんですよね。
それと同時に、数字以外で自分の中の「仕事のやりがいを感じること」って何だろうと考えるようになっていったんです。LINEは比較的トップダウンの会社で上司の言うことが絶対っていうのがあったので、裁量権を持って仕事をしたいと思い、転職を意識するようになりました。
ー本当にそれだけが理由ですか?
これ恥ずかしいからあまり言いたくないんですけど、正直、僕、これまで「コンプレックス」というものがなかったんですよ。東大卒で、TOEIC 910で、一流企業に入社して、同世代の中でもトップクラスにいたと思ってました。
そんな中、代表の柏木さんと話した時に「自分の見ている世界って、思ったより狭いんだ」と痛感しました。
柏木さんは中卒で上京してきて一から会社を起こし、その会社をちゃんと成長させています。僕と同い年であるにも関わらず、大きな仕事をしているということを聞いて、自分とは真逆の生き方をしている、叩き上げのこの人と一緒に仕事してみたいと思ったのが正直なところですね。
ー無名なベンチャー企業に入ることに対する不安はありました?
そうですね。はじめは、20代が中心の企業ということもあって、正直サークル的な雰囲気なのかなと思っていました。しかし実際入ってみると、意外にもプロフェッショナルな人が多く、仕事に真摯に向き合っている人ばかりだなと思いました。
質問とは逸れますが、入ってみて特に感じたことは、メンバー同士の距離感が絶妙に良いということです。飲みに行くことはもちろんしますが、みなさん仕事とプライベートをしっかり分けています。社内では真面目な話をして、休憩や退勤後は友人として話ができるのでとても居心地がいいです。
ーVERTEXグループに入社して良かったなと思うところはどんなところですか?
1つは、前職とはスピード感が圧倒的に異なるということです。VERTEXは、良いと思ったものをすぐに取り入れたり、検証してみたり、とにかく行動が早いです!
もう1つは、自分の意見に数字や理由を証明できる根拠があれば、上の意見も覆せるということです。裁量を持ちながら仕事できるのも、VERTEXグループに入って良かった点と言えますね。
ー今VERTEXグループに入ってやっていることは?
データ分析をはじめとしながら、デジタルマーケティング全般を担当しています。今はエンジニアとの距離感が近いので、お互いに意見を出しながら、数字や広告の改善を行っています。それだけでなく、クリエイティブの改善や、広告撮影のキャスティングから完成まで一気通貫して、本当に全部やっていますね。
ーこの会社では今後何をやっていきたいですか?
大企業で数年勤めると、社会常識に囚われてしまう傾向がありますが、これまでやってきたことに囚われずに新しいことにもどんどん挑戦していきたいですね。
VERTEXグループは、いい意味でガチガチの分業がなされていないので、LINEにいた時よりもやれることが多いなと感じています。今後は、マーケティングだけでなく、VRETEXグループの名物であるエンジニア育成キャンプにも参加し、React Nativeがかけるようになろうとも思っています。
まとめると...なんでもこなせる人材になるのが目標です!!
ー社内でもムードメーカ的存在の田島さん。仕事に対する思いや成長意欲など、興味深いお話をありがとうございました!
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