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大学中退、IT未経験。それでもベンチャーで挑戦し続ける新規事業部リーダーの話

私が株式会社VERTEXグループに入社したのは、2017年の12月13日。契約書を書く私の手は震えていました。ITベンチャーなんて初めてだし、しかも私は大学を休学中。学歴もない、才能もない、経験もない、なにももっていない。社員の皆さんはかっこよくて、仕事ができて、キラキラして見えました。そんなところにやってきて、私はいったいこの会社で何ができるというんだろう――。

私が最初にVERTEXでついた仕事は、"カスタマーサポート"。お客様から寄せられるお問い合わせや報告に対してお返事をする業務でした。私の挑戦がスタートしたのはそれからです。今ではVERTEXグループのカスタマーサポートチームは、会社の要となる”カスタマーサクセス”チームに進化しました。

そして、入社して一年が経とうとしている今、私は長く頑張ってきたカスタマーサクセスチームを離れ、新規事業部のリーダーとして新たな挑戦を始めています。

大学中退、IT未経験。何もできない普通の女の子だった私が挑戦し続ける理由、ぜひ聞いてください。


VERTEXに魅了されて始まった挑戦の日々

今の会社で働き始めたのは2017年の暮れ。入社当時、私はただの「カスタマーサポートのアルバイトさん」でした。憧れのオフィスワーク! しかも高時給! 誘い文句に食いついて求人に応募した結果、見事合格。当時VERTEXにはカスタマーサクセスチームはおろか、カスタマーサポートチームも存在せず、顧客対応は社長がぽちぽちと手すきの時に行なっている程度でした。

私が初めに取り掛かったのは、まず自社サービスについて勉強すること。初期からほったらかしになっていたヘルプページの改修、10種類程度しか用意されていなかったテンプレートの作成、顧客の購入フローにおける問題の洗い出し……。

それだけであれば、ある程度フリーランスでお仕事を受けていた私にもなんとかやっていくことはできました。難しかったのは、アプリやデータベースの知識がなくては対応できない問い合わせにぶつかった時。IT未経験だった私ができるようになったのは、間違いなく優秀な先輩に恵まれたからです。

当時私の先輩だった外山さんは、当時ビジネスサイドのメンバーとしてマーケティングやCSなどの色々な業務を雑多にこなしていました。何よりも助けられたのは、外山さんの「エンジニアとの交渉スキル」と、「データベースを触れる能力」でした。ビジネスの人なのに、私と2歳しか変わらないのに、こんなにできることが多いんだ! すごい! 私もこんな風になりたい! それが私が社員になることを決めた大きなきっかけです。

私にとってお仕事とは、「明日のご飯のための」「来月の家賃のための」ものでした。それはきっと間違ったことではなく、お仕事ができる幸せや楽しさを、今までそんなには感じたことがありませんでした。だからこそ、私は衝撃を受けました。

なんでこの会社の人はこんなに仕事が好きなんだろう?
なんでこんなに仕事が好きなんだろう?
この会社は何を目指し、どこに向かっていくのだろう?

その想いに駆り立てられ、2018年4月に正社員として本格的にVERTEXに入社。社長にはすでに、「私はVERTEXがどんな風に成長して、どんなゴールを迎えるのか見届けます!」と宣言済みです。きっと、そう思える会社と出会えるのは決して当たり前のことではないのだな、と。その幸せを噛み締めながら今日も仕事をしています。


ドロップアウトなんて言わせない。挫折から生まれた人生の選択

現在私は22才。高校の同期はみんな、今年大学4年生になり就職を決めました。4月からは社会に羽ばたいて行きます。私は一歩先に働き始めました。そう伝えると多くの人は「なんで?」という顔をします。

実を言えば2018年末の時点で、私はまだ大学に籍があります。休学し始めたのは去年の9月、そろそろ一年半が経過しようとしています。私のいた大学は昨今おおくメディアに取り上げられた話題の大学でした。「日本一卒業が難しい就職率100%の大学」と名高い国際系の大学に在籍し、成績は常にトップクラスでした。同級生たちは、世界的にも有名な大企業にあっというまに内定を決めていきます。

大学に入った時点で私の将来は安泰のはずでした。しんどくても、4年頑張れば道が開ける。そう思って入った大学を、私は2年で休学――まさに”ドロップアウト”でした。

きっかけは単純。勉強を頑張りすぎて、私は体調を崩してしまったのです。精神的にも肉体的にも疲労が蓄積し、食べられなかったり眠れなかったり。結果的にはお医者さんと両親の判断で私は故郷に連れ戻されました。結局私が休学を決めた時点で、体重は35kg、血液検査の結果はボロボロ。誰が見ても休んだ方がいい状況だったにも関わらず、最後まで休学を渋ったのは私でした。社会の敷いたレールからドロップしてしまうことが恐ろしかったのです。

一度休学してしまったらもう学校には戻れないんじゃないか。そうなったら就職とか、人生とか、そういうのってどうなるんだろう? 疲れ切った体を治すため休養しながらも、私は毎日それを不安に思っていました。きっと世の中には似たような不安を抱えた人たちが多くいるのではないかと、今になれば思います。

でも、もし休学していなかったら、私はおそらくVERTEXには入っていなかったと思います。休んでいて、たまたまアルバイトを探し始めたからこそ出会えたVERTEX。そこでは学歴も何も関係なく、頑張る私の姿をそのまま認めてくれる人たちがたくさんいました。私とVERTEXの出会いは、紛れもなく人生の挫折とそこからの起死回生に大きく関わっています。


人生に悩む全ての人たちへ、"ライフワーク"を持つ喜びを。

よく「ライフワーク(使命としての仕事)」と「ライスワーク(生活としての仕事)」という表現を耳にします。多くの人にとって仕事とはいきていくために必要なものです。生きていくために仕事をすることは素晴らしいことです。でも、もしも人生に悩んでいる人や、自分にコンプレックスを持っている人がいたら私は絶対にこうアドバイスします。

「あなたのライフワークを探そう」と。

体調を崩し、あわや世間からドロップアウトしてしまう。そう察した時、私は本当に自分という存在の無力さにひどく苛まれました。なんの肩書きも無くなって不安に陥るのは、「自分に価値があるのかわからなくなってしまうから」なのだと実感したのです。

VERTEXは、自分たちが生み出していくサービスが社員にとってのライフワークであることを強く望む会社です。明日のご飯を食べるためではなく、「自分たちがやらなければいけないからこの仕事をやる」と思える人達を仲間に迎え入れています。私はその一員になれたことが今はとても嬉しく、だからこそ多くの人に自分のライフワークを見つけて欲しいと思っています。

生きるために仕事やお金は必要です。でも、ただ生きるだけではなく、使命感に燃えて仕事をして生きるのは、とても尊く素晴らしいことです。私は今の会社に来て、自分の為すべきことを自分で探し見つけてやりとげる力を得たと思っています。

来るべき人が、来るべくして、来る会社でありたい――。面接の時、私は必ず求職者の方にそうお伝えします。

誰かにとって、今これを読んでいるあなたにとって、VERTEXは”ライフワーク”としての仕事を見つけられる環境かもしれません。もし興味があれば、ぜひ一緒にご飯に行きましょう。あなたのライフワークを見つけるお手伝いをしたいと思っています。

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