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「経営判断を支える経理」へのアップデート│経理責任者 岩崎桜子がベジクルを選んだ理由


岩崎 桜子

ベジクル株式会社 経理責任者

紆余曲折あり獣医学部から税理士法人に入社。
経理として事業に携わりたいと思い、ランドリー系の会社に入社。一人経理として、一通りの経理業務を経験。
2021年ベジクル入社。




ベジクル入社に至るまでのキャリア

自分の知識やスキルを活かして困っている人を助けられるようになりたい、という思いから、獣医学部に進学しました。しかし、進学後に免疫系の病気を発症し、動物と向き合う仕事が難しくなりました。それでも専門職への道を諦めたくなかったため、胚培養士を目指して研究室に入りました。厳しい研究を続ける中で胚培養士になりたい気持ちは高まる一方、体への負担が大きく持病が悪化してしまいました。

「誰かの役に立ちたい」という思いが二度断たれ、諦めかけた時、現在の夫と出会い、彼の店舗運営を手伝うことで新しい役割を見つけることができました。経理やお金の管理はそれまでのキャリアとは全く異なる分野でしたが、幅広い知識を身に付けたいと考え、税理士法人でアルバイトからスタートしました。積極的に学び、慣れない仕事にもチャレンジしていくことで、次第に仕事を任されるようになり、最終的にはクライアントの会計を担当するようになりました。この経験を通じて、仕事の楽しさを感じるようになり、外から事業を支えるのではなく、同じ目標を持つ仲間と一緒に事業を成長させたいと思いを強くもつようになりました。

その後、事業会社でのポジションを探す中でニッチトップ企業との出会いがあり、経理責任者として入社しました。ところが、思い描いていた「会社の目標に向かって仲間と走る」という環境とはだいぶ違うものでした。成長意欲が高い会社はどこかと思い描いたとき、これまでは全く関わりがありませんでしたが、ベンチャーに身を置くのがいいのではないかと思い始めました。

ベジクルへ入社したきっかけ

ベンチャー企業を探していた中で、たまたま人の縁からベジクルを紹介され、取締役の岩崎と面談をしました。特に業界は絞らず探していましたが、岩崎から、「うち、八百屋さんなんだけど」と言われた時、いい意味で泥臭そうで仲間と七転八倒しながら目標に向かって頑張ることができそう、というイメージを持ちました。のちに、代表の池田と面談した際には、経理が定着せず混沌とした業況にあることを聞かされ、「無理だと思ったら入社しなくて良いよ」とも言われました。その言葉に逆に奮起し、「やってやる」という思いで入社を決めました。

今振り返ると、税理士法人に入社する際も「持病があるからといって容赦はしない」という向こうからの言葉に奮起して入社するなど、重要な選択をするときは、自分が抱く悔しさを踏切版にしていたように思います。

ベジクルでの業務

入社後は一人経理として月次決算に取り組みました。当初は問題なく進んでいましたが、掘り下げるほどに混沌とした状況が明らかになり、やるべきことが次々と出てくる状態でした。そんな中で、「やってやる魂」に火が付き、整理整頓を一気に進めました。山のような書類を精査し、お取引先の協力も得ながら、地道に確認作業を進めました。途方に暮れるような作業でしたが、「やり切る」ことを目標に進めました。

ベジクルはベンチャーらしい気質を持ちながらも、一般的なスタートアップのようにまっさらなところからプロセスを作れる訳ではなく、事業の歴史の中で積み上げられてきた最適とは言えないプロセスをどんどんアップデートしていく必要があり、その困難さと楽しさを感じています。現在は仲間も増え、チームとして動く感覚を持てるようになりましが、最初のうちは一人経理でもあり、コーポレートも人数が少なく、孤軍奮闘している感覚が強かったです。

今では経営会議にも参加するようになり、会社が向かっている方向をよりリアルに実感するようになってからは、ただ単純に経理業務をやるにとどまらず、経理がどのように事業成長に影響していくのかということを意識するようにもなりました。

ベジクルで働いて感じること

入社前に代表の池田と話をしたときに、彼の熱量の高さを感じました。その印象は今でも変わりません。ベジクルは、この業界の中では相当スマートな業務プロセスを構築しているとは思いますが、業界自体がまだまだアップデートの余地がたくさんあるため、泥臭さは想像以上でした。業界の改革は容易ではありませんが、ベジクルにはその挑戦をやり切る仲間がいると感じています。私を奮起させた「大変そうだと思うなら無理して来なくてもよい」という趣旨の池田の発言も、第二創業という簡単ではないことを成し遂げようとするために、強い仲間を集めたいという気持ちから出たものだと理解しました。

ベジクルでは、これまでの歴史を大切にしつつ、新しいやり方を模索し、変革を進めていくために強い結束力と信頼関係が大きな役割を果たしています。混沌とした状況の中だと人間はドライな対応になりがちですが、ベジクルにいる仲間は理由を話すと理解してくれて、まっすぐに向き合ってくれる印章を抱いています。

私自身は、自分に高い期待値を設定しそのプレッシャーを跳ね返そうとすることでパフォーマンスを発揮するスタイルですが、チームへの期待値はそれぞれの状況や感じ方を踏まえることが重要だと感じています。ベジクルでは、お互いにその感覚を確認しながら進めることができる環境だと思います。

ベジクルでのミッション

事業の成長に伴い、業務量は増えますが、柔軟に対応しつつ、人力に頼らないプロセスを構築することが大切です。みんなが業務拡大を楽しめる環境を作りたいと思っています。経理は会社の「数字」を扱う重要な役割で、間違ったメッセージを伝えれば経営判断が狂う可能性があります。私は「会社の実態を伝え、迅速な経営判断を促す」ことを目標に、経理業務に取り組んでいます。

一緒に働きたい人

素直で変化を楽しめる方は、ベジクルの環境にフィットすると思います! ガッツを持ちながらも、よく笑って仕事を楽しめる人は素敵だなと思っています。それぞれが持つ個性を活かし、会社の成長に貢献していきたいです!

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