「失敗、大歓迎!」全社でAIを使い倒す、バニッシュ・スタンダード第1回AI勉強会の裏側 | 株式会社バニッシュ・スタンダード
こんにちは!バニッシュ・スタンダードの採用広報チームです。最近、ニュースでもSNSでも「AI」や「データ活用」の話題を見ない日はありませんよね。皆さんの会社では、日々の業務に最新のテクノロジーを...
https://www.wantedly.com/companies/v-standard/post_articles/1057465
こんにちは!バニッシュ・スタンダードの採用広報チームです。
最近、ニュースでもSNSでも「AI」や「データ活用」の話題を見ない日はありませんよね。多くの企業でツールの導入が進んでいますが、「一部のエンジニアや感度の高いメンバーだけが使っていて、全社的には浸透していない」「なんとなく便利そうだけど、自分の業務にどう活かせばいいかわからない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
バニッシュ・スタンダードでも、「すべての事業・業務において、データとAIを活用していく」という大きなテーマを全社方針として掲げています。しかし、方針を伝えて「はい、明日から使ってね」で魔法のように全員が使いこなせるようになるわけではありません。
そこで私たちは、「一人で悩むより、みんなでワイワイ遊びながら学ぼう!」というスタンスのもと、全社員を対象とした「AI活用勉強会」を定期開催しています。今回は、先日開催されたばかりの「第2回 AI活用勉強会」の様子をたっぷりレポートします!
単なるツールの操作説明会ではなく、私たちの「カルチャー」や「学びに対するスタンス」がぎゅっと詰まった時間になりました。「バニッシュ・スタンダードって、普段どんな雰囲気なの?」「本当にフラットな組織なの?」というリアルな空気感が、この記事から少しでも伝われば嬉しいです!
事の発端は、全社方針として「データ×AIの活用」が打ち出されたことでした。もちろん、社内にはすでに日常的にAIを使いこなしているメンバーもいますが、全社を見渡すと「何から手をつければいいかわからない」「どんなプロンプト(指示)を書けば正解なのか不安」という声もありました。
そこで立ち上がったのが、有志のメンバーによるAI勉強会です。 目的は、完璧な知識や高度なプログラミングスキルを身につけることではありません。「AIをみんなが自由自在に、まるで自分の手足のように使える状態にする」ことです。
第1回の勉強会では「まずは触ってみる」ことをゴールに設定しましたが、今回の第2回では一歩踏み込み、「実際の業務の中でどう使っているか」「どうすればもっと効率化できるか」という「生きた事例の共有」にフォーカスしました。
新しい技術へのハードルを極限まで下げ、「試すこと」そのものを楽しむ。それが、私たちの組織らしいスタートの切り方であり、この勉強会に込められた裏テーマでもあります。
4月中旬の火曜日。オフィスのセミナーエリアには多くのメンバーが集まり、オンラインからも多数のメンバーが画面越しに参加し、ハイブリッド形式での勉強会がスタートしました。
開始早々、ファシリテーターが画面越しにこう呼びかけました。 「この勉強会は、特定の専門家が教える場ではありません。みんなで教え合う場であり、参加しているみんなが『先生』です!」
そして、第1回から引き継がれている、この勉強会を象徴する「3つのルール」がスクリーンに映し出されます。
1. 正解はない。何でも試すこと自体が正解
2. 失敗談や『よくわからない』は大歓迎
3. わからなかったら隣に聞く。わかったら隣に教える
「今日も正解は求めません! うまくいかなくても、どんな変な回答が返ってきても全然OKです!」という言葉で、会場の少し緊張していた空気がスッと緩みました。
冒頭、ファシリテーターから「事例共有のための社内Wikiページを作りました!」という報告がありました。しかし、ここからがバニッシュ・スタンダードらしいところ。 「でも、Wikiに事例を毎回書き込んでアップするのって、結構面倒くさいですよね? だから、AIのチャット画面で『これをWikiにアップして』と指示するだけで、自動でページが作成される仕組みも作っておきました!」 この報告には、「そこまで自動化するのか!」と会場から笑いとどよめきが起きました。
続いて、すでに業務でAIを活用している3名のメンバーが「先生」となり、5分ずつのショートプレゼンで自身の事例をシェアしてくれました。
1. 「非エンジニアでも、ノーコードで業務アプリが作れた!」
最初の先生は、マーケティングやデザイン領域を担当するメンバー。AIを「施策の壁打ち相手」として活用するプロンプトの工夫に加え、なんと「ソースコードを1文字も書かずに、画像をアップロードして編集・ダウンロードできるような社内向けツールを作ってしまった」という事例を発表。「専門知識がなくても、こんな仕組みが作れるの!?」と参加者は釘付けになりました。
2. 「膨大なクライアントデータを、優秀な助手(AI)と分析する」
2人目の先生は、実際の顧客データ(もちろん機密情報は伏せた上で)の分析事例をシェア。「AIにCSVデータを読み込ませて、『このデータからどんな分析ができる?』と相談するところから始めた」とのこと。結果的に、「どんな要素を組み合わせれば、最もパフォーマンスが高くなるか」というインサイトを導き出し、「自分より優秀な助手が横で手伝ってくれている感覚です」と語ってくれました。
3. 「いつもの指示をテンプレ化して、専用AIアシスタントを爆誕させる」
最後の先生は、AIの機能を駆使して「自分好みの設定をスキル(テンプレート)化する」というライフハックを披露。毎回「あなたは〇〇の専門家です」と指示を書く手間を省き、最初から特定の知識を持ったアシスタントを作り出す方法です。「これを使えば、誰でも簡単にあの人っぽいトーンの資料を作れるようになります!」という発表に、会場からは「後で設定方法教えて!」の声が飛び交いました。
後半は、グループに分かれていよいよハンズオン(実践)タイム。オフィス参加組もオンライン組も、さっそく先ほどの事例を真似てみたり、自分の業務の悩みをAIにぶつけてみたりと、それぞれの試行錯誤が始まりました。あちこちで画面を見せ合いながら、職種や年次に関係なく教え合う姿が見られ、まさに「大人の自由研究」のような盛り上がりを見せました。
ハンズオンを終え、最後の全体共有の時間。各グループから「今日やってみたこと」「得られた気づき」が次々と発表されました。そこで共有されたのは、ただの成功体験だけではありませんでした。
あるセールスメンバーからの発表で、会場は大きな笑いに包まれます。 「あの……僕、数日前に注力企業170社くらいのリストを作ったんです。1件1件企業のサイトにアクセスして、店舗数を調べてエクセルに入力して……2時間くらいかかりました。でも今、試しにそのリストをAIに投げて『店舗数を追加して』ってお願いしたら、たった3分で全部埋まって返ってきました。……俺の2時間は一体何だったんですか!(笑)」
「あるある!」「次からその2時間を別のアタックに使えるね!」と温かいヤジが飛ぶ中、この「リアルな痛みを伴う感動」こそが、参加者全員の心に深く刺さりました。
さらに印象的だったのは、「失敗の共有」が堂々と行われていたことです。
「AIに自分好みの優しいテイストのイラストを描かせようと設定してみたんです。でも、いざ『オフィスでラーメンを食べている男性を描いて』と指示したら、『全然違うやん!』って画像が出てきちゃって……(笑)うまく使いこなせなかったので、誰か助けてください!」
こんな風に、うまくいかなかったことをオープンに発表できるのが私たちの組織です。すると即座に、別のメンバーから「あ、それって設定のこの部分を押してから指示しないと反映されないんですよ!」「実は同じチャットルームで連続して指示するとブレることがあって……」と、解決策やノウハウが次々と提示されました。
一人の失敗が、その場で全員のナレッジに変わっていく。これこそが、「ただの操作説明会」ではない、バニッシュ・スタンダードの勉強会の真骨頂です。
さらに、あるグループからはこんな画期的なアイデアも飛び出しました。 「社内に蓄積されている過去のドキュメントやSlackのやり取りを、AIのプロジェクト機能に全部読み込ませられないかな? そうすれば、以前退職してしまった社内の生き字引的な存在だった『〇〇さん』の代わりになる『AI〇〇さん』が作れるんじゃないかと思って試しています!」
「わからないことがあれば、とりあえずあの人に聞く」という属人化の課題を、AIを活用して組織全体で解決しようとするアプローチ。単なる個人の業務効率化を超えて、会社全体のナレッジマネジメントに視点が上がっていることに、参加者全員が深く頷いていました。
この勉強会を通じて見えてきたのは、AIツールの便利な使い方だけではありません。私たちの根底に流れる「カルチャー」そのものです。
勉強会の終盤、代表からは全社に向けてこんな熱いメッセージが送られました。
「今はみんな、自分の業務を効率化することを中心にAIを使っていると思うし、まずはそれでいい。でも、僕らが目指している最終段階は、『常に開発者に頼ってモノを作っていく状態を飛び越える』こと。つまり、誰でもサービス開発や価値創造をしていけるような状態に、できるだけ近づけていきたいんだよね」
「そのためには、とにかく触ったもん勝ち! 自分の業務を楽にするだけじゃなく、『嘘でしょ?こんな使い方もあるの?』という領域までどんどん踏み込んでほしい。プライベートのことでも何でもいいから、とにかくAIに触れて、失敗して、スピード感を持ってハイパフォーマンスな仕事ができるようになっていこう!」
この言葉には、バニッシュ・スタンダードが大切にしているスタンスが凝縮されています。
トップダウンではなく、ボトムアップで遊び尽くす 「これを使いなさい」と強制されるのではなく、現場のメンバーが自発的に「こんな面白い使い方があったよ!」「これ失敗したから気をつけて!」とワイワイ共有し合う。
フラットに教え合う、心理的安全性の高さ 新しい技術の前では、誰もが初心者です。「知っている人が偉い」のではなく、「わからない」と素直に言える環境があり、互いにつまずきをカバーし合いながら全体の底上げをしていく。
「とりあえずやってみる」を称賛する 最初から100点満点を狙って立ち止まるよりも、まずは打席に立ってバットを振ってみる。「試すこと自体が正解」というルールは、AI活用に限らず、私たちのすべての事業・挑戦に対する姿勢そのものです。
「今日からこれをやってみる!」「こんなプロンプト作ってみた!」 約1時間の勉強会が終わった直後から、社内のSlackチャンネルには熱のこもった宣言やアウトプットが次々と投稿され続けています。大盛況のうちに終わった第2回ですが、すでに「次回の第3回でこんなことをやりたい!」という企画も動き出しています。
バニッシュ・スタンダードの「データ×AI」の旅は、まだ始まったばかり。手探りの部分も多いですが、この頼もしくも面白い仲間たちとなら、きっと見たことのない景色を開拓していけると確信しています。
ここまで長文にお付き合いいただき、ありがとうございました! この記事を通じて、「バニッシュ・スタンダードって、なんか面白そうな会社だな」「自分もこの環境で、ワイワイ言いながら新しい技術にチャレンジしてみたいな」と、少しでも心が動いたなら嬉しいです。
私たちには、まだ見ぬ課題がたくさんあり、それを一緒に「面白がりながら」解決していく仲間が必要です。「今の自分のスキルには自信がないけれど、とりあえずやってみる好奇心なら誰にも負けない!」という方、大歓迎です。
もし、私たちが大切にしている「失敗を歓迎するカルチャー」や「フラットに教え合う空気感」に少しでも惹かれたなら、ぜひ一度カジュアルにお話ししてみませんか?
あなたとお会いし、これから先の未来を一緒に作っていけることを、メンバー一同心より楽しみにしています!
第1回AI勉強会の様子はこちらです☺️