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ユーティルのバリューに関して代表とメンバーへ根掘り葉掘り聞きました!

DX領域のNo1プラットフォームを目指し、Webに関する相談カウンター「Web幹事」やシステムに関する相談カウンター「システム幹事」を運営している株式会社ユーティル。現在ユーティルでは一緒に働くメンバーを募集しています。

では、ユーティルが大切にしている考え方とは一体どのようなものなのでしょうか。そこで今回は、2部構成でバリューについてをお伝えします。

  1. 代表の岩田にリニューアルしたバリューへのこだわりを語ってもらいました。
  2. マネージャー陣にバリューについてコメントをもらいました。

■バリューは道筋の方向性を決めるコンパス


──早速ですが、バリューとはどういうものですか?

パーパスという北極星のようなものに向かって、どういうコンパスで僕らは進んでいくのか。山の登り方だったり、北極星への向かい方だったり……道筋の方向性を決めるコンパスみたいなものがバリューであると認識しています。

パーパスは、ほとんど近づかないけれど目指す先。極端な話を言うと、300年先、僕がいなくなってもユーティルはここを目指し続ける、という場所です。そこに近づいていくために、10年や20年などのスパンで決めるべき大きな山がミッションだと思っています。

弊社では、パーパスをあえてキャッチコピー的にしっかり落とし込んでおらず、仕事自体をもっと楽しくしていこう、仕事の時間を豊かにすることで人生を豊かにしていこうという風に掲げています。

そのために、今のご時世はデジタル化が一番レバレッジがかかるよねというところで、一番最初の山であるミッションを「デジタル化をもっと簡単に」と設定。この山を登る時のバリューを新たに7つ決めました。

─パーパスとミッション、バリューはずっと変わらないんですか?

パーパスは変わりません。ミッションやバリューは、今後も変わっていくと思います。

バリューは、僕の中で山の登り方という感覚でして。その時に取るべきルート(=バリュー)はその時によって結構変わるはずだと思っています。

対してパーパスは、根本の目指すところなので、コロコロ変わってたら困りますよね。なので、パーパスは変わりませんが、ミッションとバリューはこれからも変えていくと思います。

■スピリットを踏襲しバリューへ

──7つのバリューはどのように生まれたのですか?

2022年に入った頃から本格的にメンバーが増え、会社としてのチームを考えた時に、会社が何を大事にするかをより言語化し、明確にする必要があると感じました。

元々、弊社には「合理的に決める」「自分で考え、動く」「チームで成果を出す」という3つのスピリットがありましたが、この3つだと何かが足りない。じゃあ増やそう、増やすついでに全て考え直そうと思い、リニューアルに至りました。

なので、スピリットを踏襲しているものが多く、立て付けや考え方が変わったものがバリューとなっていることが特徴です。

──どのような過程を経て最終決定までたどり着いたのでしょう?

最初の検討段階で、「会社として大事にするものは、根本として何から生まれるのだろう」ということを考えました。結果、創業者である僕が大事にしているものとは、会社がどういったコンセプトをもって生まれたのかを考え直してみました。

そこで出てきたのが社名の由来。ユーティルは「Utility+till」で便利になるものや役立つものと開拓するとの造語で、何か人の役に立つものを作って開拓しようというのが元々のコンセプトでした。なので、やはり人の役に立つ、それすなわち誰かの課題を解決することが考え方の根本にあります。

それが一番上にあり、では誰かの課題を解決するためには、主体的に自分で動ける人は大事だよねとなりました。主体的に動きさえすれば、課題に対して興味を持てるし、アプローチも深くなるはずです。

さらに、主体性を発揮するとはどういう状況かを考えた時、「120点を取る」「最短ルートを取る」「合理的に決める」ことが大切だとなりました。

なので、ユーティルのバリューは、実は3つのレイヤーになっています。字の大きさが異なるのは、このレイヤーの違いを表しています。

・基本的なレイヤー:チームワーク・誠実

・重視していくレイヤー:徹底的・合理的・スピード

・中でも重要なレイヤー:課題解決・主体性

■こだわりは「日常会話に溶け込むこと」

──では、それぞれのこだわりを詳しく教えてください。

バリューを考えている際に「日常会話に溶け込むものがいい」と思っていました。施策やアイデアが出てきた時に「それって〇〇だっけ」とバリューが常に会話として出てくるのがいいなと。そこはこだわりのひとつです。

──それぞれのワードはどのように決まったのでしょうか?

僕が考えつつ、デザイナーの方に調整してもらいました。よりインパクトを与えるために、一度「課題を歓迎しているか?」のように疑問系に変えてみたのですが、圧が強すぎてやめました。

僕を始めネガティブな人が多いので(笑)、「課題を歓迎しよう」など、柔らかく前向きに捉えられるような言葉尻をチョイスしています。

■「より良いチームになるために必要なこと」がバリューに

──バリューにはユーティルや、今のメンバーだからこそという部分は反映されていますか?

「今いる人たちだからこそこういうバリューだ」という発想を、そもそもしていないかもしれません。

今はスピード重視をかなり繰り返しメンバーに伝えているのですが、それはおそらく僕がこの組織においてスピードが課題のひとつだと認識しているからです。なので、今いるメンバー起点で考えているよりは、今あるチームに足りないもの起点、「もっとこういうものが備わっていくと、より良いチームになるよね」という発想で作っています。

100名規模の会社になった時はおそらく大事にするものも変わっているはずなので、バリューも変わっていくだろうなと思っています。

■評価制度との連動、ワークショップで浸透させたい

──バリューを浸透させるための施策は考えていますか?

施策というよりも仕組みに近いですが、評価制度との連動を考えています。当たり前のことですが……。定量的な評価だけではなく、バリューに基づいた定性評価を入れ、出来たポイントと出来なかったポイントを上司と一緒に定期的に考えてもらいたいと思っています。少なくとも3カ月に一度は思い出す機会を作りたいですね。

そこにプラスして、ワークショップなどを開催し、バリューや会社のビジョンについてメンバーみんなで議論する機会も設けたいと思います。

■バリューは使われないと意味がない!実際に役員・マネージャーに聞いてみた

▼DXアドバイザー・後藤雄太郎

──バリューについての率直な感想をお聞かせください。

基本的に好意的です。コアメンバーは常に意識していることではあるとは思いますが、組織が大きくなるに伴い分かりやすく言語化され、見える化されたのはとても良いことだなと。

個人的に実際に1社目がバリューを大切にしている会社だったのですが、その後の自分自身の行動指針にもなっていったので、こういうものがあると良いなと思います。

──バリューの中でお気に入りはありますか?

主体性かな。「自分で考え自分で動こう」が一番好きです。

昔から、「仕事をさせられている人ではなく仕事をしている人と働きたい」と思っているので、そう考えると“主体性”が一番近い気がします。

──今後、意識的に取り組んでいきたいバリューはありますか?

スピードと徹底的は意識していきたいです。自分自身で完結するのであれば良いですが、チームでやっていくとなるとまだまだ足りないと感じるので、より意識していかなければいけないと思っています。

▼開発チーム・杉山立樹

──新しいバリュー、率直にいかがですか?

とても分かりやすくて良いなと思いました。もちろん前のものも悪いとは思っていませんが、文章よりも単語である方が分かりやすいなと。

単語の方が、それらを繋げて目標やスローガンを作りやすいですし、訴求するポイントが単語としてあるところがとても良いと感じています。

──お気に入りのバリューはありますか?

チームワークが一番かなと思います。

ベンチャー企業なので、主体性やスピードはある程度誰しもが持っている、最低限備えているかなと思っています。

中途でその道のプロフェッショナルの方たちが集まっているので、その中で1人プレイにならないというか、いかに掛け算をして成果を出していくかが一番大事だと思っています。

──今後、意識的に取り組んでいきたいバリューはありますか?

開発チームとしては、スピードと徹底的の掛け合わせを意識的に大事にしていきたいです。

これからスケールしていくと言われている中で、プロダクトを強固にしていくことはもちろん、「こういう施策をやりたい」と言われた時に、リードタイムを短く実装できることが重要になってくると思います。

また、「これやってみよう」とチャレンジし、ダメだった時に「やめよう」「やっぱりこっちにしよう」といった切り替えの速さであるスピードと、システム的に安定性を徹底的に求めていくところを両立すべきだとも思っていまして。これからは、ビジネスサイドに重きを置いてどう支えていくかがポイントになると思っています。

▼マーケティングチーム・長崎よしたか

──バリューについての率直な感想をお聞かせください。

バリューがこういった形でルールとして決まったことで、僕としてはコンパスが出来たというか。基準になることだと思ってるので、非常にポジティブに捉えています。

──バリューの中でお気に入りはありますか?

「課題解決」ですね。

単純に自分が課題解決をするのが好きということもありますし、ユーティルは成長スピードが早いので、想像もしないものを目標として立てて挑戦することもあり、そこが非常に好きな部分なので、「課題を歓迎しよう」はまさにそれを表しているのかなと感じています。

──今後、意識的に取り組んでいきたいバリューはありますか?

「課題を歓迎しよう」と「最短ルートを探そう」が僕の特徴なので、その上で「スピードを重視しよう」をもっと出せたらいいなと思っています。そこが課題ですね。PDCAの回転スピードやタスクスピード、やり切るスピードをより上げていけたらと。

▼執行役員・峯村 耕太郎

──バリューについての率直な感想をお聞かせください。

すごく良いなと。ユーティルらしさが表れていますよね。このバリューをやっていくと、大きな山を登っていく上でゴールに進んでいけるイメージができるなと思いました。

今後、まだまだやっていかなければいけないことの方が多い中で、正解が見えない仕事の方が多いと思うんです。バリューは、その渦中で迷ったり不安を感じたりした時の道標になるなと感じました。

──バリューの中でお気に入りはありますか?

個人的には「スピードを重視しよう」がとても好きです。というのも、これには他のバリューの要素も含まれてる気がするんですよね。

「スピードを重視しよう」はつまり、ゴールに向かってスピードを出すという話だと思うので……。スピードを出すとなると、自分で課題を受け入れ、主体的に動き、最短ルートを探していく必要があるなということと、ゴールに向かってスピードを出す中ではきっと失敗の方が多いと思うので、その中でも最適解を見つける、泥臭くやる必要があると。

そして、スピードを出すのは自分だけでは限界があるので、チームで取り組むことで最速になっていく部分もあると思います。なので、いろいろ含まれていてそこが一番好きです。

──今後、意識的に取り組んでいきたいバリューはありますか?

「課題を歓迎しよう」です。

これから組織が大きくなったり、出来ることややりたいことが増えていったりすると、おそらく課題が増えてくると思うんです。課題が増える=成長の証だと捉え、それをチームで解決していく文化が、会社や事業、自分自身を強く、面白くしていってくれると思うので、「課題を歓迎しよう」という文化があると、ユーティルらしさも出てくる気がしています。

▼CTO・横道勝信

──バリューについての率直な感想をお聞かせください。

組織としての考え方が明文化されているのはいいことだと感じます。僕としても、メンバーをマネジメントする上での指針がある方が伝えやすいので、これを軸に指導を進めていきたいと思っています。

もちろん立てて終わりではなく、定期的にバリューやキャッチフレーズの見直しを行っていきたいですね。

──バリューの中でお気に入りはありますか?

「泥臭くやり抜こう」が気に入っています。他の会社との違いが一番出ていて、ユーティルらしさを表している部分だと思います。

ただし、仕事をする上では60点の状態で出すことも大事なので、メンバー層に指導する際には注意しなければいけないとも思っていますけどね。

──今後、意識的に取り組んでいきたいバリューはありますか?

「チームで結果を出そう」「スピードを重視しよう」「課題を歓迎しよう」の3点です。これは、エンジニア用の採用サイトでも取り上げる予定でいまして。今のユーティルのフェーズ的に、開発組織には特に求められる点だと思っています。

▼採用広報チーム・幸重優

──バリューについての率直な感想をお聞かせください。

めっちゃユーティルらしいですよね。

ユーティルのメンバーはみんな持っているであろう特徴ですし、その中で得意や適正はあっても、どれも大事ということはみんなが分かってくれているのではないかと思っています。

──バリューの中でお気に入りはありますか?

「自分で考え自分で動こう」が好きです。

私自身がやったことのない業務でユーティルに入社しているので、自分にとって「この業務はこうあるべき」という前提条件がないんです。私にとっての今年度のゴールは「年間30名採用すること」。

つまり、媒体を使おうがエージェントさんと連携しようが何でも良いから、目標を達成することが重要で、その中で自分に合う方法を自分で考えて結果を出すという意味で、主体性が一番気に入っています。

──今後、意識的に取り組んでいきたいバリューはありますか?

「泥臭くやり抜こう」と「スピードを重視しよう」ですね。

上場するには、結果にコミットすることが重要。そのためには、徹底的にやることと速くすることの掛け算が大事になると思うので、その二つを意識して取り組んでいけると良いと思います。

──ユーティルでは、バリューに共感していただける方の募集をしています!ぜひ気になった方は気軽にエントリーください!

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