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「社員のやりがいをつくり、もっと活躍できるしくみをつくる」IT全面刷新プロジェクトにかける想い

柴田 英里沙(しばた えりさ)

経営改革部門 デジタル推進ユニット 統括部長 (2019年6月入社)

■これまでのご経歴を教えてください。

大学では情報系を専攻しており、1社目はSIerに就職しました。元々、モノ作りが好き&チームプレイも好きという志向があり、個人業務よりプロジェクト型でモノづくりがしたいという動機でSIerを選びました。そこから、プロジェクトを進める中で、「システムだけで応えていくことは限られるな・・・」「自分が要件を決める側に行きたい」という気持ちが芽生え始め、2社目は、事業会社のITポジションに転職をしました。

2社目は大手アパレルメーカーで規模が大きく、スケールが大きい仕事でした。

グローバル化も進んでおり、プロジェクトメンバーも外国人で、とてもチャレンジングな環境でしたが、「できることでなく、やったことないことをやるのが好き」という自分の性格もあり、飛び込んでみました。入社後は経営計画のシステム構築プロジェクトや、店舗系のシステム構築など、何もかも手探りでしたが、結果いろいろな経験を積むことができました。


■UTグループとの出会い―――

当時の会社では、たくさんの新たな経験を積むことができましたが、スケールが大きな仕事でもあり、全体が見えなくなっていました。

「もっと全体を見渡せる仕事がしたい」「服も面白いが、"人" に関わる仕事がしてみたい」「より社会的意義を感じる仕事もしたい」という想いがふつふつと芽生え始めた頃、元々前職で繋がりがあった現在の上司からの誘いもあり、UTグループに出会うことになりました。

当時、上司からは、「面白い会社だよ」とUTグループのビジネスの伸びや、社長の若山さんの人柄などを聞きました。そこへの共感はもちろん、自分とは真逆のタイプで、とても尊敬している「この人が言うなら」とUTグループに飛び込んだわけです。


■入社後に感じたUTグループはどうでしたか?GAPはありましたか?

良いGAPは、この規模感でも、朝礼で社長がLIVEで話すことでした。

前職では社長の存在が遠すぎましたが、UTグループでは社長が直接わかりやすい言葉でメッセージを発信しているところがいいなと思いました。そして、会社のトップが実現したい「こうだ!」に社員が素直に突き進むスピード感がとてもすごいと感じています。

一方で、スピードを重視しているがゆえに、これまでの知見が積みあがっていないところは課題でもあるのかなと感じました。


■現在携わっている業務やプロジェクトの背景についても教えてください。

現在のUTグループでは、会社の急拡大のカーブを維持したまま、この先も成長していくという経営戦略をたてています。しかし、売り上げが上がっても、今のやり方ではその分コストが掛かるため、利益が上がらないという構造上の課題があります。

利益が上がらないということは、派遣先現場で働く社員の給料や環境を改善することができず、結果的には「はたらく力で、イキイキをつくる。」というビジョンも実現できなくなってしまいます。

無駄をやめ、やるべきことをやれる環境を作り、環境を提供することで全社員の「やりがい」をもっと作らなければいけないというところからITの全面刷新プロジェクトがスタートしています。

私がいるデジタル推進ユニットでは、まずは各現場の「業務がどうあるべきか?」を、ヒアリングして把握し、現場だけでなく経営視点も加え、実現できるシステムを考えてきました。

プロジェクトは2ヵ年の構想で、経営戦略をスピード感もって実現するためには、短期間でドラスティックに全面刷新していかなければいけないという状況でもあります。



■プロジェクト体制やプロジェクトの内容も教えてください

当社のIT関連のチームは、デジタル推進ユニットとICTユニットの2つのチームがあり、総勢23名ほどのメンバーがいます。各プロジェクトにより、この2つのチームからメンバーをアサインし、プロジェクトには、関連する担当部門の方々にも入っていただいています。現在進行中のプロジェクトでは、

①現場系システムのプロジェクト

②バックオフィスシステムのプロジェクト

③データの可視化・連携、アーキテクチャ系のプロジェクト

④インフラ系のプロジェクト

⑤M&Aに伴うPMIのプロジェクト

が動いています。外部のITベンダーさんにもご協力はいただいていますが、少数精鋭のプロジェクト体制です。


■チームメンバーはどんな方々がいるのでしょうか?

チームメンバーの9割は中途入社で、皆さんいろいろなバックボーンをお持ちです。

システム開発出身、コンサル出身、自ら会社をやっていた方、ベンチャーで役員でありながら「やはり現場が好き」と転職をされてきた方もいます。

平均年齢は30代後半で、皆プロフェッショナルな方々ですね。各々が自律して仕事しているという雰囲気です。しかし、それぞれの得意分野や、苦手なこともあるので、お互いの得意を活かしてフォローしあう雰囲気ではあります。大人な組織ですね。



■業務やプロジェクトをすすめる上で苦労などありましたか?

2年間という短期間で全面刷新というプロジェクトのスピード感を維持しなければならないのですが、業務プロセスが標準化されてないことや、方針が決まっていないこともとても多く、その点は苦労しています。

これまでの会社では基本の業務は標準化されており、すでにツールもあり、「どうするべきか」という指針がありました。しかし、今成長段階にあるUTグループでは、「どうあるべきか」から自分たちで決めていかなければいけない。

経営や、関連部署、チームメンバーとも協議をしながら、たくさんの「どうあるべきか」を決めていくという大変さや苦しさはあります。そういった意味では、「こうすべき」を自分から働きかけ、部門の垣根を越えて人を動かす、プロジェクトをリードする力が求められ、大いに成長できる環境だなと思います。


■これまでとはまた違う環境での仕事かと思いますが、プロジェクトを進める上で経験が活きた部分はありますか?

私は優秀なプログラマーではありませんでしたが、これまでも開発は担当していたので、システム構築におけるポイントは抑えてベンダーと会話はします。社内で私たちはITのプロフェッショナルなので、対等に協議・交渉できることは必須だと考えています。

また、社内の各部署との会話も重要です。部署の方々の想いや考えを正しく理解できるよう幅広く学びながら、同時に「わかるように伝える」ということはいろいろな価値観、バックボーンの人々と共に働いた2社目の経験が活きていると感じます。


■柴田さんのこれからのキャリアやチームの展望もあればお聞かせください

いまのミッションはコスト削減がメインの目的ですが、このプロジェクトを終えた次のステップがまさに私がやっていきたいと考えていることです。

すべての業務が有機的に繋がった基盤で情報を集め、活用するということなのですが、例えば、会社の中には、長年の経験値や知識からできる改善のノウハウがたくさん蓄積されています。それを裏付けられるデータや新たな気づきを与える情報を繋いでいくことで、よりスピーディに経営が意思決定できるようにしたり、各社員がより良い仕事をしていくための発想を広げ、改善・改革を推進できる環境を提供したり、していきたいと考えています。現場で働く社員をケアできるような仕組みも作れるといいですね。


■最後に、これから入社を検討されている方にメッセージをください。

あまり縛られず働きたい人や、自律した人はとてもいい環境だと思います。いろいろな経験、キャラクターの人もいるのでとても刺激がありますし、面白いです。

現在のプロジェクトは約半分が過ぎたところですが、これからがもっと、事業会社SEにとって面白くなるところです。ドラスティックに現状を変えていくことには、社長始め社員のコミットと大規模な投資が必要です。これまでの経験を活かし、チャレンジし続けたい方に是非応募をしていただきたいと思います。


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