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【職場のにおいに敏感な方へ】タバコ臭い人はいません。喫煙者は採用しないことに決定しました。

ユニアドでは24卒・25卒・26卒の学生インターンを募集しています。
※インターン実績校:東京大学 / 一橋大学 / 慶應義塾大学 / 早稲田大学 / 上智大学 / 明治大学 / 青山学院大学 / 中央大学 etc.
24卒・25卒・26卒の新卒採用は弊社で長期インターンを通過した学生のみを対象とする予定です。

さて、第2弾となる今回は「喫煙者を採用しない」という決定についてだ。その理由やこの判断によって会社が今後どうなると思うかを書いていきたい。

まず、大前提として私はタバコが大嫌いだ。

本当にこの世の中からタバコがなくなってほしいと考えている。

先日、人生で初めてひとりカラオケに行ったのだが、カラオケ店でさえ(失礼)全室禁煙になっているのだ。とてもよい取り組みだと思って率直に感動した。

星野リゾートなどを筆頭に、最近は喫煙者を採用しない企業が徐々に増えているとはいえ、まだまだマイノリティだ。

私は企業が求職者を選ぶ時代から、求職者が企業を選ぶ時代に変わってきていると感じている。そのため、よいと思ったことはさっさとやる。

ただ企業としては正当な理由が必要なので自分なりに考えた内容を自分の言葉で発信したい。


喫煙者を採用しないことに決めた理由は3つある。

  1. 臭いによる周囲への迷惑
  2. メンタル面への害
  3. 非喫煙者が抱く不公平感

それぞれ順に説明したいと思う。


1. 臭いによる周囲への迷惑

まず1点目はタバコの臭いによる周囲への迷惑だ。そもそもタバコは臭いので、タバコを吸うことによって服に臭いがついてしまう。そして服に臭いがついたままで仕事をする。このとき、吸っている本人は気付かなくても、吸わない人にとってはかなりの悪臭がする。

臭すぎる香水と同様、スメルハラスメントと呼ぶべきだ。もっとも香水とは違い、タバコは「少々ならいいニオイになる」ということはありえない。


2. メンタル面への害

2点目は、健康面の害はもちろんだが、タバコはメンタル面でも害をもたらすということだ。ニコチンが切れたときに集中力が切れたり、タバコを吸いたいのに吸えないことによってイライラしてしまう。

言わずもがな、それは非常にもったいないことだし、何よりも周りがそういう雰囲気を感じ取ってしまうのも決してよいことではない。


3. 非喫煙者が抱く不公平感

3点目は、喫煙者と非喫煙者との間には不公平が生じるということだ。例えば午前中に1回タバコに行き、お昼休憩があり、また16時頃にタバコに行き、こうなると会社の規定時間以外で休憩をしていることになる。これならまだかわいいほうで、回数制限なくタバコ休憩に行ってしまう人もいる。

会社でルールを設けたとしてもタバコを吸う人が多いと連帯意識を持ちやすくて、一緒に吸いに行くだとか、このタイミングで吸いに行くだとかが決まっていたりする。

タバコを吸っていない人の立場からすると会社の正式な休憩時間が1時間ある中で、喫煙者は1時間にプラスしてタバコ休憩もあるような状態は会社にとってよくない。

全員がタバコを吸っているのならそれでよいかもしれないが、タバコを吸う人・吸わない人がいるなら、吸わない人に合わせるべきだ。


当社における今後の採用基準について

・加熱式タバコについて

うちの話になるのだが、紙タバコだけでなくIQOSなどの加熱式タバコを吸っている人も不採用にすると決めた。非喫煙者からすると、どちらも大差がない。タバコを止めてIQOSにする人が増えてきたという話を耳にしたことがあるが、どちらにせよ臭いがすることには変わらないし、タバコ休憩を必要とすることには変わりはない。

・業務中はタバコを吸わない人について

もしも、普段はタバコを吸うが業務中は吸わないという人が面接に来ても、残念ながら不採用にする。中にはタバコを吸いたい気持ちを自分でコントロールできる人がいて、働く時間は本当に吸わないし、もしくは1日まったく吸わなくても問題がないという人もいるかもしれない。しかし、そういったものを認めてしまうとルールとして曖昧になってしまう。よって、喫煙しているという事実がある時点で採用しない。

ただし、これから禁煙する・現在禁煙中であるという場合は問題ない。例えばユニアドに4月から入社する場合、面接の時点でタバコを止めていたらOK。もう絶対に吸わないように、という条件の下で採用する。それは本人が止めようとしているから。そして、止めたという事実もあるからだ。


タバコを吸う現行の社員について

タバコを吸っている社員については今後、もちろん禁煙を勧める予定だ。

禁煙がきっかけでユニアドを離れてしまうという事態は避けなければならないが、私自身はタバコについて「百害あって一利なし」と考えている。一緒に働いてくれているからこそ心身が心配だ。本気で禁煙を勧めている。

それに、デジタルマーケティング業界は細かな数字を扱うことが非常に多い。

自分が何か作業しているときに話しかけられたりすると一気に集中力が途切れる。どこまでやったかも分からなくなるときもあると思う。

大雑把にはできない繊細な仕事だからこそ、集中力を発揮することが大事だ。ほかの社員のタバコの臭いで邪魔をされる、タバコ休憩に不公平感を覚える、そういう細かいところを企業としてしっかり直していかなければならない。


タバコのコミュニケーションはもはや必要ない

別にタバコを吸わなくても仕事上必要なコミュニケーションを取ることは可能だ。

普段の根回しというか、直接席に言って何かを言うよりも喫煙所でタバコを1本挟んだ方が仕事の深い話ができるというのを聞いたことがある。

もちろん、それは分からない話ではない。ただ、そのコミュニティの場を喫煙所に求めるのはどうなのかと思う。人員も少なく全員が顔を合わせて仕事をするユニアドとしては、そういうコミュニティは特に必要ないと考える。

タバコを吸わないという価値観を大切にする職場があってもよい

優秀な人材が喫煙者だった場合はどうするのか、ということを聞かれたことがある。これは難しいところだ。ただ、その逆もいるのではないかと考えている。つまり、優秀な非喫煙者が周囲のタバコ休憩、タバコ臭さなどといった勤務環境に不満を抱いているパターンだ。この場合、ユニアドはその非喫煙者にとってよりよい環境を提供することができると思う。


タバコは将来的にはなくなるし、なくなっても問題ない

日本全体としてタバコを吸わない人の割合は多くなっており、今後もこの傾向は続くと思う。若い人はほとんど吸っていないような印象すら感じている。

2020年の東京オリンピックの関係で喫煙所の多くが閉鎖されている。分煙のレベルではなく、全面禁煙のお店も多くなってきた。ところがそういったお店は決して売上を落としていない。


最後に:同じ価値観を持つ人と働きたい

働く上で、働き手同士の価値観は非常に重要になってくる。企業が掲げる理念もそうだし、今回の「喫煙者は採用しない」というのもそうだ。まだ人数が少ない今だからこそ、このタイミングで「喫煙者を採用しない」価値観を共有しておきたい。

ユニアドはこの判断によって、今後さらによくなると確信している。昔はタバコが当たり前の時代もあったかもしれないが、今の世の中は決してそうではない。時代の変化に企業側が柔軟に合わせるべきだと思っている。

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