1
/
5

データで”ヒト”と”組織”を科学する【うるるン挑戦記】

皆さん、こんにちは!
人事部の伊藤です。

先日よりスタートしている新連載”うるるン挑戦記”
本日は第2段をお届けします!

◆うるるン挑戦記とは?

うるるは”挑戦”を大事にする文化です。
うるるメンバーの挑戦的な取り組みや姿勢にフォーカスした連載企画です!

今回の挑戦者はこちら!


ープロフィール
・香取 眞登(かとり まこと)
・人事部 採用・組織開発課所属
・2019年に新卒第2期生として入社
・入社初年度はNJSS事業部にてカスタマーサクセスを担当し、その後人事へ異動
・キャンプ・ビール・サウナが大好き

新卒2年目から、領域の全く異なる分野へ異動をした香取。

未経験で人事という大きなジョブチェンジに加え、最近では人事部内でデータを活用した”HRデータダッシュボード”なるものを作成。

これまでになかなか着手出来なかった人事におけるデータ活用。新規性の高さはもちろん、データの汎用性は高く影響範囲の大きい取り組みです。

今回はそんな香取の挑戦に、迫ったぁ~~。(本家ナレーション風)


ー挑戦のきっかけを教えてください

今回は僕が人事部において挑戦した取り組みについてお話したいのですが、そもそも入社2年目で営業から人事に異動をしたことも、自分にとって大きな挑戦だったなと思いますね。

入社前の学生時代から人事領域には非常に興味がありました。

教育学部出身で人を活かす仕組みを学びたかったことに加え、当時所属をしていた学生団体でも「人事っぽい」役割を担っていまして。

新入部員の採用や、団体内へ評価基準を浸透させていく動きを経験するなかで、自らが作った仕組みによって組織としてあるべき姿に近づいていくことにやりがいを覚えていたんです。

入社前からの熱望が叶ってか、2年目に異動の打診を受けて人事として1年目は労務業務に携わり、給与計算や社会保険手続きなどの対応をしていました。

未知の領域の中でとにかく新たなことをインプットする日々。

僕の挑戦心に気付いてか、人事の中でも幅広い領域に足を突っ込ませてもらえていました。

労務や採用、成長支援と複数の領域をまたぐなかで、自ずと多くのデータに触れていくのですが、これらのデータをもっと活かせるのではないか?と考えたことがきっかけです。




↑新卒入社時の初々しい姿📷

ー具体的な内容を教えてください!

データ活用の取り組みとして開始したのが、「HRデータダッシュボード」という、従業員のあらゆる定量的な情報を業績と連動させ、可視化するというものです。

残業代や有給消化率、管理職比率、一人あたり売上高など複数のデータを算出し、経営層に開示をしています。

労務業務を担当して半年くらい経ったころでしょうか。

毎月の給与計算が終わるタイミングで管理職向けに残業時間を開示していたのですが、当時はあるがままのローデータを開示していただけだったんですよね。

もしかしたらエンゲージメントのスコアと連動しているかもしれないし、他にも見えてくるものが多いのではないか。人事はたくさんのデータを持っているのに、活かしきれていない気がしてもったいないなと感じました。

人事部長にも相談し、ちょうどその頃にピープルアナリティクスに関する情報を耳にすることが増えてきたこともあり、今だ!と取り組みを開始しました。

集計は一人で地道にやっていたのでなかなか苦労しましたね(笑)

「作業をする」部分よりも、データやカウントの定義をつくる部分が大変でした。

ありとあらゆる数字を出そうとすればいくらでも出来ますが、会社の状態を的確に把握するにあたり、何のデータが有効だろうか?というデータの定義にはじまり、

人数も変動するものなので、どこを起点にするかでも全く異なるデータになってしまうんですよね。

人事部長と相談しながらベストな形を模索し続けて、今期になって形を作ることができ、毎月更新・開示をするに至っています。


ーその後、どんな変化がありましたか?

現在は毎月経営層向けに開示をしているのですが、長期的に観測していくものなので目に見える変化はまだ感じられていないですね。

データを観測していくことは健康診断のようなものなので、観測を起点に様々な活用方法があると思っています。

例えば各事業部に展開をすることで、事業運営上の動きとデータを照らし合わせて見えてくる傾向があれば、改善に向けたアクションを起こしやすくなると思います。

分析をしたうえで人事から提案をしていくことも、今後は検討していきたいですね。

ピープルアナリティクスにおいては、「人の判断」と、「データの客観的な判断」の良い塩梅を取ることが大事だと耳にしたことがありますが、その通りだと感じていまして。

「データがこうだから、ここを改善してください!」と機械的に判断を下すのではなく、データを「ナマの情報」と掛け合わせて活用していきたいと考えています。

データを提示することによりあらゆる意思決定の納得感が増し、自信を持って一歩を踏み出せる状態を今後届けていきたいですね。


ーあなたにとって、挑戦とは?

「仕事を楽しいと感じるためのスパイス」ですね。

ちょっと格好よく言い過ぎたかな…(笑)

僕は言われたことをそのままやる。という状態が続いていくと、少し仕事がつまらなくなってしまうタイプの人間なんだと思います。

そのため自分発信でアウトプットを重ねていくことが楽しく働くために必要だと捉えています。

業務におけるあらゆる課題解決は常に意識し続けていく必要がありますが、課題解決をより楽しくするエッセンスが、自分なりに挑戦をすることなのかな、と。

うるるは、自分からやりたい!というと基本的に「やってみなはれ」精神というか。

背中を押すというよりも、「手を伸ばしたら握ってくれる」という表現がしっくりくるかも知れません。

こうしたうるるの風土があるからこそ、自分発信の仕事が出来るし、様々なところで挑戦が生まれていくのかなと感じています。

僕がこうした様々な挑戦を出来ているように、うるるの中でたくさんの挑戦が生まれていることにワクワクします。他の方の挑戦記も、楽しみにしてます!



<編集後記>

香取とは採用・組織開発課のチームメンバーとして一緒に働いているため、「うんうん、そんな感じする~」と思いながら聞いたエピソードでした。

どんな小さなことでも、絶対に「そのまま」やらない香取。

もっとこうしたらいいのではないか?と自分なりの工夫を取り入れ続ける姿勢には、同僚としてもとても刺激を受ける日々です!

これからもスパイスを注入し続けてくれることに期待ですね!

次の挑戦者も、お楽しみに…♪

Invitation from 株式会社うるる
If this story triggered your interest, have a chat with the team?
株式会社うるる's job postings

Weekly ranking

Show other rankings
Like Taeko Ito Ito's Story
Let Taeko Ito Ito's company know you're interested in their content