こんにちは!採用広報のねぇさんです。
今回は2021年3月入社「なおっぷ」のインタビューです。ぜひ、ご覧ください!
コーポレートITに関する質問や相談できる相手がたくさんいる
ーー今日はよろしくお願いします!はじめに自己紹介をお願いします。
よろしくお願いします!2021年3月入社のなおっぷです。私は会計専門学校を卒業後、人材教育コンサルティング会社に5年、エンジニア派遣会社に8ヶ月勤めました。UGは3社目で、現在はシェアード社員として3社のお客様を担当しています。
ーーありがとうございます!UG入社以前のことを詳しくお聞かせください。会計専門学校に進んだきっかけは何だったのですか?
高校時代、尊敬しているアルバイト先の先輩から『金持ち父さん 貧乏父さん』(著・ロバート キヨサキ)をもらって読んだことがきっかけです。高校生だった僕がそのとき理解できたのは「お金持ちになるにはお金の勉強をすること」「人と違う選択をすること」でした。それをそのまま受け取り、会計の専門学校に進学しました。
専門学校卒業後も、同級生のほとんどが企業の経理部門に就職するなか、僕は人材教育コンサルティング会社に就職して最初の半年間は新規開拓営業をしていました。その後1年半、社長秘書をしたのち、コーポレートIT部門に配属となりました。当時の社員数は200名くらいでした。
ーー就職して最初のお仕事が営業だったとは知りませんでした!コーポレートIT部門でのお仕事はいかがでしたか?
その会社はプログラミングなどの開発業務は外部に委託するという方針でした。配属当初はシステムの要件定義や設計などを期待されていたのですが、上司の急な退職によりコーポレートIT業務全体を管理するポジションになったんです。予定していた業務に加え、ヘルプデスクや社内ネットワークの運用、基幹システム開発のマネジメントなども担うことになりました。ただ、若いうちに責任を持つ立場に立てたことは、かけがえのない良い経験になりました。
ーーどんなきっかけで転職しようと思ったのですか?
ITを仕事にするなら一度はプログラミングをやってみたくて、コーポレートIT部門に配属されてから3年たったタイミングで9,000人が所属するエンジニア派遣会社に転職しました。
派遣先は社員数3,000人の自動車部品製造メーカーで、ERPパッケージの会計機能の開発に携わりました。ところが、プログラミングをやってみたくて転職したものの、派遣先でも社内ITやDX推進に関わることが増えていきました。それで、「手を動かすよりも口と頭を動かすほうが向いているのかもしれない」「大企業よりも中小企業のほうがおもしろい」ということに気づきました。中小企業には大企業にはない同僚や上司、経営者との距離感の近さを感じます。
「中小企業のコーポレートIT担当者になろう」と転職活動を始めてみたら、すぐにUGからスカウトメールが届きました(笑)
ーーUGのサービスや働き方を初めて知ったときの印象を教えてください。
コーポレートITの専門集団で働けるのが最大の魅力でした。
新卒1社目の会社で働いていたとき、上司がいなくなって誰にも聞けない状態が続きました。わからないことがあるとITベンダーの説明会に行ったり、営業の人をつかまえて質問したりして解決してきましたが、「結局誰に聞けば一番いいのか?」その答えにたどりつくまでに、毎回すごく時間がかかっていました。だから、転職するならある程度の人数がいるコーポレートIT部門で働きたかったんです。
UGは離れた場所で働いているメンバー同士、さまざまな手段(社内SNS、メール、Tel、近くにいたら直接…etc)でいつでも質問や相談ができると知り、「すごくうらやましい!!」と思ったのが入社の決め手です。
経営と現場をつなぐ重要な役割
ーー「人と違う選択をする」という考え方は今も続けていますか?
高校時代に本を読んで以来それほど意識することはなかったのですが、人の選択を気にしたり、自分と誰かを比較したりすることは一切ないです。結果的に選んでよかったことはあります。たとえば、会計を学んだことで、会計システム関連の仕事の引き合いを多くいただいています。今(2024年)は会計とITであったり「〇〇xIT」というようなビジネスとITの両方がわかる人材の需要がすごく高いのだと思います。
実は入社前から「会計に詳しい人が入社してくるらしい。うちのスクラム(※)に来てほしいな!」という話が社内で共有されていたみたいで、最初に担当するお客様はすぐに決まりました。今も3社担当しているお客様のうち2社は経理や会計の業務に携わっています。「もしほかのお客様が落ち着いて時間ができたら、うちでの稼働時間を増やしてほしい」と両方のお客様からご要望をいただいています。とてもありがたいことですね。
※スクラム=お客様ごとに、その企業を支援するメンバーで構成されたグループ
ーーそんなに頼りにされているのですね!お客様との関係を築くうえでどんなことを大切にしているのでしょうか?
とにかくコミュニケーションをとることを大切にしています。
例えばあるお客様先では、新たに管理会計システムを導入しました。これにより経理部門の方々は定常業務に加えて管理会計業務が増えることになってしまいます。限られた時間のなかで円滑に業務が回るよう、定常業務は何をしているのか、誰がどのタスクをいつまでにやるのかを常に明確にして、コミュニケーション不足にならないことを意識しています。
管理会計が実現することでお客様は合理的な意思決定をすることができ、会社の成長にもつながります。経営陣と現場の人たちをつなぐ橋渡し役としては腕の見せどころですね!
ーーほかにも印象的なエピソードがあれば、ぜひ聞かせてください。
複数の海外拠点をお持ちのお客様で各国それぞれ経理担当の方がいて、当初は拠点同士の連携が取れておらず、出てくる会計データに一貫性がありませんでした。そこで、CFOの方にも加わっていただき全拠点合同の定例ミーティングを開くことにしたところ、知識の共有や情報交換が活発になり、横の連携ができるようになりました。
正しい会計データを蓄積するという僕自身のミッションも達成でき、いい相乗効果になりました。
ーー会計業務以外ではどんなお仕事をしていますか?
会社のホームページの運用保守を複数のお客様先でやってきました。
中小企業の場合、ホームページの運用は他部門の人が兼任しているか、ITベンダーに運用を丸ごと依頼するケースが多いです。僕はそこに専門家として入って、見直すべきところはリニューアルを提案したり、ベンダーの品質に満足できなくなってきたときは新たなベンダー探しをお客様と一緒にしたりして、会社の顔として最高のホームページを一緒につくっています。
ーー今後新たに取り組んでいきたい領域はありますか?
非常に需要があるという観点で自分もやってみたいのは「セキュリティ」と「IPO」、要件定義の苦い経験から「自分も学ぼう」と考えたのは「UI・UX」、この3つです。
最近、自分は人よりも合理的であることへのこだわりが強く、「使い勝手や見た目を気にする性格である」と気がつきました。画面の動きやボタンの位置など、どういう意図でこうなっているのだろう?と、つい考えてしまうんです。違和感を覚えたり「このほうがいいのでは?」と思ったとき、的確な意見を出したり、自分から最適解を提示したりできるようになりたいですね。
何をやる・やらないもすべて自分次第
ーー入社して3年。なおっぷが感じるUGのよさって何でしょうか?
入社の決め手にもなったことですが、困ったときにすぐ社内の誰かに聞けることや、「知りたい」と思ったときに学べる環境があることです。コーポレートエンジニアにとってすごく恵まれた環境で、贅沢なことだと感じています。
また、コーポレートエンジニアに最適化されたスキル評価の仕組みがあることで、納得感を持って働けています。一つの会社に所属して働くよりも自分の努力次第で報酬を上げていける仕組みにも満足しています。
ーー長期的な展望はありますか?
具体的な展望はありません。時代の変化やIT技術の進歩によって、求められるスキルも携わる仕事も変わっていくと考えています。ただ、ITサービスと現場でそれを使う人との橋渡し役は長期にわたって重要な役割だと考えています。僕の感覚では、世の中のIT化が進んだといっても、各企業の成長とシステムの利便性・複雑性がうまく噛み合わず、実際に働いている人の負担が軽減されているという手応えをまだ得られていません。まだまだコーポレートエンジニアとして腕を磨いて、できることを増やしていきたいですね。
ーーめちゃくちゃ頼もしいです!それでは最後の質問です。なおっぷにとってUGとは?
何をやるかやらないかも、すべて自分次第。究極の自由と責任で成長していける場所です!
ーー今日はたくさんのお話ありがとうございました!