(TVISION INSIGHTS株式会社は、2022年10月1日よりREVISIO株式会社に社名変更いたしました。引き続きよろしくお願いいたします)
こんにちは。HRマネージャーの太田です。本日は弊社 REVISIOの開発チームのメインポジションである、バックエンドエンジニア職について、より深く知っていただきたいと思い、昨年11月にリードエンジニアとしてジョインした片岡さんと、データテクノロジー本部担当役員の森下さんがインタビュー形式でお話ししました。
<語り手>
- 森下光之助 データテクノロジー本部副本部長・執行役員 https://www.wantedly.com/id/mitsunosuke
- 片岡 基 開発マネージャー(バックエンドエンジニア)https://www.wantedly.com/id/motoi_kataoka
<質問のテーマ>
データテクノロジー本部 開発チームはどんなことをしていますか?
入社したらどんな開発にかかわれますか?
- REVISIO
の開発チームはどうしてバックエンドエンジニアしかいないんですか?
どんなチームにしていきたいですか?どんな志向の人が合いそうですか?
森下:
それでは、片岡さんよろしくおねがいいたします!まずはプロフィールやREVISIOにジョインしてくれた決め手を教えてください!
片岡:
こんにちは!僕は入社してまもなく半年になります。1社目は、小さいシステム受託開発会社で17年くらい、いろいろな業界のシステム開発に携わりました。2社目は、サッカーや野球などスポーツのデータを扱う会社へ。ずっとエンジニア畑を歩いてきて、REVISIOでも開発をバリバリやっています。
転職した背景としては、前職では上流工程をやることが多くなってしまったので、もっと自分で手を動かす開発がしたくて。面接でミッションや事業内容を聞いてユニークさを感じ、ここならいろいろチャレンジをしながら、高い技術を身につけられそうだと思い、入社を決めました。
森下:
ありがとうございます!
データテクノロジー本部 開発チームはどんなことをしていますか?
「印象に残るテレビCM」とは?さまざまな指標で要因を分析
https://tvisioninsights.co.jp/whitepaper/2021/8051/
森下:
そういえば、入社して3ヶ月くらいで、開発チームとデータサクセスチーム(DSチーム)は再編成となりまたよね。REVISIOデータの価値を最大化するにはどうしたらいいのだろう!と考えた結果データテクノロジー本部が立ち上がりました。実際今のチーム構成になってどうですか?少し開発チームとの役割分担について紹介していただけますか?
片岡:
いまの体制になってから、すごく良い状態で仕事が回せているなと感じます。
現在、開発チームは4名です。そのほかDSチームは6名で、そのうち3名がデータプラットフォームチームです。
いままでは開発チームがデータ基盤を作り、作られたデータをDSが分析していたのですが、今年4月くらいからDSにもデータエンジニアリングをやるチーム(データプラットフォームチーム)ができたんですよね。いまは開発チームとデータプラットフォームチームが週に1回定例会を設けて情報交換しながら、協力してデータ基盤を作っています。データプラットフォームチームができたおかげで、業務がかなり効率化していますね。
森下:
そうですね!より開発チームとデータサクセスチームが密接になりましたね。REVISIOにジョインして、データの会社だなと感じますか?
片岡:
REVISIOの強みは、日本でもうちにしかない希少性が高いデータを持っていること。プロダクトの作り方も独特で、新しいデータの切り口を見つけて、いろんなクライアントにハマりそうだと思ったら、それからプロダクトを作るというデータ会社ならではの作り方をします。扱うデータ量も膨大。1TBくらいでしょうか。5年分のデータをまるっと使うこともあり、そういうところは大変ではあります。
森下:
片岡さんは、前職もデータの会社でしたよね!
片岡:
はい。前職も独自性の高いオリジナルデータ(一次データ)を持っているのが強みでした。データのバリエーションも多く、データを組み合わせて新たな価値を作ることもできるのが、クリエイティブで面白いところだなと思います。データサイズが大きいと苦労もありますが、逆にそれを解決するのが面白かったりもしますね。
森下:
ご応募いただく方から「データサイエンティストのような分析の知識がなくてもREVISIOのエンジニアとして仕事できますか?」とたまに質問いただきますが、実際どうですか?
片岡:
データのコアな取り扱いだけでなく、WebアプリケーションとかExcelとかCSVでデータを出すとか、データの取り回し部分のプログラムを書くような一般的な開発も多いので、一般的なソフトウェアエンジニアならアジャストできるところはあると思います。
入社したらどんな開発にかかわれますか?
テレビCMの投下量が”アテンション”で簡単に分かる業界唯一のアナリティクスツール
「Telescope」
https://telescope.tvisioninsights.co.jp/
森下:
それでは、開発チームは今どんなプロダクトを運営・メンテナンス、バージョンアップしているのか、皆さんに紹介をお願いできますか?
片岡:
テレビ視聴データを日々集めていて、それを顧客(広告主)に提供する「Telescope」というプロダクトを開発しています。2020年の9月に、バージョン1をリリースしました。テレビの視聴データをグラフィカルにいろんな角度から見られる機能を搭載したもので、いまも継続開発中です。
また、画像認識の機能を拡張するとか、やりたくてもまだやれていない内容がいくつもあって、少なくとも半年以上はTelescopeの開発が中心です。
片岡:
逆に質問ですがTelescopeはどんな背景から生まれたのですか?
森下:
REVISIOの第1世代のCMデータツールは「Quick」というもので毎年バージョンアップや作り直したりたりして増強していました。なぜかというとツールのコンセプトが機能ドリブンなプロダクトでデータドリブンなユーザーにとって使いにくかったところがありました。その結果、顧客(広告主)に本当の意味で価値を届けるにはどうしたらいいかを考えてUXもゼロから考えて作ったプロダクトがTelescopeです。
Telescopeは、クライアントへ直接コンサルティング行い、レポート作成をしているカスタマーサクセスチームや、経営メンバーも総出で関わって見直したものです。
片岡:
なるほど!REVISIOにとって次世代のツールですね。
森下
そうなんですよ!!本当に大変でしたね。
ところで、エンジニアさんが気になる開発環境について、少しご紹介をお願いできますか?
片岡:
Quickのバージョン1はRuby on Railsでしたが、以降のバージョンからはPython DjangoとTypeScript Angularで開発をしています。ですのでQuickのバージョン2以降とTelescopeの言語は同じですね。
森下:
Telescopeがリリースされましたが、今後の開発チームもまだまだチャレンジングですよね!
片岡:
本当に。基本的にチャレンジングなことしかないとは思いますね。
短いスパンで変わっていっていきますし、進んでいます。大企業でシステム開発というと1年、2年かけてやるのが普通ですが、REVISIOではもっとスピード感を持って新しいシステムを作り、新しい価値をどんどん生み出しています。新しい、よりよい技術を使うことにも積極的なので、どんどん高まっていく雰囲気を持っています。人数が少ないので、「新しい良い技術があるから使ってみよう」とか、「AWSの機能で改善してみよう」とか、チェレンジングなことがやりやすい現場だと思います。
森下:
その通りですね。加えて、技術面での決断を多く経験していただく必要がありますよね。
10人の開発チームだったら、決断する人はたいてい1人か2人。でも、うちは人数が少ないので、「やる、やらない」をエンジニア自身に決めなければなりませんよね。
片岡:
決断にはプレッシャーも伴いますが、うまく決まると楽しいですし、どんな状況になっても自分で考えて決める力が身につきます。こういう経験ができるのもスタートアップならではです。
もちろん、開発チームの中だけで何かを決めるというよりは、ビジネスサイドやデータサイエンティスト、営業、CSなど、いろんな人と絡み合いながら、協調しながらやっていくのもスタートアップならではの面白さだと思います。
REVISIOの開発チームはどうしてバックエンドエンジニアしかいないんですか?
アテンションデータでのユニーク・リーチを最大化する
タイム提供番組選定ツール「タイムA-URシミュレーター」
https://tvisioninsights.co.jp/timeaur-simulator/
片岡:
バックエンドエンジニアの領域が重要ですが、うちでは、やろうと思えばフルスタックに全領域の仕事ができますし、やらなくてはいけないシーンも多々あります。
インフラ領域、サーバーサイドのプログラム領域、フロントエンド、データベース、プロダクトマネジメント、アーキテクト・・・いろいろな役割がありますが、すべてをやれる、やる仕事がREVISIOのバックエンドエンジニアだと僕は思っています。なので、ただバックエンドエンジニアというと、実態よりも領域が狭い感じがしますね。
森下:
もはやスーパーエンジニアですよね・・
ところでいま比較的メンバークラスの方にもお会いしていると思いますが、求めているバックエンドエンジニアの範囲全てやっていない人がチャレンジするとしたら、最低限どんなスキルが必要ですか?
片岡:
WebアプリケーションをDB設計を含めてやったことがあることが最低限必要かなと思います。
開発言語はPythonですが、必須ではないですね。他の言語でもWebアプリケーションの設計・開発・運用までをしっかりやっていれば強みになると思います。他の言語で数年しっかりやっている人で新しい技術を積極的に学習できる人なら、Pythonは入社してからでもすぐに書けるようになりますし。加えて、インフラ領域、JavaScriptとかフロントエンドのフレームワーク、AWS経験などがあると尚良しという感じです。
森下:
ほかに、応募者に求めるスキルや経験はありますか?
片岡:
最低限Webアプリ開発の経験は求めます。また自律的に学習し、学習結果をしっかりアウトプットにつなげられる人はいいと思いますね。前のめりな意志、やる気がある人は、入社後に成長できますし、どこでもやっていける人材になれると思います。
森下:
そういえばPythonとAWSを選択しているのはデータサイエンティストとしては嬉しいですね
片岡:
まさしく!Pythonに関してはデータサイエンティストとの連携のためですよね。データサイエンティストが書くのはRかPythonですので。
また、AWSは比率は以前よりも下がってはきているものの、世界で一番進んでいて使用者も情報も多いので、ベストな選択だと思います。個人的にはGoogle BigQueryには興味がありますが。Pythonに関しては、いまはコンテナで動かすことが多いですけど、コンテナとは別の形のサーバレスなアーキテクチャも出てきているので、今後うちでも方針転換することはありえます。
どんなチームにしていきたいですか?どんな志向の人が合いそうですか?
普段からチームに関わらず、みんなでのコミュニケーションを大切にしている会社です
森下:
それでは最後になります。これからどんな開発チームにしていきたいですか?どんな志向の人がチームに合いそうですか?
片岡:
いまより良くしようというパワーを持ってやれているチームだと思うので、それをより強くできればいいなと思います。メディアマーケットを圧倒的に進化させていくという大きなミッションを感じとって楽しく仕事ができるチームを作りたいですね。そういう思いにしっかり乗ってくれる人、明るく楽しくポジティブに、イケイケで乗ってくれる人がいいなと思います。
また、プロダクトをどう広めていくかを考えられる人。メディアマーケットを圧倒的に進化させるというミッションを実現するためにはたくさんのテレビ業界の企業に使ってもらわなくてはならないので、たくさんの人に価値を届けるにはどうすべきかを考えられる人、エンジニアリングはあくまでそのためのツールと考える人が合うんじゃないかなと思います。
森下:
パッションを持っていて、やってやるぞ!という静かな闘志を燃やしているチームですよね!
ありがとうございました!!
エンジニアとデータサイエンスが融合した、データテクノロジーチームで、バックエンドエンジニアをしてくださる方、ぜひ、弊社も検討をお願い致します!
働き方についてはこちらもご参考ください
- 勤務形態は、コロナ終息後もリモートワークを継続いたします(エンジニアチームは週1程度の出社)
- オフィス環境について
https://inspiredlab.jp/about-us - REVISIOが大切にしている10のコミュニケーションについて
https://note.com/otahiroshi/n/n74af2c18c2f1?magazine_key=m464da50492e8