【就活生向け】事業部紹介#2_ボックス事業部 | 株式会社ツクルバ
こんにちは、25卒内定者の吉原です!本記事では採用候補者の皆さんに、"ボックス事業部"について理解を深めていただけるよう、組織の概要をご紹介いたします。前回の記事では、メインサービス事業を行って...
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ツクルバでは事業成長に伴い、新卒採用を強化しています。
そこで、この記事ではツクルバで活躍する若手メンバーを紹介していきます!第11回は、2024年に中途入社した奥山をご紹介します。
奥山 綾乃(おくやま あやの)
ボックス事業部 デベロップメント部 仕入れチーム
2021年に慶應義塾大学商学部を卒業。
大手保険会社に新卒入社し、代理店営業と新規法人開拓を経験。
2024年11月よりツクルバへ中途入社し、現在はボックス事業部デベロップメント部にて仕入再販事業の仕入れ業務に従事。
ーはじめに、大学時代に打ち込んだことを教えてください。
学生時代は400人規模のダンスサークルに所属し、大会やダンスバトル、イベントに出演していました。大学2年生からはサークルの副代表やジャンルのリーダーを務めつつ、自分でショーケースを作ったり、大学内ダンスサークルの合同イベントを企画したりと、とにかくダンスに熱中する日々を送っていましたね。
元々は他のサークルに入るつもりで入学したのですが、新歓イベントで見たパフォーマンスに一目惚れしちゃって(笑)。勧誘してくれたサークルの先輩にもとても惹かれたので、そのダンスサークルに入りました。
役職についてからは、徹夜で練習したりイベントの企画をしたりと、忙しい日々を送っていましたが、とにかく組織とサークル員が好きで、「『このサークルに入ってよかった』と思う人をもっと増やしたい」「全力で頑張れて楽しめる、居心地の良いサークルにしたい」という想いで活動していました。たくさんの愛を持って活動し、そしてたくさんの愛を与えてもらった、今でもかけがえのない大好きなサークルです!
サークルイベントの写真
ーツクルバに中途採用で入社されたとのことですが、学生の時はどのように就職活動を進めていましたか?また、前職でのご経験についても教えてください。
就活生の頃は不動産業界を志望していました。不動産業界に興味を持ったのは、両親の影響で「空間」への憧れを抱いたことがきっかけでした。
私の両親は美容室を経営しており、幼い頃から家にたくさんのお客さんがいる状態が当たり前でした。両親の美容室には県外からわざわざ何時間もかけて来てくれる方もいて、「髪を切るため」というよりも「両親に会うため」に来ているんだろうな、と幼いながらに感じていました。
そんな環境で育つなかで、漠然と両親に憧れを抱くようになったんです。以前まではただ ”美容室という場所を持っていること” への憧れだと思っていたのですが、改めて考えてみると、 “自分自身の人間力で人を惹きつけている空間” に憧れていたのだと気付きました。
そのような両親からの影響を受け、私も将来「自分自身の人間力を武器にできることがしたい」、更には「そういう場所を持ちたい」という夢を抱くようになりました。
また、就活当時は色々なプライドを捨てきれず周りからの見られ方を気にしていたこともあり、「大手企業に入らなきゃ」という想いが強かったと思います。ベンチャー企業は全く視野に入れておらず、大手一筋で就活を進めていました。
社会にインパクトの大きい仕事をしたいという想いもあり、不動産の中でもツクルバのような住まいの領域ではなく大手デベロッパーを志望していたのですが、結局行きたかった企業には受からず、内定をもらっていた大手保険会社に入社をしました。
全国転勤型の職種だったこともあり、入社してから3年目まで青森で代理店営業を経験しました。今でも青森まで会いに行くくらい良い先輩やお客様に恵まれて、代理店さんのために全力で働いた3年間でした。
3年目までの営業成績を評価していただき、4年目からは東京の部署に異動して大企業向けの新規開拓営業に従事していました。楽しい環境で成長できた4年間でしたね。
前職のメンバーでねぶた祭りに行った時の写真
ーそのような中でなぜ転職をしようと思ったのですか?
転職を考えたきっかけになったのが、「自分の将来の夢を叶えるチャンスを逃した経験」でした。
前職で地元山形の街開発をしている方に出会い、「山形でお店を持って、まちづくりの一員として携わってくれないか」と誘いを受けたことがありました。「自分自身の魅力や人間力を武器にできる場所」を持ちたいという夢に近づける絶好のチャンスだったのに、知識も経験も財政的な基盤もないことへの不安が勝ち、やりたいことに踏み出せない自分がいました。
前職に入社した当初は大手という安定した環境で働きながら勉強して、いつか機会があれば夢に踏み出せばいいと思っていましたが、大手で働いていても夢に踏み出せるほどの成長ができていないことに気づきました。この頃から、自分の夢に全く近づいている実感が持てない環境で働くことにもやもやを感じ始めました。
また、就活生のときは自分の生活水準が分からなかったので、年収や福利厚生はあるだけあったほうが良いだろうと思い、ただ上を目指していた感覚がありました。しかし、その水準で生活し始めて、自分にとって必要なラインが見えてきたので、お金や安定だけではなく楽しさやワクワクさも感じられるような仕事をしたいという想いも強まっていましたね。
このような想いが重なり、入社4年目に転職することを決めました。
ーなぜツクルバに決めたのですか?
転職をするにあたって、やはり自分がやりたいことは「空間」に関することだと気付いたので、転職活動では不動産業界しか見ていませんでした。
就活生の頃は大手デベロッパーを中心に見ていましたが、自分の周りにいる一人ひとりのお客様に幸せを与える仕事のほうが幸福度を感じやすいことに気づき、個人のお客様と向き合えるような、住まいや暮らしを支える領域に興味を持ちました。
また、「人間力で勝負できる営業」をやりたいという想いも強くありました。前職で代理店営業と法人の新規開拓営業を経験し、ただ物を売る営業ではなく、「人で選ばれる」「自身の魅力を伸ばし相手に影響を与えられる」ような、自分自身の人間力で勝負できる営業スタイルに楽しさを感じ、自分に合っていると感じました。
「住まいや暮らしにフォーカスした不動産企業」、「人間力で勝負できる営業」の2つを軸にして様々な企業を見るなか、最終的にはツクルバともう一社で迷っていました。もう一社からはより高い条件を提示していただいたのですが、よりワクワクする仕事をしたいという想いが転職のきっかけでもあったので、社員の皆さんとお話し、また記事等も通じて、直感的に「ワクワクする!」「面白そう」「自分に合いそう」と強く感じたツクルバに入社を決めました。
ー現在の業務内容と仕事のやりがいを教えてください。
現在はボックス事業部のデベロップメント部に所属しています。
デベロップメント部では、中古物件を自社で仕入れ、内装をデザイン・リノベーションし、自社で販売をする、という「仕入再販事業」を行っています。
一般的な不動産会社は「万人に売れやすい物件」をつくる傾向がありますが、私たちはこれまで多くの物件を取引してきたカウカモの顧客データを活用し、「まさにこんな住まいが欲しかった!」と思われるような「一点ものの物件」を企画・販売しています。
私はそのなかでも、「一点ものの物件」の素材となる中古物件を仕入れるチームに所属しています。
(ボックス事業部の詳しい業務内容はこちら▼)
私はいつも「自分だったらこんな家に住みたいな」とエンドユーザー目線で物件を見ているのですが、自分が仕入れた物件が結果として誰かの住まい選びの選択肢になっていると考えると、とてもワクワクするしやりがいを感じます。家を買うということは人生のなかでも大きな出来事だと思うのですが、その選択肢の一つになれるということがこの仕事の面白いところだと思います。
また、この仕入再販事業が会社を成長させているという手触り感を持って毎日仕事ができていることも本当に楽しいです。
ツクルバは前職と比較して会社のスケールが小さいからこそ、メンバー一人ひとりが持っている「情報の粒」が一緒なんです。経営陣、マネージャー、メンバーがみんな同じ情報を共有していて、同じビジョンを実現させようとしていることを直に感じます。会社のビジョンが明確でそこに向かうためのチームの目標もはっきりしているため、自ずと自分が達成するべき目標も明確になっていきます。自分がこの目標を達成したら、チームや会社にどう影響するかがイメージしやすいため、自分が会社の成長に寄与していることを実感しながら仕事に取り組むことができています。
ボックス事業部の全体会で表彰された際の写真
ー未経験で不動産業界に飛び込んでみて、大変だったことはありましたか?
最初は業界知識のインプット量が多かったことが大変でした。周りの社員が当たり前のように話していることも分からないことが多く、知識面で苦労しました。
もちろん周りの社員がたくさんサポートしてくれましたが、自分の担当エリアに実際に自分の足で赴いて調べたり、分からないところを分かるまで深く聞いてみたりと、自分から踏み込んで前のめりに学ぼうという姿勢も大切にしていました。研修を通じて、仕事を自分事化してイメージに落とし込むことができ、実践に持っていくための準備がきちんとできたので、とても充実度が高かったです!
前職で営業をやっていたこともあり、営業相手の特徴に応じて、どういった対応や提案をすべきかを考えるベースはあったので、あとは場数を踏みながら自分のやり方に落とし込んで伸ばしていこうと思っています。
ー実際ツクルバに転職してみてどうでしたか?
まず、本当に楽しくて充実した毎日を過ごしています!そして、社員全員が本気で会社の未来を信じて、全力で仕事をしているところに惹かれます。
大手だと会社の規模が大きいので、この目標がなんのために設定されていて、どのように会社の成長に影響するのかがあまり実感できないまま、ただ目の前の数字を達成することに必死でした。
それに対してツクルバは、全員が達成したいと思えるような良いビジョンが定まっていて、それを達成するための業務が各部署に落とし込まれていることが目に見えて分かります。自分の成績が何につながっているのかが実感しやすいため、みんな同じ方向を向いて、未来を信じて全力で仕事できているのだと思います。
元々は安定志向でしたが、勇気を出してツクルバに飛び込んで良かったなと毎日思います!
デベロップメント部の懇親会の写真
ーツクルバでの今後のキャリアビジョンについて教えてください。
まだ入社して3ヶ月ほどしか経ってないので、具体的にいつまでに何をやりたいというビジョンは思い描けていないのですが、まず必要なことは今の仕事のプロになることです。今は周りにサポートしてもらいながら走っている状態ですが、いち早くプロとして自立する為に、インプットの量と質を高め、場数を踏んでいきたいと思っています。そして、沢山の経験を積み、自信を蓄積させたうえで、仲間ともっと大きなことにチャレンジしていきたいです!
また、根底としてずっと変わらないのは「人間力で勝負できる人」になりたいということです。「人間力」とは何か、ということは自分の中でもまだ模索中ですが、今は「自分らしくいるための努力をし磨き続けている状態」と「その『自分』が他人にプラスの影響を与えられている状態」が人間力が高い状態だと思っています。
今私は、今の自分が好き!と言える環境にいさせてもらっています。なので、これから更に自分自身を成長させてアップデートしながら、自分の関わる人に良い影響を与えたい、そしてその影響力の幅も深さも大きくしていけるような人間になりたいです!
ーツクルバにはどんな人が合っていると思いますか?
入社してから、ツクルバには自己理解が深い人が多いと感じました。
自分自身がどういう人間なのか、どういう想いを持っているのかを考え、その想いを実現させるために努力できる人が多いです。
「みんな違ってみんな良い」けれども、違うなかでも同じビジョンを目指していける環境があるので、自分の想いや個性を大切にしている人が働きやすい会社だと思います!
ー最後に就活生の皆さんへアドバイスをお願いします。
就活は人生の中でも大きなイベントだと思いますが、まず前提としてもっと気楽に楽しみながらやってほしいと伝えたいです。
私は大手からベンチャーに転職してどちらも経験しましたが、「大手/ベンチャー」の枠組では語れない要素が多いと感じています。「大手だから良い、ベンチャーだから良い」というものはなくて、きっぱり分けられるほど簡単なものではありません。
就活生のときの私と同じように「大手に入らないといけない」と考えている人も一定いるかと思いますが、ぜひ枠にはまらずに考えてほしいです。
また、結婚や妊娠などいろんな人生フェーズがある中で、タイミングによってはやりたいことができなくなる時期が来ると私は思っています。だからこそ、何でもできる”今”というタイミングで、やりたいことに挑戦するべきだと思います。
私は実際に経験しましたが、「いつかこんなことやりたいな」と思っていてもその「いつか」を掴み取ることは本当に難しいと思います。そのため、今就活をしている皆さんには、最初の決断の時にしっかりと考えてみてほしいなと思います!