注目のストーリー
仕事
某一部上場企業にハメられかけたけど、運よく回避できた理由【3】
前回までのあらすじ【読了時間:約3分】駅前のコーヒーショップにて『助成金の詐欺教唆』の証拠を録音した上で、私は仕事を降りる旨を某社営業マンAに言い渡した。その直後にウチのU部長はあらかじめスタンバっていた都内近郊の別の商店会長の店へ事情説明と謝罪に向かった。私はというと、ついさっきミーティングが終り、すでに打ち上げが始まっていた商店会関係者の集まっているオシャレ居酒屋に向かったのだった。そのお店の重厚なドアを引くと、先ほど名刺交換をした商店会の面々5人ほどが楽しそうに談笑していた。私はすぐに気づかれ、電器屋さん「あーおつかれさまー。まあまあ一杯!どうぞどうぞ!」と席を勧められた。すでにい...
あえて3期連続の赤字を出してまでやりたかったこと。またそれがよかった理由。
前回のブログ『結婚からたった2ヶ月で会社を辞めて独立してしまうという、親や会社を敵に回しかねない暴挙が、なぜかうまくいった理由』(デイリーランキング最高6位)の続きです。【読了時間 約4分】前回「順調に売上が伸びて来たからそのままでもよかったんだけど会社の事業内容を変えようとした」的な話を書きました。今は月次で試算表を作ってますが、当時は普通の会社のように決算書ができてくるのが年に1回でした。実際のところ決算期まであんまり会社の財務内容がわかんないんですよね。どんぶり勘定で予算も消化していて、損益計算書も貸借対照表もよくわかってない。まあ、東日本大震災まではそれでもよかったんですよね。な...
【3】就職浪人から抜け出すまで
(写真は新潟県南魚沼市の屋根の上で親の仕事を手伝っているところ。目つき悪いな。笑)正直に言うと就職活動がノリにノッテきたとき父親に「田舎の仕事を手伝ってくれ」と言われて一瞬、凍りついた。「はぁっ?何で今?」やはりものごとというのは 「そうカンタンじゃないな」とつくづく感じた。 そして受話器を置いてから眼を閉じ、ゆっくりと考えた。 「でも親孝行ができない奴に人の心を動かすようなデザインの仕事なんてできるわけないよな…」と。 結局、その日のうちに就職活動も新潟での仕事も両方やりきると肚を決めた。とにかく美大の学費は高いのだ。その学費を建築板金の仕事で稼いでくれたんだ…。就職ももちろん大事だが...