はじめに
本ストーリーは料理を題材として、トリアナのバックエンドエンジニアチームのものづくりの様子をお伝えするものです。
なぜ料理なのか
お互いのこだわりや考え方などを理解、尊重しながら目的を達成する様がシステムをつくるということと共通しているから。
バックエンドエンジニアという裏方仕事の人たちもわかりやすい形の価値を提供したいから。
実行環境
株式会社トリアナのキッチン
※フリーライス(会社支給のお米)を使用
つくるものとこだわりポイント
チャーハン[田中]
限られたリソース(時間や資源)で60%の出来栄えになるように意識しました。味付けには時短料理界で三種の神器と謳われる、「クック○ゥ 香味ペースト」を使いました。プログラミングに例えるならRubyのgemですね。使い方を意識せずよくて、十分な味付けになります。
麻婆豆腐[後藤]
あらかじめ豆腐の水抜きをしておきます。味付けにクック○ゥなどは使いません。豆板醤、甜麺醤など数種類の調味料を用いて味を決めます。フルスクラッチです。また、豆腐にすが入らないようにじっくり火を通したいため、鍋は南部鉄器のフライパンを使います。
この日のために持参したフライパンを持つ手にも力が入ります。
こちらトリアナの厨房の様子です。
成果物
エンジニアらしい出来栄えになりました。
温かいうちにいただきます!!
学び
[田中]
とにかく、調理器具一式や調味料を持参する後藤くんのこだわりに関心しました。 それもひとえに、「料理を提供する人に、少しでも美味しく食べてほしい!」という気持ちの現われなんじゃないかと考えます。 システムやアプリケーションの構築や、サービスの提供などに置き換えて考えた場合、
・自分たちの手掛けるシステム、サービスで少しでも多くのユーザの課題解決をしたい!
・ユーザに少しでも使いやすいと感じてもらいたい!
などといった想いと近いものを感じます。
今回麻婆豆腐を作る後藤くんを見て、僕も初心にかえり、ユーザのことを考えながらものづくりをしていきたいと思いました。
[後藤]
自分とは違っていてもまずは受け入れてみることは大事だなと思いました。田中さんは、はじめに葱油をつくっていましたが僕はやらないです。知らなかったので。料理は人によって少しずつ違いがあって、つい口を出したくなるけど、まずは黙って食べてみる。すると自分がつくったものよりかなりよかったりする。プログラムの書き方や考え方も田中さんと僕は違う部分もありますが、そのおかげでより良いものが見つかったりします。今日の葱油もそんな発見のようでした。
それと、この会社ではクリエイティブの提案が歓迎されてるなと改めて思いました。僕が「料理つくりませんか。」と提案して次の日には実行している。業務でもアシド/WASDのシステムの開発にRuby on RailsやNuxt.jsを使うことを提案して実際にそれが採用されています。
最後に
今回つくった料理は、トリアナのメンバーにも食べていただきました。結構多めにつくったのですが全部なくなっていました。人に食べてもうこと、喜んでもらうことが一番嬉しいことです。そのために技術を磨く。トライアンドエラーを繰り返す。そして自分なりの価値を提供し、チームでひとつのものをつくりあげる。料理もWEB制作も同じです。
トリアナはこれからも人に喜んでもらえるクリエィティブを提案しつづけます!