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アート?オフィス?法律?!?!学びがたくさん!第7回社内勉強会を開催しました✍

皆さんこんにちは!

12月も早くも中盤、なんだか急に寒くなってわたわたしている採用担当の鈴木です。


先日の他己紹介の記事↓は

【他己紹介Vol.2】社内随一の愛される男『杉田』を社内で1番謎多き男(土井内)が勝手に紹介します。 | トレスイノベーション株式会社
こんにちは!今回はいつも弊社の記事を書いてくださっている みゆさんや 鈴木さんとは異なり、エンジニアの 土井内 がお送りします! はい、ということで、今回は、、、先月から始まった、1ヶ月に1回の「他己紹介バトン」! 第2回目は、前回みゆさんから相当に過分な他己紹介をうけた土井内から、他のメンバーを紹介していこうと思います!! この企画をしてくれた みゆさんが前に話してくれましたが、 ...
https://www.wantedly.com/companies/tresinnovation/post_articles/145737

いかがでしたか?

こちらは普段記事を更新している龍村や私とは異なりエンジニアの土井内が担当してくれました!

次回の他己紹介では今回バトンが回ってきた杉田がまたまた誰かにバトンを繋げます。

誰にバトンが繋がるか、楽しみにしていてください!

さて、そんなTres Innovationでは11月30日に

第7回社内勉強会

が開催されました!


今回の発表者は

・メディア事業部のみずきちゃん

・WEBエンジニアのはーちゃん

・WEBエンジニアの笠さん

の3名。それぞれ全く系統の異なる発表をしてくれました!



1.アートシンキングのすすめ byみずきちゃん

メディア事業部で日々、ニッチさんやクリエイターさんと交流しているみずきちゃんですが、普段からクリエイティブに接しているみずきちゃんだからこその内容を発表してくれました。



みずきちゃんがこの日聴講しているメンバーに伝えたかったのはズバリ、

「直観やセンスは本来誰しもが持っていて、それらは大人になってからでも発揮できる。そしてテクノロジーや経営はアートとの融合で進化するのでアートシンキングは不可欠な要素である。」

ということ。


そもそも日本では美術に対する捉え方が諸外国と異なっていると、みずきちゃんは教えてくれました。

例えば小学生の頃、『好きな色で好きな風景を描いてください』という課題を与えられ、

よく分からない基準で「上手い・下手」を評価されたことがありませんか?

こういった経験は

感性や感覚だけで描くこと=美術や芸術

だと考えてしまうきっかけになるといいます。


では他の国ではどういった教育がなされているのかというと、

イギリス…同じ絵を見て自身がどう感じたのかを話し合ったり、ひたすら〇を描くことや、モチーフの影をスケッチすることなど絵を描く基礎を学ぶ。

北欧…2色ずつ色を与えていき落ち着く色の組み合わせを考えることなどを経験させ、色の組み合わせなどを知識として定着させる。

これら2つに共通しているのは、

まず絵を描くための知識・ロジックを学んでいるということ!



そしてロジックを学んでこそ初めて自分のセンスを表現できるのだとみずきちゃんは言います。
なのでまずは先入観を取り払って、自身にアートのロジックを蓄積していくことが必要なのです。

勉強会では実際に観察力を高めるワークも行われました!お題のイラストを逆さまにして描くというものです。

左:藤原さん 真ん中:杉田さん 右:露木さん


絵を描くことが好きな藤原さんは、みんなから上手と言われ、露木さんも高評価!

杉田さんのトナカイは、「枠からはみ出しているし、目が怖い…」とキャーキャー騒がれていました…笑


絵を逆さまにして描くことによって認知バイアスを外し、丁寧に線を見ることで、正しい向きで見るより絵が上手くかけることを立証するためにこのワークを取り入れたんだそう!

みんな逆さまに同じイラストを見て描いているのに全然違いますね…まさしく個性…

そしてこの個性こそが「アート」なのだそうです!

こうしてアートに対して向き合うことは大きな企業でも実際に行われていて、

例えばかつて大型コンピューターのメーカーだったIBMはアップルの登場により、急遽、美術教師を招き、社内のエンジニア200人に、絵を描く訓練をさせたみたいです。

これには絵を描くことによって、画家や、デザイナーがもつクリエイティビティを学ばせて、創造的な課題解決能力を身に付けるための能力開発の意味合いが込められていました。

みずきちゃんがいう「アートとビジネスにおける3つの通ずるもの」は下の3つ。

①真っ白なキャンバスに絵を描くこと=世の中に新しい価値を生み出していくこと

②調和とバランス感覚が大切

③時代を読みとることが大切

これから一社会人としてビジネスに携わっていく上で、アートシンキングという考え方は是非身につけたいなと思わせる発表でした…



2.オフィスを考える byはーちゃん

皆さん、普段自分が働いているオフィスについて考えてみたことありますか?

はーちゃんは今回、我々が普段使っているオフィスについて改めて考えるという内容の発表をしてくれました。


今日では決まったオフィスがあって、決まった時間にそこに出社して業務をするということが当たり前ではなくなってきています。

それはオフィスにも色々な形態、種類のものが出てきたことが大きな要因の一つと言えるでしょう。

そんな様々なオフィスの中で今回は4つのオフィスについて話をしてくれました。

①シェアオフィス

②コワーキングスペース

③サテライトオフィス

④レンタルオフィス

最近よく耳にする言葉ばかりですね!


①シェアオフィス②コワーキングスペース

この2つのオフィス、実は明確な違いはない!!

…そうです

まず、機能的なところですが、両者共に主に下記のような特徴を備えているとはーちゃんは言います。

・ひとつの空間をシェアし、そこでいろんな人が働いている
・フリーアドレス式(一部、固定席や小規模のオフィス区画もアリ)
・月額プランや1日単位の利用など多彩なプラン
・初期費用、ランニング含め、オフィスを借りるより圧倒的に低コスト
・打ち合わせスペースや複合機などは共有
・一部、オプション課金がある

ただ明確な違いこそないものの、求める「雰囲気」のようなものはそれぞれのオフィスで異なる傾向にありるとのこと…。ニュアンス的ではありますが、傾向として両者のゆるやかな違いを見てみましょう…

シェアオフィスは名前に「オフィス」がつく通り、オフィス機能を求めていて、ただそこまで広さがいらない、そもそも費用をそこまでかけれない、という人が集まってきているそうです。

一方でアメリカ西海岸のサンフランシスコで生まれたコワーキングスペースという概念では、様々なバックグラウンドを持つ人たちが同じ場所に集い、同じ時間を共有することで互いに刺激を得るという副産物が重要になっているとのこと。



つまりコワーキングスペースは比較的「オープン」、シェアオフィスは「クローズ」な空間だと言えるわけです。

そんなことも踏まえるとこれら2つでオフィスを選ぶ際に軸とすべきなのは

「コミュニティを求めているか、求めていないか」

なのだとはーちゃんは言います。そのスペースがどんな特徴を持ち、どんな人が集まってきているのか、事前にしっかり把握することがいままで以上に大事になってきますよね。


③サテライトオフィス

そもそもサテライトオフィスは企業または団体の本拠から離れた所に設置されたオフィスのことを指しています。

東日本大震災以降意識されているBCP(Business Continuity Plan・事業継続計画)対策になる他、都会ではなく自然豊かな環境で暮らしたいという考えを持つ人にあった働き方に対応でき、さらに都会でオフィスを賃貸するよりも賃料が安く済むというメリットがあるとのことです。

特殊な設備の設置等、在宅ではなかなか整えづらい環境も、サテライトオフィスであれば本社・支社のような設備にはかなわずとも、その業務に適した設備を提供できるという点も近年増加している理由の一つになっているそう。

サテライトオフィスが増えれば今までアプローチすることができなかった場所の人や、自宅の近くで働きたい、働かざるを得ない人を積極的に受け入れることができ、多様で優秀な人材の確保・維持につながりますね!


④レンタルオフィス

レンタルオフィスの場合は必要なオフィスの設備が予め用意されており、個室でセキュリティも確保される上、入居したらすぐに仕事ができるそう。自分で事務所を賃貸する際に生ずる様々なわずらわしい手続きが不要で、高いサービス力が人気の秘密だそうです。

多様な働き方に対応する働き方改革の手段としてよりも、海外から展開する際の拠点としてや、士業含め開業の拠点として利用されるケースが向いているみたいですね。



言葉は聞いたことがあるけれどなかなか実際の使い方まで想像がついていなかった『オフィス』に関して、改めて考える良い機会になりました。

Tres Innovationでもすでに、事業部によってはコワーキングスペースや在宅での業務をOKにしています。

多種多様な人財が活躍している今こそ、働く環境に目を向けるべきですね。


3.法律を学ぶ by笠さん

過去の勉強会の中でもTOPクラスの真面目なトピックス!!!

でも普段法律を意識することって少ないからこそ、自分自身の身を守るという意味でも知識として身に着けておくことは大切ですよね。

ということで笠さんから法律の基本的なところをレクチャーして頂きました。



…そもそも法律とは何ぞや?

  • 社会生活の秩序を維持するために、統治者や国家が定めて人民に強制する規範、規則
  • 憲法に基づいて国家の立法機関により制定される成文法
  • 毎年、何かしらの法律が制定される / 改正される
  • 最低限の文言がまとめられているだけで、曖昧なもの

日本における法律の数はなんと、1924個もあるそうです!

気にしていないだけで日頃からたくさんの法律に、私たちの生活は守られているんですね…

そんな法律の中から、特に私たちに身近なものを笠さんがピックアップしてくれました。


(民法)普通に生活してて、一番関わりが深い!

  • 売買
    • 瑕疵担保責任(かしたんぽせきにん)
  • 契約
  • 婚姻
  • 相続

(刑法)できれば関わりたくない…

  • 殺人
  • 傷害
  • 脅迫
  • 横領
  • 名誉毀損

(労働基準法)健全な企業であれば全く気にならない!

  • 労働契約
  • 労働時間
  • 安全および衛生

(著作権法)ライターやエンジニア問わず、みんな知っておくべき法律!

  • 著作物
  • 著作者
  • 権利侵害

(その他)

  • 不正アクセス禁止法
  • 道路交通法
  • 遺失物法


最近は民法でも大改正があったそうで、配偶者居住権が新設されたことで配偶者は現在住んでいる家に住み続けられるようになったり、介護や看病で貢献した親族は金銭の請求が可能になったんですって!

良くワイドショーなんかでも話題になる骨肉の争い系に法整備が進んでいますね!

そして最後に

私たちも意図せず加害者になってしまう危険性がある

ことを教えてもらいました。


(気を付けないとダメだよ! by笠)


イヤホンを着けたまま自転車を運転をしていた男性が交差点で乗用車と接触してしまい、急ハンドルを切った車が近くにいた自転車の主婦をはねて重傷を負わせてしまった事故で、自転車を運転していた男性が重過失傷害・道交法違反(ひき逃げ)で書類送検されたと先日話題に。

この事案で罪に問われるのは異例で、因果関係の一端を担ってしまえば罪に問われる可能性があるという一例になりました。

この程度ならいいかという、身勝手な行為のせいで他者に甚大な損害を与えてしまう、とても恐ろしいことですね…

1人の大人、国民として自分の行動には責任を持たなければいけないと改めて考えさせられました。



このような形で第7回勉強会が行われました!

参加したメンバー達も、普段自分ではなかなか考えないテーマについて改めて考えるきっかけになり勉強になったようです!

実際にワーク等が組み込まれていたりして盛り上がり、とても良い会だったなと思います!

これからも定期的に勉強会は行われていく予定ですので、
気になった方は是非気軽に話を聞きに来てくださいね!



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