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インフラエンジニアからのキャリアパスを実現。ディレクターとして活躍するエンジニアがSiteCloudにかける思いとは?

―こんにちは。TOWNの長澤です。

社内メンバーのインタビュー、今回はSiteCloud事業部の大野さんにお話を伺いました。

<語り手>
トークゲスト:大野 悠人(2017年入社) SiteCloud事業部ディレクター
インタビュアー:長澤 成啓(2018年入社) 人事

イントロダクション

ー本日はお時間いただきありがとうございます。よろしくお願いいたします。

大野:こちらこそよろしくお願いします。

アルバイトを経て正社員メンバーに

ーまずは大野さんのプロフィール紹介からいきましょうか。

正社員としてのご入社は2017年12月ですが、その前に大学生の頃からTOWNでアルバイトしてくれていたのですよね?

大野:そうです。年齢的にまだお酒も飲めない時からやってましたね。

ー大学1年生の時からですね。じゃあ、4年間ずっとですか?

大野:一応そうなんですけど、しっかり時間をかけてやっていたのは大学3年の時までですね。最後の方は個人的になかなか時間が取れなくなってしまって、ちょっとフェードアウトみたいな感じになっていたかもしれません。

ーなるほど。そういえば、大野さんはなぜTOWNでアルバイトしようと思ったのでしょうか。

大野:大学で募集が出ているのを見つけたのがきっかけですね。プログラミングは高校の頃から学習を始めていたんですけど、できれば学習したことが活かせるアルバイトがしたいと思って開発エンジニアの求人を探していたんです。

TOWNのアルバイト募集は、「即戦力求む!」というよりは「一緒に頑張りましょう!」という感じだったので、自分でもできそうだなと思って応募しました。でも、いざ実際やってみたら最初はとても大変でしたけど。

ーそれは任される仕事が難しかったということでしょうか?

大野:そうですね。でも、単に仕事が難しかったというよりは、アルバイトを始めた頃はTOWNのメンバーの技術力の高さに驚いた、ということの方が大きかったです。自分もこの人たちと技術力で肩を並べられるようになりたい、という気持ちで最初はやっていたと思いますね。

ーそうだったのですね。確かに大変そうですけど、その分得られたものも大きかったのではないですか。

大野:はい。実際にTOWNでアルバイトをしていて面白いと感じたのは、きちんと自分の力で達成可能な仕事を任せてくれるという点でした。難しいけど、何とか努力したらぎりぎり自分の力でクリアできる、っていう感じだったんですよね。ですから、自分としてはとてもやりがいのある環境だなって思ってました。

ーそれは素晴らしいです。

そういえば、当時はお友達にもアルバイトを一緒にやらないかと積極的に誘ってくれていたそうですね。

大野:はい。自分でもTOWNは面白い職場だなと感じていましたし、僕と同じように学んだ技術を有効活用したいと考えている友人が周りに沢山いたんです。そういう友人には一緒にやろうって誘うようにしていました。

ーとても嬉しいです。ありがとうございます。

エンジニアとして強みを出すためのキャリア選択

ーアルバイトの経験を経て、現在は正社員のメンバーとしてご活躍なさっています。そういえば、アルバイトをしていた当時からずっとインフラエンジニアをやっていたのでしょうか。

大野:いえ、最初はAipoや受託案件の開発をやっていたので違いますね。

ーそうなのですね。それは意外です。

大野:アルバイトを始めた頃は、インフラをやろうとはあまり考えていなかったです。技術的によく知らなかったというのもありますけど。

ーどうしてインフラに興味を持つようになったのでしょうか。

大野:周りのメンバーの存在が大きかったと思いますね。開発エンジニアとしてバリバリ活躍しているメンバーを見ているうちに、自分はそれを支えるようなエンジニアになりたいと考えるようになったんです。その結果として興味を持ったのがインフラでした。

プログラミングの学習を通じて身につけたことも活かせますし、さらにインフラにも精通することで、エンジニアとして自分にしかできないことがやれそうだなと思ったんです。

ーご自身のキャリアを考えた上での選択だったのですね。確かに、幅広い知識を持っていることはエンジニアとして大きな強みになりそうです。

インフラエンジニアからディレクターへ

ーインフラエンジニアとしてのご活躍を経て、現在はSiteCloud事業部のエンジニアチームでディレクターを担当していますね。ディレクターって、具体的にどういう仕事をしているのか教えてもらえますか。

大野:主には、ユーザーからの様々な要望に対する解決策の提示と、エンジニアチームの作業内容やスケジュールの管理をするっていう役回りですね。エンジニアとして手を動かす作業というのはチームのインフラエンジニアに任せていて、僕は全体を見る役割に徹しています。

ーなるほど。ユーザーからは実際にどのような要望をいただくのでしょうか。

大野:例えば、「サイトの表示速度を早くしたい」とか「サーバーが落ちないようにしたい」といった要望が多いですね。それに対して、具体的な解決方法を提示するっていう感じです。

ーなかなか難しそうですね。幅広く技術に対する知見が求められる印象があります。

大野:そうですね。一番難しいのは、常にバランス感覚が求められることだと思います。

ーというと?

大野:例えば、SiteCloudでは複数の案件を同時に動かしているので、一つひとつの案件に対してどのくらい時間をかけるべきか考える必要があります。それから、どの作業を優先して行うべきかという判断も必要です。常に全体を見渡しながら、チームのエンジニアが作業しやすい環境を作るのがディレクターの役割ですね。

ディレクターをやるようになって、エンジニアとして自分の視野が広がったという実感がすごくあります。もともとは、自分もエンジニアとして手を動かしていた人間だったので、チーム全体を見渡せるディレクターを任せてもらえるのはすごく嬉しいですね。

エンジニアの作業環境をアップデートしたい

ーところで、現在ご自身の中で力を入れて取り組んでいることはありますか。

大野:チームのエンジニアが作業を行う時の手間をできる限り減らすこと、ですね。
SIteCloudは現在100社以上のユーザーにご利用いただいていますが、新規のインフラ環境を作るだけでなく継続的な運用保守まで担うサービスです。ユーザーが増えるにつれてエンジニアの作業量が増えていくことになるので、作業工程の一部を自動化するなどの業務改善には特に力を入れて取り組んでいますね。

ー今後もサービスを成長させていく上では必要なことですね。

大野:はい。ただ、作業環境の改善に目を向けすぎてしまって、ユーザーの要望に応えられなくなる、といったことにはならないようにしたいですね。例えば、ある作業をうまく自動化できたとしても、じゃあ自動化された手順で対応できないものはやりません、となってしまうと本末転倒ですよね。技術力はしっかり保ちたいというか、ユーザーの要望にはきちんと応えながらエンジニアチームの作業環境を改善していきたいと思っています。

会社のことも語りたい

ーここで少し話題を変えたいと思います。

アルバイト時代の在籍も含めると、大野さんはTOWNの中ではかなり社歴の長いメンバーの一人ですよね。長い時間をかけて会社の移り変わりを見てきた上で、これからTOWNをどのような会社にしていきたいと考えていますか。

大野:そうですね。個人的には、若い世代のメンバーをもっと増やしたいと思っています。TOWNは、学生向けのアルバイトやインターンを今もやり続けていて、自分よりも若い世代のメンバーと一緒に仕事をする機会が多いのでそう感じるのかもしれませんね。

例えばプログラミングを学習するとか、何か新しいことに挑戦するっていうのは年齢を問わずできることですが、特にそういう意欲を持ってTOWNに来てくれる若い世代のメンバーがきちんと活躍できる会社にしたいですよね。そのためには、育成するための体制づくりがもっと必要だなと感じています。

ーその通りですね。人事としてもそれは実現していきたいです。

大野:あと、これから会社はもっと大きく成長していくと思うので、もっといろんな特性を持ったメンバーが集まるといいですよね。メンバーそれぞれに違った色があるけど、会社のビジョンや方向性としては同じところに向かって進んでいる、というのが理想だと思っています。

ボードゲームがやりたいです

ー最後に、大野さんからコメントがありましたらお願いいたします。

大野:そうですね。業務とあまり関係ないかもしれないですけど、できれば社内のメンバー同士の交流を深めたいなと思っています。やっぱりコロナのこともあって、みんなで集まって親睦を深めるっていうのも少し遠慮していたっていうのもありますし。

ー確かに、ちょっと言い出しにくい感じではありますよね。

大野:はい。個人的には最近ボードゲームにハマっているんですけど、みんなでプレイできるといいな、と思っています。ボードゲームって、5〜10分で遊べるようなものから何時間もかけてじっくり楽しむものまで沢山種類があるので、TVゲームとはまた違った面白さがありますよ。

ーそれはいいですね。私もぜひやってみたいです。社内で企画してやってみましょうよ。

大野:そうですね。ぜひお願いします。

ーなんだか楽しみになってきましたね。本日はありがとうございました。

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