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僕は元デザイナー

TOWN株式会社に入る前

u2.com  

今から10年ほど前、当時大学3年生だった僕はこのサイトを見て今の道に進むことを決心しました。その頃はFlashで作られたサイトもまだ珍しく、Flashで作られたOPムービーの躍動感が忘れられず、cookieを消しては何度も見たのを覚えています。

PC関連の仕事に就きたいという漠然とした思いで電気通信大学に進んだものの、当時のカリキュラムは数学と物理が中心であまりプログラミングの授業もなく、このままだとハードウェアの世界に進みそうだなあと感じながら、大学3年の秋を迎えていました。

そんな時にふとしたきっかけでアクセスしたU2のサイト。 そこから僕の進むべき道が見えてきました。 周りのみんなが就職活動を始めるのを横目に親に頼み込み、Webデザインの専門学校に進むことになりました。

東京デザイナー学院へと進学し、ここで過ごす2年間は最後の学生生活として悔いのない充実した2年にしよう、とやりたいことをやり尽くした2年間になりました。 CDのジャケットデザインをやってみたいからCDの曲自体も自分たちで作ったり、フリマイベントで自分の作品を販売してみたりと毎日があっという間に過ぎる密度の濃い2年間でした。

そんな中、卒業制作で作ったサイト(PHPとFlashを使って花を育てるサイトだったのですが)、それがきっかけでTOWNのメンバーになることとなりました。

現在

TOWNで働き始めてから早いもので10年が経ちます。

最初に担当したプロジェクトは、「携帯のキャンペーンサイト」を担当しました。携帯でのセッションの渡し方など覚えなければならない技術が多くて、大変プレッシャーを感じましたが、スケジュールを長めに取ってくれたり、周りのスタッフのサポートのおかげで乗り越えることができ、自信をつけることができました。

その後しばらくはデザイナーとして働いていましたが、数年経ったある日、横浜の不動産サイトの開発を任されることとなりました。PHPのフレームワーク Mojavi を使った開発でした。その後 Symfony,CakePHP といったPHPでの開発、JavaのフレームワークPlay Frameworkを使った開発を通して経験を積んだ上で、自社サービスであるAipoの開発を担当することとなりました。

最初の頃はデザイナーに未練がありましたが、数多くの開発を通してエンジニアとしてサービスを立ち上げ成長させることの楽しさを感じることができるようになりました。

TOWN株式会社について

僕が入社した当時はメールベースでタスクを管理していました。しかし担当する案件が増え、複雑化する作業の中で誰が何をやっているのか見えづらくなるという問題を抱えていました。その問題を解決するため、2008年にチケット管理システムのRedmineを導入しました。

AipoはOSSプロジェクトですが、以前はGoogle Code上のSubversionで管理を行っていました。久しぶりにチェックアウトをしたらビルドが通らない、開発者の環境によってビルドが通らないということも度々発生していました。その状況を改善するため、2010年にCIツールとしてJenkins(当時はHudsonでした)を導入し、定期的にビルドを行う環境を作りました。

それでもまだ問題はありました。Subversionではブランチの作成とマージに手間がかかり、 複数の機能開発を同時並行するとコンフリクトしてしまう、そもそも全員がtrunk上で作業をしてしまうというものです。開発者が増えるとその問題が大きくなるため、2013年にソースコード管理をGithubに移行しました。Githubにすることでブランチの作成・マージの手間が格段に減りました。またその際にあわせてGithub Flowを採用したことでmasterがいつでもリリース可能な状態に保たれるようになりAipoのデプロイ間隔を短くすることにつながりました。

このように仕事を進めていく上でよいものは積極的に取り入れています。 自分たちで環境の改善を行って、新しいものに自然に触れられるのは魅力的だと思います。

今後どういうことをしていきたいか

今Aipoは大学生アルバイトが中心となって開発を進めています。また、Aipoのカスタマイズ方法に関するお問い合わせも多くいただくようになってきています。

AipoはOSSプロジェクトとしてまだまだ成長段階にあると考えています。今後もっと多くの人を巻き込んで、開発に携わるみんなが楽しく開発をしていけるような環境づくりに携わっていきたいです。

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