あけましておめでとうございます!株式会社トクバイ広報担当の谷尻です。 新年1つ目の社員インタビューは、営業最若手で未経験ながらも、抜群のクライアント伴走力でチームを引っ張る存在の佐藤さん。営業チーム内だけでなく、他のチームへもどんどん意見を発信し、社内メンバーからも信頼を寄せられる彼女のバイタリティはどこからくるのか?その様子を取材してみました!
■プロフィール 東京都出身。学生時代は、学内で模擬法廷劇の企画や、学外でTOHOシネマズ学生映画祭の運営などに精力的に取り組む。1社目の大手システムインテグレーターに入社して2年ほど働いた後、クックパッド株式会社に転職し営業職を担当。チームで1番のクライアント伴走力を活かすべく、この1月より活用支援部に異動してクライアントのサービス活用支援に取り組む。プライベートでは阿波踊り「灯連」で活動中!
チームとして「価値がある」ひとつの何かを創り上げたい
小さいころからイベントの企画・運営などに興味がありました。集団で何かをつくりあげることに興味を持ったのは、小学生の時に入っていた児童合唱団が始まりです。声の強弱やハーモニーなど集団で1つの作品を創り上げることや、そこで皆を先導できた時の達成感に夢中になったんです。そこから中高大と学級委員とか、チームリーダーみたいなことをやる機会が多くなりました。
1社目の会社は大手システムインテグレーターに「営業をやりたい」という思いで入社しました。単に作られたモノを売るのではなく、クライアントさんと、チームとして一緒に考えながらモノが創れるんじゃないかという期待感と、大手の会社のほうが一般的な常識や社会人としての型が身につくのではないかと思いから、1社目の会社に入社を決めました。
転職を決めたのは社会人2年目の2月です。1社目の会社で働く中で、もともと挑戦したかったクライアントさんと一緒に何かを作っていくという仕事というよりも、実際はクライアントさんから依頼していただいた仕事を正確に納品することが一番に求められているように感じていました。 「これって本当に便利なのかな?」「こうすればもっとユーザーさんが使いやすいのでは?」と思ったことを、業務の中で実現していくことがなかなか難しかったんです。自分がいくら想いを持っていても、会社の体制や方針的に、根本的なことにタッチしづらいというもどかしさがあって。すごくいい会社で安定もしていたのですが、関わっていける業務の幅に限界を感じ、自分が「価値がある」と実感できるサービスにもっと積極的に関わりたいと思いました。 また、部分的だったり、間接的な仕事が多い中で少しずつスキルを積み上げるより、できるだけ早く20代のうちにチャレンジできる環境に身を置きたいと思うようになりました。個人としての世の中に対する価値みたいなものを、もっと手にしたいという思いが強くなっていたんです。
大手から転職。「新規事業ならでは」の大変さに当初は戸惑い、そして面白さに気づいた
2社目に転職したのはクックパッド株式会社です。買物情報事業部(※トクバイの前身)に配属され、そこから2年弱は営業職で関東・九州エリアの新規開拓を担当しました。営業未経験だったので、最初の3か月くらいは「まず、先輩の真似をしてみる」ということから始めました。世の中の営業の人が出しているハウツー本みたいなものもたくさん読みましたね(笑)。
入社して驚いたのは、新規事業ならではですが、もう本当にいろいろぐちゃぐちゃで(笑)。業務フローが決まっていなかったり、サービスがスピーディーに変化していく中で営業ツールが整備されていなかったり、当初は戸惑いを感じましたが、「こういうものだ」と受け入れられるようになりましたね。 だからこそ、自分たちで考えてどんどん業務を改善していける。大企業だったら絶対できないけど、トクバイでなら柔軟性をもって自分で創っていけるんだって今は思います!
一方で、新規事業ならではの戸惑いこそあったものの、クライアントさんにサービスのことを愛してくれている人が多いということは感動ポイントでした。世の中の販促課題にフィットしているのも明らかだったので自分たちのサービスに自信を持てるというのが仕事を楽しめるエネルギーでしたね。
▼営業チームでリーダーの誕生日をお祝い
WEB販促経験ゼロ!の小売店さんと一緒に立ち上げた新規WEB販促
特に印象に残っている仕事は、今までWEB販促に全く取り組んだことのない地域密着型の食品スーパーさんの、導入から運用までを担当させていただいたことですね。 その企業さんは今までWEB販促未経験で、初回訪問時も「導入したい」という思いを持っていた従業員さん1人以外は、WEB販促についてもクックパッド特売情報(※トクバイの前身)についても、何もお分かりでない状態でした。そこで、その企業さんがWEB販促を導入することがどのように生活者に利便性をもたらすのかについて、企業・ユーザー双方のメリットを理解してもらえるようご説明をしました。
また、導入当初はどんな商品を投稿するといいのか迷っていらっしゃったので、商談の前に必ず店舗を見回り、その企業さんならではの仕入れ情報や特殊なセール情報などの特徴をチェックし、自分もユーザーとして投稿してほしいなと思った価値のある情報を掲載してほしいとアドバイスしました。
今では地域密着店ならではの、市場からの仕入れ情報を投稿したり、店員さんが商品画像に出演されたりと工夫を凝らしたりされていて、お客様からはトクバイの画面を見せながら「これはどこに売っているの?」と聞かれようになったそうです。 WEB販促経験ゼロからの導入だったので、他の企業さんに比べて色々とハードルは高かったのですが、そのエピソードを役員の方から嬉しそうに話していただいたときは「トクバイが関わらせていただいたことで、お店・お客様の行動が変化している!」ということを実感できて、トクバイのサービスの価値を確信できました!
数十年変わっていない販促モデルを私たちなら変えられる。事業も、人も信頼できるから。
トクバイの良さは、事業に対して共感ができること、まだまだ課題を解決していける可能性を感じられること、というのは大前提ですが、じゃあ何故他のスタートアップじゃなくてトクバイなのかなって考えると、やっぱり元々のメンバーがクックパッドから来ているので「生活者視点に対して妥協しない」という強い意志を持っているというチームであるということが一番大きな財産だと思います。 これは、スタートアップ企業がゼロから作ろうと思ってもなかなか出来ない文化ですよね。だから、クックパッド株式会社から株式会社トクバイへ正式に異動の話が出た時も、このチームでもっとサービスを良くしたいと思い、決めました。
小売店販促にとって紙チラシを発行するのは数十年変わっていないモデルで、そこには販促コストが膨大にかかっていたり、若い世代にアプローチできなくなってきていたり、課題は山積み。そこに対してトクバイはテクノロジーでフロー改善に関わっていくことで、小売店販促の在り方を大きく変えられる可能性があると感じています。また、もっと網羅性を高め、店舗情報を正確に掲載していくことで、お店を調べるときのプラットフォームとして世の中の生活に「当たり前」に使うものとして入り込んでいける可能性もある。いろんな人が「普通」に使うサービスに成長できると本気で思っています。
組織としてのトクバイの魅力は、お互いのことを応援し、お互いの成長を称えあえるという文化が本当にあること。人に感謝をしながら仕事をしていく、という環境に身を置いて仕事をしていけることに幸せを感じています。これは元々、サービス創業時から携わっている、あるエンジニアさんのDNAが強く受け継がれているんじゃないかな。あとは社会人になる時に思っていた「ゼロからサービスを作りたい」「クライアントさんと接しながらモノをつくる営業がやりたい」と思っていたことに限りなく近いことが実現できるなと思っています。サービスを作るフェーズにも、自分が手を挙げれば営業職でも関わっていける。ここもトクバイで働く楽しさですね。
業務の垣根を超えてサービスを強くし、投稿内容の質を上げていきたい!
今期は営業部から活用支援部に異動します。私たちのメインコンテンツはクライアントさんの直接投稿にかかっているので、もっとクライアントさんが投稿しやすく、中身を充実させていきたいという思いがあります。そのためにクライアントさんに対して適切なサポートをする仕組みをつくるのはもちろん、エンジニア・ディレクター・営業など職種の垣根を超えて、サービスを強くしていきたいです!
▼プライベートでは阿波踊りの連に加入し、活動中!