今回は、当社の戦略企画マネジャーである悦喜さんに、これから立ち上げる太陽光事業の概要や思い描いている未来についてお伺いしました。「夢物語で終わらせない」という悦喜さんの熱い想いや事業成功の鍵を握るオクトパス独自のカルチャーについて語っていただきました!
初期メンバー募集に際してのメッセージもございますので、ぜひ最後までご覧ください!
オクトパスの日本進出期から参画
ーはじめに、悦喜さんの簡単なご経歴について教えてください。
2006年に東京ガスに入社し、2021年からオクトパスエナジーに在籍しています。ガスに留まらずエネルギー会社として日本を変えていくんだ、という会社や社員の気概も相まって、新たな生活文化を作ることに貢献するべく、東京ガスへの入社を決めました。
ーオクトパスに来るまでの間、どのようなキャリアを歩まれたんですか?
ガス道管の工事現場を取り仕切る現場業務や、経産省と連携してガス業界全体のルールや仕組みづくりに関わるような企画系の業務などを経験しました。
現場の業務は嫌いではなかったのですが、芯を食っていない感覚はありました。現場の仕事は技術基準等が厳格に決められ、絶対に逸脱してはいけません。人の命に関わる大切な仕事ですので当然ですよね。一方で、僕は昔から新しいことが好きな性分だったので、葛藤があったことも事実です。
そんなタイミングで企画部門に異動となり、経産省との連携事業に関わる機会があり、大変であったものの業界としての新たなルールを決めることなどは、やりがいも大きかったです。無事にプロジェクトを遂行できたのも束の間、ご縁もあってオクトパスの日本進出のタイミングで当社にジョインさせてもらいました。
ー当社では戦略企画マネージャーをご担当されていると聞きました。詳しく聞いてもいいですか?
名前だけは仰々しいですね(笑)先ほどお話しした電力自由化の制度設計などもそうですが、まさに「0から1を創り、発信する」という企画から試行、実行など広く担当しています。
当然ですが一人で全ての意思決定を行っているわけではなく、中村さん(当社代表)や他のメンバーとのディスカッションを通じてなど、チームとして物事を進めています。
また、オクトパスはイギリスというマーケットで明確な実績をあげてきたため、まずはイギリスでの手法を踏襲することを前提としますが、ここは日本ですので、日本の環境、国民性など様々な差異について検討しながら事業の骨組みをつくる必要があります。
従来の“当たり前”を塗り替え、新たな生活世界を創りたい
ーこれから新規事業を始めるとお伺いしました。どのような事業を展開するのでしょうか?
平たく言うと、一般のご家庭のお客様が自ら自然由来の電気を発電し、上手にエネルギーマネジメントをしながら生活する、そんな新しい生活世界をつくる事業を行います。
具体的には、ご家庭を中心に太陽光パネルや蓄電池などを設置し、自分の家で発電しつつ、足りない時だけオクトパスからの電力供給もセットにして100%グリーンな電気で生活できる世の中にしたいと考えています。そのためにも、こういった太陽光パネルや蓄電池の設置に加え、専用料金メニューの電力供給というサービス立ち上げを進めています。
皆さんのイメージとして、太陽光パネルは曇りや雨の日だと発電しづらい印象が強いかと思いますが、時代とともに技術革新が進み、天候の機微に大きな影響を受けることがなくなってきており、発電効果が高いパネルも増えてきています。
ーなるほど。一方で、日本では一般家庭が太陽光パネルなどを設置しているケースはまだ少ない印象ですが、どのように広めていくのでしょうか?
おっしゃる通り、日本の一般家庭でコストや手間をかけてまで自然由来の電気を使おうと考えてる人は本当に一握りだとは思います。
しかし、オクトパスはこのような世界観を独自のエネルギーマネジメントプラットフォーム「クラーケン」の開発と運用を通じてイギリスで実現した実績があります。まさに、コストや手間をかけることなくお客様の生活に自然由来の電気を溶け込ませることに成功したわけです。したがって、日本でも同様にテクノロジーの力を使って、お客様が手間をかけることなく自然由来の電気を使える仕組みを提供したいと思っています。
もちろん、電気は空気のようなもの、言うなれば“あって当たり前”のものなので、テクノロジーの力だけでお客様の意識や生活を変えることは容易ではありません。そのため、まずは自然由来のエネルギーを使うことの大切さや環境的/経済的なメリットなどを訴求することを通じて、お客様ご自身に「再エネを活用したほうが自分たちにとっても良いんだな。」「自分たちも地球環境に貢献できる一員なんだ。せっかくならそっちの方が楽しいよね。」と感じていただける、そんな方を一人でも増やしていくことが重要だと思います。
夢物語では終わらせない、業界のリーディングカンパニーとなるチャンスがある。
ーとても理解できました。まさにこれから始まる事業ですが、初期メンバーとしてどんな方に来てもらえると嬉しいですか?
1番はやる気があり、自ら意見を発信できる方と一緒に仕事をしたいですね。これから始めることは新規事業です。全て白紙の状態から自分たちで考えて100回やって1回当たるかどうかっていう世界。強い信念を持ち、この事業を通じて、日本で再エネ革命を推進していく。そんな仕事に喜びを感じられる人にとっては最高の環境だと思います。
そして何より、オクトパスは実際に欧州にてこの事業を実現しています。すなわち、僕たちが目指す未来は決して絵に描いた餅ではないのです。
ーありがとうございます。キャリアチャンスについてもお伺いできますか?
“産みの苦しみフェーズ”を味わったことがあるというのは、将来的にものすごい大きな財産になると思います。これから私たちが取り組もうとしているこの事業は、欧州での実績があるとは言え、日本においては本当に白紙の状態であり、トライアルアンドエラーの繰り返しになると思います。しかし、ここで鍛えたビジネスの筋力は、将来何をやるにしても必ず活用できると思います。
加えて、現状「太陽光パネルのサービスと言えば!」という飛び抜けた会社はまだありません。言い換えると、日本における家庭用太陽光ビジネスの覇権を握れる可能性があるビジネスの立ち上げに関わることができると僕は思っています。
事業がグロースする秘訣は
“社員のやる気を高めるカルチャー”
ー新規事業のように0から1を創り出すことは簡単なことではないと思いますし、実現しやすい環境/しづらい環境はあると思いますが、悦喜さんの視点ではオクトパスはどう見えていますか?
明確に実現しやすい環境だと言えます。オクトパスは何よりも意思決定がとにかく早いんです。“オクトパスのミッションに合致する”企画であることを前提に、年次や役職に関係なく、一人ひとりのメンバーがオーナシップを発揮して企画立案から試行と実行をリードすることができます。もちろん、中村さん(当社代表)や僕だけでなく、様々な人と意見交換しながら一緒にアイデアを具現化していただきます。上司が言うからやる、ではなく、各々がオクトパスの実現したい未来に向かって必要と考えることを発信し、実際に行動できるのです。
要するにオクトパスには、不要な遠慮や忖度をせずに思う存分力を発揮していただける環境があり、自分が考えたことがきっかけで、世の中を変えられるかもしれないチャンスが皆にあります。
キャリアにおける“宝島行きの切符”を握るかどうか
ー最後にこの記事を読んでくれている方へメッセージをお願いします!
まず、価値観は人それぞれだと思いますので、一概にうちの会社が絶対いいとは言えないです。しかし、自分なりの想いがあり、その実現に対して、「本当はもっとこうしたほうがいいのに」「どうせ言っても変わらないか」といった気持ちの燻りを感じたことがある方は、 オクトパスに来た瞬間にふわっと霧が晴れた感覚になると思います。
ただのベンチャー企業ではなく世界的にはエネルギーのトップブランドだと言われ、今最も勢いのあるオクトパスエナジーという会社で、新しいビジネスを立ち上げる。こんな魅力的な機会は少なくとも僕の人生では一生に一回あるかないかのチャンスです。まさに、宝島行きの船の切符を握ったような感覚です。もちろん切符ですから、切符を握るかどうかも、運航が始まった船を無事に宝島に到着させられるかも、自分たち次第です。
ですが、一緒に事業を創る中で、そんなヒリヒリ感もワクワク感も一緒に楽しんでもらえる、そんな方にぜひお越しいただきたいと思います。
僕は日本に生まれ、この国が好きです。だからこそ、再生可能エネルギーを自給自足・地産地消できる国として、世界から尊敬されるような国にしていきたい。そして新たな生活文化をつくり、 世界中の人たちから「これこそ次世代のあるべきエネルギーの姿だ」と認められるようになれば、歴史や観光だけでなく、エネルギーという視点でも日本は素晴らしい国だと、多くの人々が訪れてくれる、そんな国にしていきたいと思っています。
「燃え滾る気持ちを思う存分費やしてみたい!」と感じていただけましたら、ぜひ一度ラフにお話しできればと思います。皆さんとお会いできることを心待ちにしております。
いかがでしたでしょうか?悦喜さんの、ビジネスだけでなく日本の未来や人々の生活に対する想いが伝わっていただけましたら幸いです!そして、悦喜さんの言葉にもありました通り、当事業の初期メンバーを積極採用中ですので、皆さまからのご応募をお待ちしております!