「ユーザーの心を読み解き、プロダクト細部にこだわりを込めるデザインエンジニア」社員紹介#2|堀さん
Startup Studio Entertainment Squad Design Engineer 堀 雅晴さん
通称:堀さん、堀ちゃん、ぽりちゃん
趣味は写真。社内で「堀ちゃんはbotなのでは…?」と囁かれるほど、誰よりも早くSlackスタンプやリアクションをくれる、即レスの神。 デザイナー目線の開発、エンジニア目線のデザインができる唯一無二の存在。プロダクトを愛し、プロダクトに愛された男。
これまでの経歴について
エンジニアリングに触れたきっかけは?
小学6年生の頃、周囲でブログが流行り、Amebaさんをはじめとするサービスでブログを作っていました。そんな中、既存サービスを使用すると、みんな同じ形のブログになってしまうことに「なんだか味気ないなあ…」と感じていました。オリジナリティのあるブログを作れないかと調べたところ「HTMLというものをかければできる!」と知ったのが最初の接点です。
フロントエンドの実装にも慣れてきた頃、「デザインの知識を身につければ、もっと良いものを作れるだろうし、楽しいだろうな」と思い、大学ではデザイン工学を専攻しました。UI/UXの要となる、人間がデザインを体感した際の五感や心理的反応について学び、自分が思い描いた心地よいデザインを、自分の手で実装できる楽しさを手に入れました!
入社したきっかけは?
在学中の春休み、ispecにいた友人から「エンジニアとして手伝いにきて」と誘われ、インターンのような形でジョインしたことがきっかけです。「実装力もあるし、何より実装が綺麗!」と、デザイン面で評価していただき、その後フロントエンドエンジニアとして入社しました。 少数精鋭のispecチームで働く中「誰がデザインをやる?」という場面で、デザインを学んできた僕に白羽の矢が立つことが多く、フロントエンド業務と合わせて、プロジェクトのデザインも担うようになりました。
最初に取り組んだ仕事は?
eスポーツ関連のWebアプリ開発です。UI/UXデザインと、フロントエンドの開発リードを担当しました。自分でデザインを直したら、そのまま実装も直して…のような一気通貫のスタイルで開発をリードしました。
デザインエンジニアのお仕事について
デザインエンジニアってどんなお仕事?
クライアントとコミュニケーションをとって、プロダクトの最適なデザインを形にする仕事です。特徴的なのはデザインを検討する際、実装面も考慮しながらご提案させていただくところです。例えば「今回のデザインはこの構造が要因となり、実装時の負担が大きくなります」「時間とコストが必要なので、次回のアップデートに回しましょう」と、両者にとってポジティブな方向になるよう機転をきかせたリードが必要です。その際大切になるのが、プロダクトの意味、コアの部分を理解し、それに沿ってデザインすることです。本質的に必要なものは何か、しっかりと見定めることを重視しています。
特にispecのクライアントはスタートアップフェーズであることも多く、スピード感を求められます。こだわりを持ちながらもミニマムでリリースできる…そんなデザインの引き出しと構造に関する知見が必要です。最初からガチガチに作り込んで固めてしまうよりも、少しだけ改良できる余白を残して構築し、検証し、繰り返し仮説検証を重ね続けることを大切にしています。「どこにこだわり、まずどこに力を入れる必要があるのか」それを見定めてご提案と進行しています。
普段使うツールは?
基本的には、デザイナーとフロントエンドエンジニアが触れるツールと同じです。UIデザインやプロトタイピングはFigma。開発はGitやエディター、ブラウザ。情報の整理には、NotionやFigJamを使用しています。最近だと、Amplify Studioや、Specify、Style Dictionaryなど、デザインとフロントエンドの連携が円滑になるようなツールを試したり、Unityを用いたアプリの開発もしたりしています。
デザインエンジニアの特徴って?
エンジニアとの共通言語を持っていることです。実装フェーズでは、自身も微細なデザイン表現の構築に加わり、エンジニアと一緒にアニメーションやUXを形にしていきます。その際、どうしても叶えたい表現や、実現が難しい制約が洗い出されるので、デザインとのバランスを考慮し工夫を尽くします。
また、コードの知識も持ち合わせていることから、デザインとエンジニアリング間のコミュニケーションラグを最小限にできることも特徴です。例えば「このコードだとこういう理由で、デザインに表現しづらいな…」という時、エンジニアがデザイナーに対し、コード名以外のアウトプットに置き換えて説明してくださるシーンがあると思います。デザインエンジニアはコード表現のまま話を聞くことができるので、ラグを発生させずにチームと対話できますし「このプロパティをこう書いたら良いんじゃない?」「このコードでやってみる?」なんて提案もできるので、特にスタイル系の障壁があった際にも、思い描いたデザインで推し進めることができますね。
このように、メンバー間の架け橋のような役割になることが多いのは、共通言語をもっているデザインエンジニアならではかもしれません。
やりがいや楽しさを教えて!
デザインとエンジニアリングの両方に関われるところですね!限定された業務に徹してしまうと、どうしても煮詰まってしまうことがありますが、デザインエンジニアの場合は、デザインと開発を行ったり来たりするシーンが多いです。「この時間は気分転換にデザイン側のタスクに着手しようかな!」とアレンジできることは、飽きが来ないやりがいと楽しさに繋がっています。
今後どんなことに挑戦していきたい?
デザイン領域に関して挙げると、UIについては徐々に知見を深められてきたので、UXをさらに突き詰めてユーザーの感覚をデザインで捉えていきたいですね。そのためにも、プロダクトオーナーの目線を養いたいです。サービスやデザインのコンセプトの設定など、ブランディングにインパクトを与える上位レイヤーについても進められるようになりたいです。
エンジニアリング領域については、バックエンドもやりたいな…。フルスタックを目指します。欲張りかもしれませんが、こうやってエンジニアリングの理解を深めることが、メンバーの理解にも繋がりますし、チームで作れるモノの幅を広げられると思います。
両面で、プロダクト全体を考えながら進められるようになりたいですね。
デザインエンジニアとして働きたい方へ
どんなスキルが役に立つ?
細かいアニメーションやローディング中の挙動など、地味だけれどプロダクトの印象を左右する微細な表示・動作にこだわれる人が活躍すると思います。また、その知見をチームで共有することも大切な動きです。効果的な表現を日常的にストックし、チームの実装施策として知見を積み上げておけば、いざプロジェクトで「こういう現象を直したい」と声があがった際にすぐに反映させられますよね。
他のプロジェクトでも活かせる汎用性の高い施策をデザインとエンジニアリングの視点を網羅しながら貯めていけば、会社全体のレベルアップに貢献できると思います。
どんな人がデザインエンジニアを楽しめそう?
デザインエンジニア職の特徴から挙げると、やはり人と関わることやコミュニケーションが好きな人が活躍されると思います。また、自分の思い描いたデザインを、一気通貫で形にしたい方にとっても楽しいポジションですよね!
ispecのデザインエンジニアとしては「チーム」がキーワードになります。個人的にやりたいことはあるけれど、チームで取り組んだ方が楽しい…面白いものができる…チームだからこそやりたいことが溢れてくる…「1人でやるより、みんなでやりたい!」そんな方が弊社で活躍されると思いますし、組織形成のキーマンになると想像しています。
応募を検討中のあなたへ
「思い描いたデザインを、自らの手で実装したい!」「デザインだけじゃなくて、エンジニアリングの視点も養いたい!」そんな欲張りな人なら、きっとこのポジションで楽しく働けます。
プロダクトに触れるユーザーの感覚や気持ちを読み解き、細部にこだわりと魂を込めたデザインを実装していきませんか?
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