昨日これまで2年ほど、ケネットでJava授業を行ってくれた講師の最後の授業がありました。
授業の前半はJavaシルバーの問題を解いて、問題の解説を行いながらJavaへの理解を深め、授業の後半は、「これから技術者を目指す方に最後に伝えたい事」を講師が話してくれました。
1つ目は「できないと言わない事」
これはできない事を、出来ると嘘をついてくださいという意味ではなく、有言実行できる技術者になってください。というものです。
技術者に限らず、色んな分野で大事な事だと思いますが、「できない」という事はとても簡単です。
しかし、「できる」と言って、「できる」事を証明するために、努力する事はとても大事だと思います。
ここでいう「できる」というのは、パソコン初心者レベルの方が、Javaのコードをガリガリ書くことができます。という、「できる」を証明するためのレベルが、あまりにもかけ離れた話ではなく、「出来るように努力します」という事です。
2つ目は「努力を楽しむ人になろう」です。
この話も様々な分野で大事だと思いますが、どんな業種でも努力は求められます。
ただ毎日嫌だと思いながら、勉強したり、仕事をしたりする人よりも、楽しみながらできる人の方が、吸収が良いし、長続きするという事です。
例えばJavaの勉強を、毎日「嫌だ」と思いながら本を開いて勉強する人と、「こんなシステムが作りたい!簡単なシステムを家で作ってみよう!」と思って勉強を楽しむ人が居たとすると、圧倒的に後者の方が成長が早いと思います。
「できる」ために「楽しみながら努力できる」そんな人になってください。という話をしてくれました。
本当はもっとたくさん伝えたいことがあったけど、短い時間で全て伝える事が難しいので、技術者として大事な事がたくさん書かれているおススメの本を紹介してくれました。
この本にはプログラミングの書き方は書いてないそうです。
ただ技術者として大事な「心構え」がたくさん書いてあって、プログラミングを勉強している時に1度読んで、技術者になって2年経った時に、もう一度読んで欲しいと言ってました。
“1度目には分からなかった「心構え」は、きっと2年後には分かるようになる”そうです。
短い時間の挨拶でしたが、社会人として、技術者としての大事な事を話してくれました。