GUGENとは
2013年からスタートした5年目、前身となる「電子工作コンテスト」から数えると9年目を迎えるMakersの登竜門とも言われる電子工作コンテストです。
新たな事業や産業を産み出していくための『ものづくり』をテーマとして、アイデアを考案、実際に製作したプロダクトの実用性・商品性の高さを競い合います。最終審査の当日には一般来場も可能な「GUGENコンテスト展示会・授賞式」が開かれました。
GUGENとチームラボ
チームラボでは、空間演出のプロジェクト等において、独自のプロダクトを設計、製作して利用することがよくあります。その役目を担うため、ハードウェアチームというチームが存在し、日々試行錯誤を繰り返しながらプロダクト開発を行っています。
今回、このGUGENにはそういったプロダクト開発の技術的関心から、プラチナスポンサーという形で応援させていただきました。展示会・授賞式にはハードウェアチームの趣味でものづくりをすることが大好きなメンバーも参加し、楽しみつつも多くを勉強させていただきました。
当日の会場の様子
展示会・授賞式当日の会場である秋葉原コンベンションホールには、派手なものから怪しいもの、大小さまざまなプロダクトが所狭しと並んでいました。まさにカオス。
(*2016年開催時にチームラボ企業賞を贈呈した「GROOVE」の開発メンバーとも嬉しい再会!)
電子工作の域を超え、製品として販売していると言われても全く違和感のないくらい完成度の高いプロダクトには、各所に光る技術の高さや工夫があり本当に驚かされました。そうかと思えば、 ブレッドボードにジャンパ線がたくさん取り付けられた試作感満載のものもありました。だが、それがいい。
会場ではコンテスト出場者同士や興味がある一般の方が、老若男女とわずたくさんの交流を交わしており、アイデアややりたいことが次から次に溢れてくる創造的な空間でした。
チームラボ賞
GUGENにはスポンサー賞が設けられており、弊社も「チームラボ賞」を筑波大学有志メンバーの作品「O-thumb」に贈呈させていただきました。
(O-thumbメンバーの秋元 和久さん)
「O-thumb」は手の親指の最低限の動きでジェスチャ入力を可能にする指輪型のインターフェースです。検証モデルということで、デバイス自体はまだまだ作り込みできる余地がありましたが、コンセプトの有用性や将来性を大いに感じ、なにより試させていただいた弊社メンバーに「これ欲しい!」と強く思わせたことが贈呈させていただいた理由です。
なお、副賞は、弊社がSagaya銀座とのコラボレーションで制作した、「MoonFlower Sagaya Ginza, Art by teamLab」でのお食事会へご招待です。美味しくて新しい食事体験をぜひご堪能ください!
GUGENに参加して
多くの作品に触れ、またそれをつくった方達と交流できたことは、大いに刺激になり、同時に本当にたくさん勉強させて頂くこともできました。今後も、GUGENを通してより多くのMakerが誕生し、素晴らしいアイデアが実現され、未来が作られていくことを願っています!