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「データサイエンスの世界へようこそ」 – 中途入社メンバーの挑戦

3か月新人研修を終えてからの1年間を振り返る

私たちのチームに新たに加わった中途入社社員へのインタビュー記事、第2弾をお届けします!(前回記事)今回は、データサイエンスの新たな可能性を追求するため転職を決意し、2023年4月に入社したAさんにお話を伺いました。

当社では4月と10月に経験ゼロからデータサイエンティストを目指す中途社員をお迎えしています。4月入社の場合、新卒社員と中途社員が合同で研修を行うのが特徴です。

Aさんは、この研修を通じてどのような学びを得たのか、そしてその学びをどのように実務で生かしているのか。Aさんの実体験を通じて、転職後のチャレンジや成長のストーリーをお届けします!」

~社員プロフィール~

今回はよろしくお願いいたします。まずは簡単なプロフィールを教えてください

2019年4月から新卒で就職し、今年で社会人歴は6年目になります。
新卒では国家公務員になり、3年ぐらい働いた後、リサーチの会社に入り、リサーチコンサルみたいなことをしていました。現在TDSEで3社目という感じになります。


ご自身の性格、マイブームや趣味などを教えていただけますか?

そうですね、新しいもの好きで、変わったことが好きかなという感じがあります。あんまりこう人と被らないようなものが好きだったりします。
あとは、新しいことを始めたり、周りを巻き込みながら、なんかやってみようよ的なことが好きかなと思ってますね。
マイブームや趣味は、えっと…麻雀が好きで、(社内の)麻雀部の部長をやっています(笑)。つい最近も4人集めて麻雀を打ったんですけど、長くはまっている趣味ですね。最近は運動不足なんでジムにも通っています。




~入社までの流れ~

TDSEを知ったきっかけとエントリーした動機を教えてください

就職エージェントからデータサイエンスの分野の会社をいくつか紹介してもらった中で、TDSEを知りました。

入社の決め手は?

入社の一番の決め手は、いろいろな案件に携われそうだなって思ったというのが一つと、あとは会社の雰囲気として、いい意味で私の個人的な感想ですけど、色が決まってないように感じたところです。
他の会社と比べて会社の歴史は短く、まだ組織としての考え方とか色みたいのが固定されてなかったと感じていました。だから、例えば自分の考え方とかが、組織を作っていける段階にあるのかなと思って、そういったところに魅力を感じました。


入社するまでに準備していたことはありますか?

準備したことは、まず会社のホームページをすみからすみまで読み込んだっていうのはありますね。たぶん全ページ読んだんじゃないかってぐらい、目を通したっていうのはあります。なんかこう(会社に)興味があって「どんな感じかな?」っていうのを知りたかったんですよね。
あともう一つ、技術的なところは、入社の三年ぐらい前に、統計検定2級を取得していました。恐らくこの知識はベースになるだろうということで、復習の時間を作っていました。


~現在の生活~

業務日の一日のスケジュールを教えてください

9:00     業務開始

9:00 ~ 10:00 残タスクやメールのチェック

10:00 ~ 10:30 内部MTG

10:30 ~ 12:00 残タスクの続き、次のMTGの準備

12:00 ~ 13:00 クライアントとのMTG

13:00 ~ 14:00 お昼

14:00 ~ 18:00 メインの作業

メインの作業で一番多いのは、SQLを使ったクエリの作成になります。あとはドキュメントの作成ですかね。


現在の案件・アサイン期間

現在取り組んでいる案件では、消費者ユーザーの行動ログの分析とレコメンドロジックの改善を担当しています。またそれに関連する分析のエンハンスメントも実施しています。
このプロジェクトには去年の7月にアサインされ、ちょうど1年経ったくらいです。(インタビューは8月実施)


~新入社員研修での学びが実務で活かされたこと~

研修で学んだことが実務で活かされていると感じた項目を教えてください

これめちゃくちゃ使っているなっていう順番で言うと、、、

1.SQL

2.ACRP(Analytics Consulting Role Playing

3.言語技術

4.Git

Pythonももちろんあるんですけど、特筆すべきはこの4つかなと思っています。

  • SQL
    実際の業務では集計作業がメインになることが多いため、優先度の高い技術ですかね。
  • ACRP~詳しくはこちらの記事をご参照ください!
    一つ上流の目線に立つっていう癖がついたのは、ACRPの経験があったからかなと感じています。
    ACRPを経て、お客さんが何を望んでいるのか、その背景に何があるのか、そのビジネス課題はなんなのかなど、本質的に解くべき問題は?集めるべきデータや解くべき問題は?といったところを意識するようにしています。一つ上流の視点に立って、きちんと自分たちの中で問題を定義し直してからやるっていう癖がつきました。実際のエピソードですけど、そういった意識をし始めて、半年ぐらいは、依頼されたタスクに対して、ビジネス課題っていうのはわからない状態でやっていました。ですが、その意識を持つようになって、実際にそこまで教えてくださいってお客さんに頼み込んで、ビジネス面で何が課題なのかっていうのもセットでタスクをもらって、それに応じた分析ができるようになりました。
  • 言語技術
    3番目に言語技術だったかというと、お客さんとのミーティングが1時間あって、その中でお客さんのメンバー、自社のメンバー、その他関係者が集まり何人も発表していくんですね。そうなると、自分の持ち時間というのが、もう本当5分ぐらいしかなくて、そこで分析の結果と質疑応答までを含めて共有しています。結構そのパツパツのスケジュールの中で、何を言って何を言わなくていいのかとか、そういうコミュニケーションの部分をきちんと丁寧に考える必要があります。そこで言語技術研修であの時こう言ったけど、伝わらなかったなとか、なんか無駄なこと言ったなってことを結構覚えているので、それが役に立っているっていう感じですね。
  • Git
    使えるものとして扱うっていう感じが前提にあります。なので、Gitの操作に関して、業務時間を割いて調べたり、教えてもらうっていうことは、NGかなと個人的に思っています。なので、ここはマストで使えた方がいいんじゃないかって感じです。


~将来への展望~

TDSEに入ってから感じた自身の成長

2つの側面に分けて考えた方がよくて…。技術的な部分と非技術的な部分という感じです。

技術的な部分

入社当初は、ほんとうに少しのPythonスキルと統計検定の基本的な知識くらいしか武器がありませんでした。そこからSQLを使って結果を出してドキュメントにまとめるまで一通りできるようになりました。ゼロから最後のゴールまでに必要なシステムやコーディングスキルを平均的に使いこなせるようになったのは、自分にとって大きな成長だとおもっていますね。


非技術的な部分

結構・・技術が使えるだけが大事ではなくてその技術を説明したりすることも大事だと感じています。例えば、プロダクト担当の方とか、専門外の方のように技術についてあまり詳しくない相手に対してうまく説明する力などが結構伸びたのかなと思っています。これまでは説明することに関しては、あんまり意識してなかったんですけど、そのあたりがより磨きがかかったのかなと思っていますね。


どんなデータサイエンティストになりたいか、今後の展望を教えてください

自分ではある程度方向性を持っている方だと思っていて、将来的にはマネジメント職を目指したいと考えています。具体的に弊社の中で言うと、リーダーの道に行きたいなというふうに考えています。特にデータサイエンスとプロダクトの両方を視野に入れて考えられるリーダーを目指したいと思っています。現在はマネジメントにかなり興味があるので、今はそこに注力したいというか、そこに興味を持っている感じですね。


インタビューは以上です。ありがとうございました!

以上、Aさんへのインタビューでした。
研修と実務のつながりについて社員の生の意見を聞くことができ、インタビュアーの私もかなり参考になりました。(ちなみに、当社での新入社員研修の様子はこちらの記事で紹介しています!)

このインタビューが当社への転職をお考えの方の参考になれば幸いです。

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