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こんにちは!タスカジ採用担当です。
株式会社タスカジは、多彩な家事スキルを活かして働くハウスキーパー(タスカジさん)と、家事をお願いしたい依頼者さんをシェアリングエコノミーでつなぐ、1時間1500円からの「家事代行マッチングプラットフォーム」を運営しています。また、家事の知見に関する膨大なデータから、家事や家の中にまつわる幅広い課題を解決していく法人向けサービスや新規事業を行う「タスカジ研究所」があります。
今回は2023年11月にタスカジに入社された、タスカジ研究所のシニアマネージャーである武石さんに、これまでのキャリアやタスカジに入社を決めた経緯、タスカジ研究所の業務内容やビジョンについてお話をうかがいました。
武石 亮太郎
建築・リノベーション・不動産業界にて、商業・住宅空間の提供に従事するなか、「片付け」をはじめとした、“家のナカ”の課題に着目。“家のナカ”の可能性を引き出すというビジョンに共感し、タスカジにジョイン。現在タスカジ研究所にて、タスカジプラットフォームに蓄積されたデータや家事知見を活用した、法人向けソリューションの提供と、新規事業開発を行っている。
タスカジ研究所・“家のナカ”のオープンイノベーションにたどり着くまで
ー本日はよろしくお願いします!早速ですが、入社して2ヶ月経った率直な感想を聞かせてください。
入社前と入社後のギャップはほとんどありませんでした。入社数日目から、事業方針を議論したり、大きな商談会に参加しながら試行錯誤をしたり、ベンチャーらしい(?)勢いを感じながら仕事をしています。これまでのキャリアでは、ある程度規模があり、組織や事業スキームも成熟した企業にいましたので、リソース調達なども融通の効くような環境でビジネスを行っていました。スタートアップであるタスカジでは、限られたリソースのなかで、いかにアイデアと工夫によって価値を最大化するかを考える必要があります。今はタスカジ研究所のシニアマネージャーとして、その責任の重さを感じながら、チャレンジのなかで、新しい価値を生み出す感覚を楽しんでいます。
ー今までは大企業で働かれていたんですね。ではこれまでの武石さんの経歴について、教えてください。
美術大学で工業デザイン(自動車・家電・家具など、工業製品のデザイン)を専攻していましたが、就職を考えた際、デザイナーではなく、プロジェクトを統括するプロデューサー職に魅力を感じ、新卒では空間デザインの企画営業の道に進みました。その後、大手不動産仲介会社で不動産売買営業を、またリノベーション事業を核とするデベロッパーにて、営業、マネジメント、新規事業検討を経験しました。
ー「家」や「暮らし」に関わる業界でキャリアを積まれ、企画職から営業、マネジメントまで幅広いご経験ですね。タスカジは「家事」や「家のナカ」にフォーカスした事業を展開していますが、元々興味はありましたか?
そうですね。不動産デベロッパーに在職中、会社の制度を利用し、履修した事業構想大学院大学で新規事業開発研究を経験したことが、家事の一つである「片付け」を課題として捉える大きなきっかけになったと思います。これまで住宅や不動産など、家や暮らしに関わるハードの部分でソリューションを提供してきましたが、「家」=「箱」自体にお金をかけなくても、仕組みやサービスの提供によって「暮らしの質」を高めるにはどうしたらいいか、考えるようになりました。
私自身、片付けが得意なタイプではなかったので、自身の課題解決のためにも、まずは整理収納をシステム化できないかと考え、理論を学ぶため整理収納アドバイザーの資格も取得しました。
ー家に関する興味が外から中へと移っていったんですね。整理収納アドバイザーの資格も取得されていて、すごいです。そんな中、タスカジに転職されたきっかけは何ですか?
事業構想大学院大学での研究を修了してからもずっと、「暮らし」や「家のナカ」に関する課題に向き合うサービス開発を模索していました。そんな中、研究過程でリサーチをしていたタスカジが、Wantedly上で「タスカジ研究所」のメンバーを募集していたので、まずは話を聞いてみようと思いました。
その後、和田さん(タスカジの代表取締役)と幾度か面談を重ねたうえで、タスカジのビジョンが、自分の価値観や、やりたいことに一致していたことが、入社の決め手となりました。
ー自分がやりたい事業とタスカジ研究所の事業が一致し、入社されたんですね。次にタスカジ研究所ではどんなことを行っているか、おうかがいできますか?
タスカジ研究所は、家事代行マッチングプラットフォーム「タスカジ」創業以来、10年にわたり蓄積された“家のナカ”データと、11万人超のユーザーやハウスキーパーからなるコミュニティや家事知見を活用し、住宅・家電・食品・消費財・サービス・小売業界など“家のナカ”の課題に取り組む企業様に向け、ソリューションサービスを提供しています。
事業は多岐に渡りますが、新規事業・商品の企画、市場ニーズのリサーチ、実証実験、開発・製造、プロモーションに至るまで、“家のナカ”の課題に対応する事業を支援したり、共創したりする「”家のナカ”オープンイノベーション」を展開しています。
ー具体的には、どんな事例がありますか?
例えば、新商品開発のリサーチフェーズにおいては、ハウスキーパーや生活者へのデプスインタビュー・アンケート調査やサンプリング調査などを実施します。
また、商品リリースに向けたプロモーションフェーズでは、イベントやタスカジブートキャンプ、タスカジメディア広告、タスカジOEMなどの手法で新商品を効果的に認知拡大し、販売促進まで全面的に支援します。
これまでの事業の一部を紹介します。
・パナソニック株式会社と東京都「DX推進実証実験プロジェクト」での共同実験実施
・ローソンお買い物サービス「ロピック」でのミールキット開発
・ネスレのロングセラー商品「マギー ブイヨン」のプロモーション支援
・三重県 × JTBコミュニケーションデザイとの企画「おうちで食の旅体験」社会実証実験実施
・石川県穴水町 × JTBコミュニケーションデザインとの「おうちで食の旅体験」社会実証実験第2弾。「オンライン牡蠣まつり」開催
・タスカジ研究所【独自調査レポート】の公開
ープラットフォーム事業のアセットを活かしているのですね。タスカジ研究所では今後どんなことを行っていきますか?
タスカジ研究所では、「世界中の家事の時間をゼロにする」というミッションを掲げていますが、これはタスカジ1社だけで達成できるものではありません。「“家のナカ”オープンイノベーション」事業を通じて、タスカジにしかできない独自の調査やコンサルティングを用いて、各企業とともに新たな価値の創造を目指しています。
今後、さまざまな業界や行政と協力し、“家のナカ”のイノベーションを起こしていきたいと考えています。“家のナカ”のソリューションを提供する全ての企業と一緒に、良いものを作り出していきたいですね。
ー最後に、武石さんが思い描く、理想の暮らしやビジョンがあれば、教えてください。
これまで建築・不動産という視点から「住まい」を提供する仕事に携わってをしてきましたが、今後はテクノロジーも駆使しながら、さまざまなアプローチで「住む」「暮らす」という分野の課題にチャレンジしていきたいと考えています。すべての人が、センスや経済力によらず、暮らしを整えられるような社会をめざし、サービスを提供していきます!
ー本日は貴重なお話をありがとうございました!これからタスカジ研究所を通して、どのようなソリューションが生まれるのか、楽しみですね。
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タスカジ研究所では「世界中の家事の時間をゼロにする」というミッションのもと、”家のナカ”オープンイノベーション事業として、独自の調査やコンサルティングを通じ、各企業様とともに新たな価値創造を目指しています。
■ 株式会社タスカジ、オープンイノベーション事業「タスカジ研究所」を 事業強化