【取締役インタビュー】Microsoft MVPにも認定されているxRグループのリーダー、前本にとって”仕事”とは?
取締役インタビュー第2弾!
今回は、xRグループのリーダーでありMicrosoft MVPにも認定されている前本のインタビューをお届けします!xR分野のプロフェッショナルである前本のこれまでの意外な経歴、過去の失敗から学んだこと、仕事に対する想いなど盛りだくさんの内容になっておりますのでぜひご覧ください!
―まず、これまでの経歴を教えてください。
パソコンでプログラミングするのが好きな学生でゲームなど色々作っていたら、同級生のお父さんがソフトウェア開発の会社をされていて呼んでいただき無審査で入社しました。そこでシステムフレンドの前社長と出会いました。
しかし、しばらくすると仕事でプログラミングをするのは向かないと思い退職、自分探しの旅に出ることに。しばらくはコンビニ店員や土木作業員、建築のアルバイトをして日銭を稼ぐ日々でしたが学びは多い体験でした。うららかな春の日差しを受けながら人の家の屋根で寝転がるのは最高でした。
その後パソコンショップでインストラクターのアルバイト(短時間高収入!)に就きました。ファイルやフォルダの概念を理解することのできないご婦人に「あなたはわかるから良いけど私はわからないのよ!」と、だから学びに来ているのではないか?と言いたくなるような叱咤をされつつものんびり気ままにやっていました。
するとブラブラしてるんならバイトに来いと起業ほやほやのシステムフレンドに招聘され、インストラクターだしもうやらないかな?と思っていたプログラミングを再開し、なんだかんだで今に至ります。
―この業界に惹かれた理由はなんですか?
最初にパソコンを手にした時、しばらくはゲームで遊んでいたのですがすぐにゲームで遊ばされるより自分が思う最強のゲームを自分で作った方が面白そうだと思いました。プログラミングは1人でも頭の中に描いた世界を具現化して表現できるというところに無限の楽しみがあると感じました。
―仕事をしていて1番楽しいと思う瞬間はどんなときですか?
頭の中に描いていた構造に基づく動作をコードに書き出し、実際にその通りに動いた時はアドレナリンドバドバですね!
―今の仕事をしていて一番良かったことはなんですか?
好きなことが仕事になっているので特に仕事をしているという感覚がありません。ずっと面白いパズルゲームで遊んでいると、知らないうちに評価やお金も貰えているというところが僕にとっては最高ですね。
―今の仕事をしていてピンチだと思ったこと、失敗したことはありますか?
若い頃はかなり重大なバグを連発していて、人が死ぬことはありませんでしたが色んな大変なことがありました。今思えばそれがなければもっと小さなことでクヨクヨする人間になっていたかもしれません。
―仕事をするときに心がけていることはありますか?
本当にそれは自分がやりたいことなのか?と問い、否であれば高収入であっても楽しそうな方を選ぶようにすることです。
―初めてこの業界で働く人に何かアドバイスはありますか?
仕事を仕事としてやる人は遊びの一環として仕事をする人ほどパフォーマンスが出せないことが多いように思います。面白そうとか、これ中身はどうなっているだろう、という好奇心を抑え込まないように学んでゆくと良いと思います。少しやりすぎたり失敗してもリカバリーしてもらえると思いますし、失敗体験から得られる学びはリスクをとらない人の学びとは比較になりません。絶妙な感じにギリギリを攻めましょう(笑)
―どんなメンバーと働きたいですか?
このクラスのここにこのメソッドがあるのはなんか美しくないよね?って言ったら同じように感じてくれる人(狭)そうでなくても楽しければOKです。
―これから実現したいことや目標はありますか?
僕自身はあまりこうしたい、こうなりたいというのはありません。今も一番好きなことであるチャレンジングで楽しい開発に没頭できる時間を取れる環境があり満足しています。これを生涯にわたってずっと続けてゆけると良いなと思います。
「楽しそう!おもしろそう!」という自分の好奇心を忘れず、失敗を恐れずチャレンジしていく前本の生き方が垣間見られるインタビューでした!
私たちと一緒にワクワクする新しいことにチャレンジしませんか?