このシリーズでは、株式会社シナジーの社員や役員にインタビューを行い、
「シナジーってどんな人がいるの?」
「ぶっちゃけどんな仕事してるの?」
「シナジーに決めた理由は?」
などなど、赤裸々に話してもらいます!
シナジーの雰囲気や歩み、社風などを知っていただければ幸いです!
今回は、新卒でシナジーに入社した樋野チームリーダーに、過去の就職活動についてお話をしていただきました!
ーまず、就職活動を始めた際のご自身の考え方や、就職を決める上で重要だった「軸」について教えてください。
樋野:実は、就職活動を始めたときから「いつかは起業したい」という漠然とした目標がありました。そのため、1つの軸として「起業に必要な経験を積める会社かどうか」を重視していましたね。
また、私は出身地が島根県の出雲で、そのなかでもかなり田舎で育ちました。小学校の同級生は13人、中学生は19人くらいの規模感です。
町単位で見ると、2022年には386人しか住んでいないような過疎化が進んでいるエリアでした。そうした地方で感じた課題を解決できる企業に就職したいと考えていたんです。
ー地方で感じられた課題とは具体的にどのようなものでしたか?
樋野:私の地元は過疎化が進んでいる地域で、特に若い人口がどんどん減少していることが大きな課題でした。
地域の行事が減少し、通っていた学校が廃校になるなど、地元のコミュニティが徐々に消えていくのを目の当たりにしています。
仕方がないとは思うものの、地元がなくなっていく感覚はとても寂しいですし、「どうにかして変えたい」と強く思っていました。
ー業界を選ぶ際には、どのような点を重視されましたか?
樋野:最初は業界を絞らずに、広く就職活動を行いました。製造、IT、広告、コンサル、金融、公務員、新聞社と幅広い分野に手を出しましたね。インターンシップに行ったのも、1社や2社ではありません。
しかし、徐々に地方の課題に直接アプローチできる業界、特に人材、広告、アミューズメント業界に絞るようになりました。外から人を入れるという点では、アミューズメント業界が適している。
人材業界は雇用に直結しますし、広告業界は企業自体が活気づけば、それが地域を盛り上げることにつながると考えたからです。
ーシナジーに入社を決めた理由について、教えてください。まずは、どのような経緯でシナジーと出会ったのですか?
樋野:実は、シナジーとの最初の接点は大学3年の秋のインターンシップフェアでした。その時は、話は聞いたものの深く関わることはありませんでした。
興味を持ったキッカケは、年明けに行われたシナジー主催の逆求人イベントです。学生が自分たちのプレゼンをブースで発表し、参加した企業からフィードバックを受けるという形式のイベントでした。
その場でシナジーの担当者と話す機会があり、興味を持つようになりました。
ーその時、シナジーに対して「良いな」と感じたポイントはどのようなところでしたか?
樋野:まさに自分が求めていることができそうだな、と思ったんです。
前述したように、私は起業を志しており、そして地方や地元を盛り上げたいという思いがありました。シナジーは社内起業を推進しており、経営セミナーなども開催している点が魅力的でした。
また、シナジーは当時でいうと「ぐっとくる会社を、もっと」というブランドメッセージを掲げて、東京の一極集中を課題と捉えて、それをどう解決して行ったら良いか?という目線で動いていました。
地方都市の活性化という共通の目標に向かって、具体的な解決策を模索している姿勢が、まさに私が求めていた環境だと感じたんです。
そういった部分を知れたことで「ここでなら私が求めている経験を積める」と思いました。
ー樋野さんの現在の仕事内容について教えてください。
樋野:私の主な仕事は、外部の人事責任者として、企業の採用設計から実務に至るまでをサポートしています。
具体的には、どのようにして採用が成功するかを計画し、その計画を現実にするために動いています。面接の代行や求人広告の媒体・文言選び、イベントへの参加など、採用に関連するあらゆる活動を行っていますね。
他には、特定技能の営業担当や、自社の中途採用や新卒採用も担当しています。仕事の幅が広く、多岐にわたっている部分は「シナジーで働いてよかった」と思う点の一つですね。
ーご自身がやりたかったことに対して「進んでいるな」という実感はありますか?
樋野:はい。地方課題で言うと、良い企業を多くの人に知ってもらい、採用がうまくいった時にも、達成感を感じます。私たちのアプローチは、他の人材サービスと異なるポイントがあって。
採用は、ただ多くの人に興味を持ってもらうだけでなく、企業自体が魅力的でなければ成功しないため、その点でのサポートができることも、本質的なのかなと感じています。
ーただ候補者を集めるだけではなく、企業そのものの改善にも関わっているということですね?
樋野:はい、企業によっては、より魅力的になってもらえるよう、改善プロジェクトを行うこともあります。
ー特に印象に残っている仕事はありますか?
樋野:最近、ご縁があって地元島根の企業さんとのプロジェクトに関わっていて、これが非常に印象深いというか、やりがいがあるなと感じています。「いつかは地元で」という思いがありましたので。
メインは採用支援業務ですが、派生して、SNSでの魅力発信をしていけるよう、社内でSNSチームを立ち上げてそのサポートをしています。それから、これはまだ構想段階ですが、地域貢献活動を会社全体で、行うことも一緒に企画しています。
ー前回のインタビュー(2022年9月)から、何か変わったことはありますか?
樋野:根本的な部分はそう変わっていません。しかし、役割に変化がある中で、シナジー全体がどう良くなっていくかをより俯瞰的に考えるようになりました。
今は経営採用支援事業部に在籍しているのですが、「事業部として喜んでもらうにはどうしたら良いか」「シナジー全体として、どう進んでいったら良いか」など、部分最適ではなく全体最適を重視するようになりました。「徐々に全体のことを見て動けるようになってきた」と自分自身も感じています。
ーどのようにして、全体を見る視点が持てるようになったのですか?
樋野:大きく二つの理由があります。
まず、採用活動の責任者として働く中で、社長や経営陣の方との接点が増え、会社全体の目的と方向性を理解する機会が増えました。採用は目的ではなく、手段です。
企業が目指すゴールに対して、どう変化させていかなければならないか、という話を聞く機会が多くありました。
また、私たちが掲げるドリーム「ぐっとくる10人の経営者とぐっとくる100億円のグループ企業へ」を実現するために、まずは経営採用支援事業部で計画を立てる時間があったんです。
10年後にこういう企業にするためには、5年後、3年後にどうなっていなければならないか。数字的な部分だけではなく、定性的な部分も明文化しました。
これにより、自分の仕事だけでなく、会社全体を見渡して考える視点が身につきました。
ーありがとうございます。シナジーには、どのような人材が合うと思いますか?
樋野:まず、私たちの社風に共感してくれる方であること。また、現状より10倍以上の大きな規模を目指しているので、変化を楽しむことができ、自己成長に励める人が良いかと思います。
ーかなりざっくりした質問ですが、シナジーで働いてみて、どうですか?
樋野:良くも悪くも(笑)非常に自由な環境です。
無理な業務や長時間労働を強いられることはありません。でも、やりたい人は頑張れる、というか。学ぶ機会やチャンスが平等に与えられる環境ですね。
学ぶ機会を活かして、もらったチャンスをしっかりと逃さずに行動していけるのは大事かなと思います。
仕事の報酬は仕事です。動いた人に対しては新しいチャンスがやってきます。負荷がかかることは、どうするか本人に委ねられるので、そこでYESといえるかどうか、と感じますね。
ー求職者へのメッセージをお願いします!
樋野:当社のビジョンや価値観を理解して、共感いただける人と一緒に働きたいです。
ある程度の裁量や責任をもって、挑戦することにやりがいを感じる人、一歩コンフォートゾーンから踏み出して挑戦できる人は、シナジーが非常に合っていると思います。
私たちが目指すミッション、ドリームを実現するために一緒に頑張れる方をお待ちしています!
ー樋野チームリーダー、ありがとうございました!