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「1人1人の想いを、共に叶えることができる場所」新卒から内定者へ贈るノベルティBOXの話

先日開催された2023年度内定式では、22卒メンバーが制作した内定者向けノベルティBOXが贈られました。本記事は実際にノベルティBOX制作に尽力したメンバーが、制作秘話を語ってくれました!

↑内定者ノベルティBOX制作チーム(22卒メンバーにより構成)

Sun*に入社して初めて挑戦する"価値創造"

自分達がもらって、嬉しくなって、期待しか見えなくなった内定者向けノベルティBOX。もらう側から、渡す側になる。

Sun*に入って初めて挑戦した”価値創造”が、23卒内定者へのノベルティBOXを作ることでした。

面接は全てオンライン。Sun*を知ってからその一員になることを決意する間、リアルの場では誰にも会うことがなく過ぎていってしまった。いくら自分が選んだ入社先とはいえ、この考えは合っているのか。本当に自分はこの会社に入るのか。そもそもこの会社はこの世に存在するのか。オンライン内定式のzoomURLを開いても、そこには誰もいないんじゃないか。

持ち前のネガティブと心配性を過去最高に発揮し、寝ても覚めても悪いイメージを描いていたある日、エンジニアなら手元を見なくても指が覚えているであろう*(アスタリスク)がデザインされた白い箱が届きました。

↑22卒内定者向けノベルティBOX。

パーカーとTシャツに袖を通せばSun*の一員になったことの期待に胸を膨らませ、マグカップにコーヒーを注げばすでに働き始めたかのような高揚感が湧く。マスキングテープはありとあらゆる小物に貼り付け、内定証書とそこに添えられたメッセージから世界を変える覚悟を決める。

箱を開けた瞬間にネガティブな感情をひっくり返してくれたノベルティBOXを作ったのが1つ上の先輩だと知った時は、憧れと嫉妬、未来への期待が止まらなくなり、入社式のその日に「23卒のノベルティは自分達が創ろう!」と同期と約束を交わしました。

入社から3ヶ月間行われる新卒研修終了直後、誰に頼まれたわけでもなく「23卒の内定者ノベルティを作らせてほしい」と先輩社員へメンションを飛ばし、新卒メンバーによるノベルティBOX制作プロジェクトが動き始めました。

入社してたった半年、それでも伝えたいSun*のカルチャー

話し合いはコンセプトを決めるところからはじまりました。

私たちが感じた喜びと期待をSun*の一員として新しい仲間に伝えたい。そのためにはどのようなノベルティが適しているのか。内定者はどのようなことを求めているのか。そもそも会社がなぜ内定式を行うのか。私たちが伝えたいのは何なのか。

自分達が入社前に感じていた不安や、ノベルティBOXを受け取った時の喜びを思い返しながら、3ヶ月の新卒研修で学んだフレームワークを駆使してたどり着いたコンセプトは「Sun*は1人1人の想いを、共に叶えることができる場所だと確信してもらう」というものでした。

このコンセプトからデザインしたキービジュアルがこちらです。

Sun*にいる人たちは、一人一人考えや性格の色が違います。持っているスキルの形が違います。それでも私たちの核には同じ想いがあり、*(アスタリスク)によって繋がっています。23卒内定者の方々も同じ核を持った仲間です。既存のSun*文化に迎合する必要はありません。唯一無二の色と形を持つありのままのあなたでいることができると知ってほしい。このようなことを伝えるためのデザインです。

色も形も違う人々が有機的に繋がるからこそできる、楽しくて魅力的な価値創造を行うのがSun*の Digital Creative Studio です。ありのままの自分を余すことなく発揮し、職域を問わずコラボレーションすることができる場所であるというメッセージを込めます。

続いて、コンセプトを実現するために必要な要素として以下の3つを挙げました。

  1. 23卒内定者同士の繋がり
  2. Sun*の一員であるという自覚
  3. Sun*という場所への信頼感

内定式は、会社が内定者の方々を新たな仲間として受け入れる場でもありながら、内定者の方々にとっては自分がSun*を選択して間違いではなかったと改めて実感してもらう場でもあります。そのために、内定者1人1人にSun*の雰囲気やVision、Missonをノベルティを通じて実感してもらうことが重要だと考えました。

これらのことも含め、1人1人の想いを叶える過程にいつもSun*がいることや、ありのままの自分でSun*の中で価値創造に夢中になることができるということを確信し再実感してもらえるような「もの」をつくります。

未来の仲間に贈るノベルティ

憧れから始まり、学んだことを活かして、手痛い失敗をしながらも仲間に助けてもらった末に作り上げたノベルティがこちらです。

箱を開けると、中身はこんな感じです。

・内定証書
・Tシャツ
・マグカップ
・靴下
・ネームカード
・ステッカー

2023年度の新卒メンバーはSun*過去最多の50名超。どれだけ数が多くても、同期としての繋がりを強く持ってほしいという想いを込めて、既存のノベルティに加えて新たにネームカードやTシャツを作成しました。

またこれまでのノベルティBOXと最も違う点として、「IT技術を使ったノベルティ作成」にも挑戦しました。

作ったものは以下の3つです。

1.フェイスフィルター
2.撮影時に使用するフィルター
3.内定証書にかざすと現れるAR



詳細はSun* Advent Calendar 2022の中でご紹介しているので、よければご覧ください!

本気だったからこそ犯してしまった失敗

今回のノベルティ制作を経て、QCDのバランスを取ることの難しさについて身をもって実感しました。

内定者の方々に良い体験をしてほしいという思いが先行した結果Qualityばかりを追求してしまい、コンセプトとキービジュアルが決まった頃に残されていた期間はたったの1ヶ月でした。さらに、社内の予算も確保していない状況です。

そこから1つ1つのノベルティのデザインを創り、予算内に収まるように発注先を探す。
どう考えてもクリエイティブチームでは手が回りません。

プロジェクトが佳境を迎えたタイミングで、冷静にCostとDeliveryを考えることのできるプロジェクトマネージャーの必要性にようやく気がついたのです。そこで同期メンバーの1人に泣きつき、プロジェクトマネージャーとして参画してもらうことになりました。

プロジェクトマネージャーが加わったことで、内定式運営チームとの連携や、ノベルティのレビューを依頼する先輩社員、発注先選定、予算確保、制作チームのタスク管理などが整理され、制作チームがデザインに集中できる環境が整いました。おかげで、ノベルティは内定式までに無事に完成し、内定者の皆さんの元に届けることができました。

おわりに

私はノベルティを渡す現場に立ち会うことができなかったのですが、内定者の皆さんにはとても喜んでいただけたと聞いています。

これから「誰もが価値創造に夢中になれる世界」を創っていく仲間として一緒に働ける日々が待ち遠しく感じています。

Sun*ではシニア、ミドル、ジュニアを問わず全員が自発的に組織をより良い方向へ進めていくカルチャーがあります。23卒の内定者の皆さんだけではなく、これから入社するであろう未来のメンバーと一緒にこのカルチャーを紡いでいくことを楽しみにしています。

もしSun*の取り組みやカルチャーに少しでも興味を持っていただけたのならば、ぜひホームページを覗いてみてください。

https://sun-asterisk.com/recruit/

みなさんと働ける日を心からお待ちしております。

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