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中途入社エントリー#01 「誰かにとってのサードプレイスを求めて」

初めまして。2022年12月に株式会社水星に仲間入りした籔田晃平と申します。 現在HOTEL SHE, KYOTOにてアシスタントマネージャーを担当しております。 Over 30ではありますが社内で最もフレッシュなメンズとして、こちらの入社エントリーを投稿させて頂きます! 自分がどんな仕事をしたいのかハッキリと分からないまま二度も異業種転職をした自分の、

・水星を選んだ経緯
・入ってみて実際にどうだったか

といった点を、入社して間もないながら忌憚なく綴っていきたいと思います。


自己紹介

1991年生まれ。生まれも育ちも京都の北大路。 趣味は、DTMとギターで音楽を作ったり、イラストを描いたり、シルクスクリーンでオリジナルTシャツを作ったり、podcastで雑談配信をしたりなど。
趣向は文化系ですが、中高時代10年ほどバスケットボールに打ち込み、映画『THE FIRST SLAM DUNK』も劇場でちゃんと6回観るなど体育会系な一面も持ち合わせてます!

キャリア

浪人して入った私大文系を卒業後、2015年に地元信用金庫に新卒で入社。
京都で生まれ育ち骨を埋めるつもりでいたため、京都の街づくりの一助になれたらと思ったのが志望した理由でした。
他の金融機関よりも信用金庫を選んだ理由としては、個人事業主や中小企業などの創業支援に力を入れてるという特徴があったことが大きかったです。 入社してから初めの2年は、預金窓口や融資事務を経験し、3年目からは法人営業としてスーパーカブで京都の街を駆けずり回る日々を送っていました。

そんな中で様々な取引先に伺いながら「こんなに色んな業種が世の中にはあるのに、自分はここで定年まで過ごすのは少し勿体無い気がするな…」と、金融業という仕事にミスマッチを感じていたのが入社して3年ほど経った頃のことでした。

そして決心し2018年夏、元々モノづくりが好きだったこともあり憧れだった大阪のアート系の印刷会社に大胆な転職。


メインは、クリエイターのお客様の制作をお手伝いするような業務でとても楽しい日々でした。 お客様自身でモノづくりができるワークスペースを運営したり、マーケットイベントを開催したりと、印刷会社でありながらファンを着実に増やしていくような、ある種コミュニティを形成していくような働き方をさせて頂き、また中学校や高校、デザイン専門学校などにお邪魔してシルクスクリーン印刷の授業をさせて頂く機会などもありとても充実していました。

しかしそれらが順調だった中、コロナ禍に突入。 自分主導で進めていたプロジェクトが道半ばで頓挫したこともあり、再度キャリアを見つめ直そうと二度目の転職活動を決意。そして「30歳を過ぎての転職なので慎重に調べねば…!」と考えていた矢先。

2022年秋にWantedlyに登録し、『地域:京都市内』で企業を検索して1件目でヒットした水星に気付いたら入社していました。
まさか自分がホテルで働くことになるなんて思ってもなかったので人生って不思議ですね。

運命的な押し間違い

正直に言うと、すべてのきっかけはWantedlyのアプリの使い方をよく理解しないままに誤ってエントリーボタンを押してしまったのがきっかけでした。笑 すぐに採用担当の方から『オンラインでカジュアル面談だけでもどうですか?』とのメッセージが。

もちろん水星という会社の業態や事例などはWantedly内の記事に目を通し、ホームページやSNSもある程度見て把握していたものの、やはりどこかで「楽しそうだけど、自分なんかがこのホテルで働けるのだろうか…」と思ってる部分がありました。オシャレで格好良くて仕事ができそうなチームにこの自分が…?と。 しかし!意図していなかったにせよ得られたせっかくの好機!ええいままよ!とオンライン面談に乗り込んだのでした。

予想以上にカジュアルだったカジュアル面談では、会社説明をひと通り受けた後、自身のキャリアや当時の仕事内容を皮切りに会話が弾み、数日後に企画されていたイベントにお誘い頂くことになりました。 遊びに行くという形で初めて現地に伺い、そこで水星メンバーの方々と初の対面。

あくまでも面接ではなくイベントだったのでラフなコミュニケーションが繰り広げられる中、「現場や人の雰囲気が自分にマッチしているなあ」と勝手ながら考えていました。
また、採用担当の方にも同じくそう思って頂けたようで、結果的にはその後すぐに入社のお誘いを頂きスルスルと転職を決めたのでした。

意外なカルチャーマッチング

面談では「業種は何であれ、誰かにとってのサードプレイスを作れるような仕事をしたい」という考え方を気付けば30分ほど話していました。
プライベートで行きつけの飲食店があったり、前職の印刷会社の工房によく来られる常連客の方々から気付かされた部分ではあったのですが、家でもなく学校・会社でもない自分にとってのもう一つの場所、そういった現場を作れるような働き方に強い憧れを持っていたのです。 そして且つ、印刷会社のように専門性の垣根なく、誰でも利用できる何かを提供する会社を探していました。

そこで水星の運営するホテルの話を伺い、実際に現場と人を目の当たりにしてから「自分が目指していたものってここにあるのでは…?」と気付けたように思います。

自分にとっては、前提として『ホテルであること』よりも『ホテルという現場を持って付加価値を求め続けている』という点に水星への魅力を見出していました。 また、ホテルとして本業の軸を据えた上で、社員それぞれが持つスキルを活かしたイベントを企画したり、セルフブランディングを具現化し愛されるに至っている。

そんな元々目も向けていなかった場所に、おこがましくも自分の働く姿を現実的に想像できたのです。

実際に入社してみて

ホテルで働くということで、客室の準備や清掃、チェックインの際に必要な接客、予約管理やカフェスペースでの飲食提供などは想定通り。

意外だったのは、OJTを受けながら「気付いたことや改善点、思い付いたことがあればどんどん発言してほしい」と言われ、その上実際に提案したことがすぐさま実行に移されたことでした。

それ自体は衛生面の改善案など手のつけやすい部分でしたが、それだけでなく入社1ヶ月でロビーを利用したイベントを企画する機会があったりと、「かなり贅沢に仕事をさせてもらえてるなぁ…」という実感。

また接客がそもそも好きなので、カフェスペースを利用しに来られた方と仲良くなったりなど、少なからず自分が思い描いていた働き方に近づけている気がして嬉しく思っています。


特にインバウンド需要が戻りつつある今では、海外ゲストの方々に拙いながらも英語でどうにか京都のおすすめスポットを必死に伝えて、HOTEL SHE, KYOTOに宿泊して良かったと思って頂けるような接客に邁進しています。
たまにゲストからお土産を頂けたりすると、「この仕事に就いてよかったなあ」と実感しますね。

そして今年の春からは趣味が高じて水星でもpodcast配信を目論んでおります!
対ゲストとは異なる魅力の伝え方ができたら、と考えておりますので是非ともご興味がある方は聴いてみてください! リスナーからゲストに、そしてHOTEL SHE, のファンに、はたまた一緒に働く仲間と出会えるかも…!ととにかく楽しみです!


空間やコンセプト、そこでの体験を大切にしているHOTEL SHE, KYOTOだからこそ、ゲストが京都に訪れたときのサードプレイスとして愛されるよう、今後もそれらを守り、時に変化させていきながら、どれだけ自分をそこに表現できるかを楽しみに、今日もフロントに立っています。

最後に

水星のホテル事業部はHOTEL SHE, KYOTO以外にも、
・HOTEL SHE, OSAKA(大阪 弁天町)
・香林居(金沢)
・HOTEL CAFUNE(川崎)
と、それぞれが異なるコンセプトや存在意義を持ったホテルを運営しています。 もちろん施設の分だけ異なる志や、働く上での目標・価値観を持ったスタッフが働いており、皆それぞれの自己実現を目指しながら毎日ゲストをお迎えしています。

そんな水星では現在、ホテル事業部を含め様々な事業部で採用に力を入れています! この記事をここまで読んで頂いている方は少なからず転職を考えたことのある人かと思います。 自身にマッチした環境や、実現可能な未来、一緒に働きたいと思える人が、水星で待っているかもしれません。 まずは少しの勇気を持って気軽にエントリーしてみてください。

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