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【長野県茅野オフィス】地方で、子育てや家事と両立しながら、自由度の高い働き方を。リモートで成果を出すために大切なこととは?

八ヶ岳や蓼科など豊かな自然に恵まれたエリア、長野県茅野市をご存知ですか?雄大な山々に囲まれ、年間約300万人もの観光客が訪れる場所です。そんな茅野市に位置する『ワークラボ八ヶ岳』内に、ストリートスマートのオフィスがあります。

ワークラボ八ヶ岳とは
「働く実験室」をコンセプトに、2018年3月茅野市が設置した施設です。
学生・企業・地域住民・別荘利用者など市内外の様々な人々が、豊かなワークライフの実現を目指し、様々な取り組みを試すことができる場所です。

(ワークラボ八ヶ岳 施設内 クリエイティブな空間です)

ストリートスマート茅野オフィスには、子育てと両立しながら自由度の高いスタイルで働くメンバーが4名所属しています。今回はその中から、河西さんと粟野さんにインタビューを行いました。

(左:粟野さん 右:河西さん)

プロフィール:
粟野 龍亮さん・河西 知恵子さん
2018年入社
事業推進グループ

地方で、子育てや家事と両立しながら、自由度の高い働き方を。

ーはじめに、業務内容と、普段の働き方を教えてください。

河西:パートナー企業に提供する、Google Workspace のマニュアル更新や、研修で使うスライドの更新、教科書の更新や追加などを行っています。一人で行うわけではなく、大阪や東京、神奈川、宮崎のメンバーと連携しながら進めています。コミュニケーションは、チャットツールである『Chatwork』や、ビデオ会議ツールの『Google Meet』などを活用し、拠点が離れていてもスピーディに案件が進むよう工夫しています。

現在子供が2人いるので、家事や子育てと両立しながら働けるよう、会社と相談させてもらい、月の稼働時間を数十時間と定めています。家で業務を行う日もあれば、オフィスに出社する時もあります。メンバーとコミュニケーションを取りたい日や、打ち合わせがある場合は出社し、それ以外は家で仕事することも多いです。

粟野:僕は、Google Workspace の活用方法をレクチャーする動画サービス『Master Program』*の動画編集を行なっています。働き方は河西さんと同じです。また、ストリートスマートの仕事とは別に、アパレル企業が運営する宿泊施設の立上げにも携わっています。

*Master Programとは、
組織で Google Workspace を効果的に活用するための企業向けレクチャー動画サービスです。
Master Program 公式ページはこちら

ー育児などと両立しながら、フレキシブルな働き方を実践されているのですね。これまでのキャリアと、ストリートスマートとの出会いを教えていただけますか?

粟野:これまでアパレル企業、広告代理店、観光協会などの様々な仕事に携わってきました。最初は東京で働き、その後三重県に移住したのですが、茅野の豊かな自然に惹かれ、三重から長野に引っ越してきました。2018年3月に、ここワークラボ八ヶ岳がオープンしたのですが、その際のイベントでストリートスマートのことを知り、事業内容や働き方に惹かれジョインさせていただくことになりました。

河西:私はここ茅野が地元なのですが、学生時代に福祉の勉強をしており、東京で社会教育団体に就職しました。その3年後に茅野に戻り、この地域に在住の画家のアシスタントを10年勤めたのち、出産で退職しました。子育てが落ち着き、そろそろ働きたいなと思っていたタイミングで、ワークラボ八ヶ岳のことを知り、ストリートスマートに出会いました。ITは未経験でしたが、ストリートスマートの事業に興味を持ち、面談へと進み、入社となりました。

ーお二人とも茅野にお住まいで、ワークラボ八ヶ岳でストリートスマート に出会ったんですね。

(インタビューに使用したお部屋の名前は、八ヶ岳連峰の赤岳にちなんで、AKADAKE)

地方にいながら、社会性の高い仕事ができ、最先端の知識が得られる。

ーストリートスマート で働く魅力は何でしょうか?

粟野地方にいながら、社会的意義の高い仕事ができることです。僕は『Master Program』の動画編集を担当していますが、『Master Program』は様々な企業様に導入され、ユーザー数を拡大しているので、自分が携わったことが多くの企業や社会に役立っているという実感が得られます。ここ茅野にいながら、都会や社会、世界との距離の近さを感じています。

また、代表の松林さんを始めとした経営陣の発信を聞く機会が多いので、高い視座から社会を見られるようになりました。大阪や東京に所属するストリートスマートの他メンバーとも業務を通して密に関わるので、地方では会えない人に出会える事も魅力だと思います。

河西:私も同様です。私はIT未経験で入社しましたが、ストリートスマートでなければ IT領域には関わらなかったと思っています。未経験でも安心して業務をスタートでき、Google Workspace などの最先端のITツールの知識が身につきました。それ以外にも打ち合わせの仕方や、仕事の進め方など、勉強になることばかりです。非常にスピーディかつ合理的で驚きました。

ー素晴らしいです。都会に住んでいなくても、日本や社会に貢献でき、世界を近く感じられる。それに加えて、お二人の自由度の高い働き方も魅力のひとつだと思います。

河西:そうですね。自分の働き方をカスタマイズすることができます。例えば子供の参観日があるときは出社せず、その時間まで家で仕事をしたり、コミュニケーション取りながら仕事を進めたい時はオフィスに出社するなど、自分で調節できるのが心地よいです。

(ワークラボ八ヶ岳で話している河西さん(左)と粟野さん(右) ) 

リモートワークを実現するキーワードは、クラウドツールと制度設計。

ー自由な働き方ができるリモートワークですが、離れているからこそコミュニケーションが難しいなどのデメリットもあるのではないかと思います。そこはいかがでしょうか?

粟野:チャットやテレビ会議などのクラウドツール、定期的な打ち合わせ、合宿など、様々な方法でコミュニケーションを図っているので、物理的には離れていても不便さや距離感を感じたことがありません

ーそうなんですか。それは素晴らしいです。

粟野ストリートスマートは、リモートワークを導入する上で、ただ「はいどうぞ」と放任するのではなく、制度設計をきちんと行なっています。例えば動画編集の仕事でいうと、リーダーとなるメンバーがスプレッドシートを制作し、担当者ごとの業務、納期、次のアクション、完了後の格納先などが一覧で把握できるようになっていました。そのシートにメンバーが進捗を記入するので、毎日最新にアップデートされ、全員が迷うことなく業務を遂行できるんです。遅延も一目で分かるので、必要あればアラートを出したりフォローすることができます。リモートというとコミュニケーションが取りづらく納期が遅れる、などのリスクが生じやすいと思われるかも知れませんが、ストリートスマートはそのリスク管理をきちんと行なっていると感じます。

河西:私も同感です。離れているからこそ、要領よくコミュニケーションが進むよう、制度が設けられています。私たちが所属している事業推進グループでは、『ペア制度』というものがあります。担当するプロジェクトごとに、2人または3人のペアを作り、そのプロジェクト期間は基本的にペアと仕事を進めるんです。ペアが決まっていれば「分からないことがあるけど誰に聞けばいいか分からない・・」ということにならず、迷うことなくその人に相談できます。また、そのペアとのコミュニケーションが深まるので、安心感もあります。

ーそれは素晴らしい仕組みですね。

河西:制度が役立っていますが、それに加えてメンバーそれぞれも小さな工夫をしていると思います。

ー小さな工夫ですか。具体的にはどんなことですか?

河西:拠点が離れていると、隣のデスクにメンバーが座っている訳ではないので、コミュニケーションの機会が減ることもありますが、その分打ち合わせできる時には「その時間を有効活用しよう」と準備しています。例えば、先に疑問点を洗い出しておいたり、アジェンダに対するコメントを送付しておいたり、などです。また、対面で話せば相手のリアクションを見ながら言葉を変えることができますが、チャットだと相手の顔が見えない分、意思や感情が伝わりにくいという一面もあります。その際に、言葉を多くして相手が理解しやすいようにメッセージを送るなど、丁寧にコミュニケーションを取る努力もしています

ー確かにそうですね。ストリートスマートのメンバーは、仕事ひとつ依頼するにしても、相手に伝わるように丁寧に記載したり、「分からない場合は気軽に質問してください」といったような一言を付け加えてくださる方が多いですね。

河西:そうですよね。他にも、メンバーから「テレビ会議では、いつもより大きく相槌ちを打つようにしている」と聞いたことがあります。画面を通して会話していると、自分の考えが伝わっているか分かりづらい時がありますが、それを防ぐために大きなリアクションをして、自分の状況を相手に伝えている、ということでした。話している側も安心感が生まれますし、それによってコミュニケーションや議論がさらに深まることもあり、素晴らしい工夫ですよね。

粟野:「定時を過ぎたら、メンションをつけてチャットを送らないよう、気をつけている」と言っていたメンバーもいます。相手への心遣いからです。そういう小さな工夫を個人が積み重ねているからこそ、リモートワークがうまくいくのだと思います。

ーなるほど。そういった工夫があるからこそ、リモートワークで成果が出るんですね。

粟野:僕がストリートスマートに入社して驚いたのは、今述べたような丁寧なコミュニケーションをしながらも、仕事のスピードが速いことです。スピードを速める分、丁寧さは重要視していないベンチャー企業も多いと思うのですが、ストリートスマートは両立させています。また、メンバー同士の仕事外のコミュニケーションも重視しており、そういう機会も多く設けられています。それがすごいなと思いますね。代表の松林さんはじめとする経営陣が、一人ひとりをすごく大切にしているので、それが会社全体に伝播しているのだと思います。

(穏やかで話しやすい粟野さんと河西さん)

自由度の高さを実現するためには、責任や自律が伴う。

ーストリートスマートのメンバーはどんな方が多いですか?

粟野:個々が自立し、イキイキと働いている印象です。半年に一回上長との面談があるのですが、個人の考えややりたいことを吸い上げてくれるので、風通しも良いと感じます。

河西:私のようにリモートで働いているメンバーは、仕事と子育てを両立させるために時間の使い方を非常に工夫している方が多いです。仕事を楽しみながら、目標を持って働いていますね。

ー働き方の自由度が高い分、個人がどう動くかが重要になりますね。

粟野:その通りです。自由な分、個人に責任が伴います。「言われたことをやる」というより、「一人一人が価値を創り出す」という社風ですね。それを楽しめる人は良いと思いますが、しんどい人には厳しいと思います

ー確かに、自律しながら仕事を前向きに楽しんでいる人が多い印象です。

河西:他の特徴で言うと、コミュニケーションや人との繋がりを非常に大事にしている印象です。私はIT未経験でしたが、「IT企業」と言うとなんだか冷たいイメージを持ってしまっていたんです。しかし、ストリートスマートはコミュニケーションを非常に大事にしています。情報共有のために全社で行う『ShareMee』という会議や、グループのミーティング、メンバー全員でコメントし合える日報など、メンバー同士で深くコミュニケーションできる機会が多いな、と感じます。

ここ茅野オフィスを拠点に、地方でこのような働き方を増やしたい。

ーお二人が今後やりたいことがあれば、聞かせていただけますか?

粟野:僕たちの働き方は、地方で言うとまだ珍しく稀なものですが、このような働き方が増えるといいなと思っています。地方は観光業や農業に従事している方が多いですが、季節によって収入が変動するケースが少なくありません。一方、ストリートスマートのような働き方をすれば、年間を通じて所得を安定させることができます。都会では当たり前かもしれませんが、地方にとっては非常に有難いことなんです。

ーなるほど、そうなんですね。

粟野:そのためには多くの企業がクラウドツールを導入したり、制度を設計する必要があります。ワークラボ八ヶ岳でも、中小企業の経営者向けにそういった情報をお伝えするイベントを開催しているので、ここをうまく活用しながら、地方で働き方の選択肢を増やすことに貢献できたらと考えています。

河西:私も同じく、ここ茅野オフィスを上手く活用しながら、働き方の発信ができればと思っています。先日、県内の学校でストリートスマートの講師が登壇した研修に同行させていただいたのですが、そこで働く先生方がクラウドツールを体験し、目を輝かせていました。そういったシーンをもっと増やせるよう、世の中に様々な働き方や学び方が広がれば、嬉しく思います。

(ワークラボ八ヶ岳 施設内)

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