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安全、安心をテーマに社会に気づきを

ずいぶん昔、私が小学生のころ、石油はあと40年くらいでなくなると聞いたような気がします。あと数年で、それを聞いてから40年たちますが、どうもまだなくならないようです。

しかしその間、世界はどんどん熱くなってしまって、私が大学に入ったころか、みんなが心配しはじめた、海面上昇、気候変動が脅威となって人々を苦しめています。そして、それがもっと本格的に、深刻なものになりそうです。

学校に行ったり、仕事を毎日していると、日々の生活に追われるというか、やっぱり目の前のことに一生懸命になることが多いと思います。ちょっと先のこと、ましてや40年先のことを考える機会は、あまりないかもしれません。

でも、ちょっと立ち止まって、少し先のことを考えてみれば、資源しかり、気候変動しかり、自分の暮らしに大きな影響が出てくることが分かると思います。そして、日々の安全、安心が、実は様々な分野の、多くの人々の努力によって守られていることも、少し調べれば分かります。

そんな気づきを社会に促すといいのでは?

みんなの意識が、少し先のことに向いて、自然が守られたり、環境が良くなったり、知識を得て賢くなった気分になったり、それをグラフィックに表現してみたり、一人ひとりがそれぞれの価値観で、楽しく、創造的な、今の言葉でいうとクリエイティブな生活ができれば、社会は豊かになるのではないか。

海のことをちょびっと勉強していた大学生のとき、そんな意識が芽生えて発信の試みやお手伝いを始めたのが創業の原点です。

折しもネットが普及を始めたとき。授業で海岸侵食をテーマにしたHPを作ってみたり、マリンレジャーのお店のサイトを作ったり、大学を出てからは、川のイベントや海洋教育事業のお手伝いをしたり、かっこよく言えば、テーマのナレッジ(海から出発して川)とクリエイティブを融合して、発信のラインにのせ、人々に気づきや理解を促すことを仕事にしてきました。面白そうなことや、機会が与えられたことをひたすら続けて今に至ります(小さな会社ですが... 自分では、とっても面白いと思っています)。

気がつくと、川、領土や海のことをテーマに、今は国、自治体やシンクタンクのお仕事を中心にしていますが、私がこの仕事を始めたころ、「そんなことが仕事になるんですか?」とよく聞かれました。

しかし今は、環境教育を受けたり、SDGsを学校で習ってから社会に出る人が増えて、コンセプトに共感してくれる人や、知識やセンスを備えた人と繋がる機会に恵まれています。とても嬉しいことです。


社会は気づきを得て変化する。

目先の成果が見えなくても、本気でそう思う人たちとこれからも繋がり、協働していきたいです。


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