今回は、塾講師からエンジニアへとキャリアチェンジし、教育への関心とITへの挑戦心を両立させながら活躍しているGTさんにインタビューしました!
普段はプロジェクトを引っ張る立場ですが、今日はちょっとリラックスして、なぜキャリアを転換したのか、入社後どんな挑戦をしてきたのか、そしてこれからの展望まで、ざっくばらんにお話を聞いてみました♪
CAREER━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2017–2022|学習塾 講師
英語・数学を中心に指導し、教育や成長支援を経験。
2022–現在|株式会社ストラテジーアンドパートナー
エンジニアとして開発を担当しつつ、
タスクマネジメント・営業・プレゼン・プロジェクトマネジメントにも挑戦中。
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挑戦のきっかけ:生徒の成長を支えていた僕が、今度は自分自身を成長させたい
大学時代から5年間、塾で英語や数学を教えていました。人に教えることや、成長を支えることが好きで、生徒が理解できた瞬間に一緒に喜べるのが一番のやりがいでした。
そんなある日、友人がプログラミングでVR作品を作っているのを見て「自分もゼロから何かを作ってみたい」と感じ、塾講師を続けながらプログラミングスクールに通い始めました。最初に学んだのはRubyで、初めてコードが動いたときの嬉しさは強く残っています。もっと深く学びたいと思い、IT業界への挑戦を決意しました。
就職活動で当社と出会い、面接では1時間近く真剣な話をさせてもらいました。「エンジニアは人手不足といわれているけれど、成長し続けられる人材が足りない。勉強をやめた時点で、もうエンジニアとは呼べない」という言葉は、最初は少し怖いと感じたほどです。それは、技術的なスキルだけでなく、プロとして常に学び続ける覚悟を厳しく問われているように感じたからです。
しかし、その言葉にこそ「本気で成長できる」環境があると感じました。なぜなら、それは単に人手が欲しいだけではなく、本物のエンジニアを育てようとする会社の強い意志だと感じたからです。塾講師として生徒の成長に真剣に向き合ってきた自分にとって、その厳しさはむしろ信頼できる証でした。
さらに、人の成長や教育に力を入れている会社の姿勢が、自分が大切にしてきた関心と重なり、「この会社なら、自分自身の成長を本気で追求できる」と確信し、入社を決意しました。
挫折と成長:厳しいフィードバックを乗り越え、得た「自分だけの強さ」
- 未経験から6つの言語を操るまで。その成長の裏側
入社当初は、スクールで学んだRubyしか書けない状態で、「これでやっていけるのかな…」という不安でいっぱいでした。それでも、業務を重ねながら新しい技術に挑戦し、今では6つほどの言語を扱えるまでに成長しました。
なぜ、未経験から短期間で複数の言語を習得できたのか。
その鍵は、「必要に迫られる環境」と、「自律的な学習サイクル」にありました。
入社してすぐに任されたのは、Rubyとは全く異なる言語を使うプロジェクトでした。新しい言語のコードを目の前に、正直「わからない…」と頭を抱える毎日でした。しかし、クライアントの要望に応えるためには、この壁を乗り越えるしかありません。
「できない」と立ち止まるのではなく、まずは「どうすれば動くか?」を徹底的に調べました。先輩に頼りすぎるのではなく、まずはエラーメッセージを読み解く習慣をつけました。エラーは、ただの不具合ではなく、「次の一歩」を教えてくれる先生です。エラーの原因を論理的に探すうちに、自然と問題解決力が磨かれていきました。
また、解決した問題は、必ず「どう調べ、どう解決したか」を記録に残すようにしました。これは、自分の学びを整理するだけでなく、後から入社したメンバーが同じ問題でつまづかないようにするためです。塾講師時代に生徒のつまづきを解決してきた経験が、「どうすれば相手に伝わるか」を考えるナレッジ共有の習慣につながり、自分の理解をさらに深めてくれたのです。
このように、「必要に迫られる環境」で一つずつ課題をクリアし、自力で解決するサイクルを回し続けた結果、未経験から6つの言語を扱えるまでに成長できたのです。
- 失敗を乗り越え、得た「感謝」と「自信」
入社初期は、お客様から「画面表示がおかしい」「データが合っていない」「デザインがダサい」といった厳しいフィードバックが次々に寄せられ、正直落ち込むことも多かったです。
特にシステムの不具合対応では、最初は傷ついたり悩んだりしました。それは、未経験ゆえのスキル不足を突きつけられているように感じたからです。時間をかけて一生懸命作ったものが、丸ごと否定されたように感じ、自信を失いそうになりました。
しかし、自分で原因を探り、修正し、テストを繰り返して解決したときに「ありがとう」と感謝され、大きなやりがいを感じました。
この経験を通じて、自分のスキルが確実に積み重なっていく実感を得ました。そして「失敗や指摘は成長の材料になる」と前向きに考えられるようになったのです。対応を重ねる中で仲間からも頼りにされることが増え、自分の役割や存在意義を強く感じられるようになりました。
今ではフィードバックを「改善のきっかけ」と捉え、強いメンタルで仕事に向き合えるようになりました。
- 開発だけじゃない!キャリアの幅を広げる挑戦
仕事は開発にとどまりません。メンバーのタスク管理、営業、プレゼン、ピッチイベントなど、ビジネス寄りの役割にも挑戦してきました。昔のように「エンジニアはコードだけ」という時代ではないと思っていますし、幅を狭めずに挑戦し続けることを意識しています。
- 経験がスキルになる
2〜3年目からはマネジメントの役割も任され、設計やプロジェクトマネジメントに加え、必ず「どう調べ、どう解決したか」を記録に残す習慣を身につけました。これは自分の学びを整理するだけでなく、後から入ったメンバーへのナレッジ共有にもつながっています。
今後の挑戦:教育とITを掛け合わせ、新たな学びをデザインする
これからは、もっと教育×ITの可能性を広げていきたいです。
今まではWeb中心の開発が多かったのですが、今後はモバイルアプリやタブレットアプリの領域にも挑戦して、より身近に使ってもらえるサービスを作りたいと思っています。
また、VRやARなど新しい技術を取り入れて、ただ学ぶだけでなく「体験として身につく学び」を提供できる仕組みも実現したいです。物理や歴史といった分野も、Elemental Labを通じてより直感的に学べるようにしたい。
最終的には、「ここで学べば必ず成長できる」と感じてもらえるようなサービスにしていくことが目標です。そのために、僕自身が挑戦し続けて成長する姿を見せていきたいと思っています。
“できるかな?”と迷うあなたへ
最初はRubyしか書けなくて、本当にやっていけるのか不安だらけでした。でも、挑戦を続けてきたことで、技術もメンタルも大きく成長できたと実感しています。
だからこそ、「自分にできるかな…」と迷っているあなたにこそ、この環境に飛び込んでほしいと思います。ここには、厳しさの中にも本気で成長を応援してくれる文化があります。
私にできたのだから、あなたにも必ずできます。
成長を楽しめる方、フィードバックを成長のきっかけと捉えられる方、新しい挑戦を止めない方、そして教育や人の成長に貢献したい方。そんな熱意を持ったあなたに、私たちはぜひお会いしたいと考えています。
一緒に、新しい可能性を広げていきましょう!