スタートラインで働くスタッフの様子を紹介。
今回は2019年3月入社、現在は【サポート付きサテライトオフィスINCLU】にて、2拠点を管轄するエリア責任者の西浦さんのお話です!
■簡単な自己紹介
出身:北海道札幌市
好きな言葉:柳に雪折れなし
趣味:読書・美術館へ行くこと
----------まずは、西浦さんのご経歴とスタートラインへの入社のきっかけを教えていただけますか。
新卒から4年間、学習塾の講師として主に高校受験を控える生徒を担当していました。仕事内容、人間関係など職場環境は非常に良かったなと思います。生徒にとっては、自分の将来に向けて過去にないほど努力をする機会であり、その姿を見て"私もしっかりサポートしないと!"と、自分自身と向き合う場面が多かったです。大人顔負けに努力をする生徒がいれば、中にはなかなか勉強に身が入らず過ごしている生徒もいたりと様々でしたが、全てが私にとって尊い存在でした。
一方で、業界特性もあるかもしれませんが長時間労働が常態化した働き方でしたので、長く働き続けられるかどうかは不安に感じていました。
そんな中、仕事終わりにTVをつけると日本理化学工業様の障害者雇用に関する特集が放送されていました。放送の中では、全従業員のうち7割が知的障害のある社員で構成されていることや、学校用チョークの製造を主事業とされている企業様ということなど紹介されていたのですが・・・なんと、当時前職で自分たちが使用しているチョークがまさにそれだったんです!
その時に、「誰かの仕事と自分の仕事がつながっている様」をとても実感しました。"自分は社会の一部なんだ"と具体的に認識できた瞬間でした。そこから、障害者との関わりがある仕事にも興味を持つようになり、様々な会社を見ていく中でスタートラインに出会いました。
最初から前向きだったわけではない。周囲のサポートがあるからチャレンジを続けることができた
----------偶然の出来事をきっかけに、素敵な縁が生まれたんですね!スタートラインに入社をされてからはどのようなキャリアを過ごされてきましたか?
2019年3月にサポート付きサテライトオフィスINCLUのサポーターとして入社し、いちプレイヤーとしてクライアント対応や就労サポートを担当してきました。その後、2021年4月に拠点の責任者となり、2022年10月からエリアの責任者を担っています。
----------スピード感のある裁量の広がり方ですね。早いうちにマネジメントラインにチャレンジしようと考えていたのですか?
当時の上司から初めて拠点の責任者のお話を頂いた時は、自分が責任者になるイメージがわかないため難しいと返事をしていました。マネジメント業務はもちろんのこと、サポーターとしての技量や周囲と比べた自身の強みがはっきりしていなかったりと・・・不安の方が圧倒的に大きかったです。
でも、ただ単にお話を頂いただけでなく、上司と一緒に拠点の責任者を想定した準備期間として周辺業務に取り組んだり、段取りを整理したりすることで徐々に不安が解消されていきました。その上司自身が、チームに対して自由度の高いチャレンジできる環境を用意してくれながらも、最終的な責任は取ってくれるという安心感があったこともあり、自信をつけることができたと思います。エリアの責任者へ昇格のお話があった際にも、また別の上司ですが同じように準備期間を設けながら、丁寧にバックアップをしていただけたため安心して臨むことができました。
これらの経験が、いまの私のマネジメントに対する考え方にも繋がっています。チームメンバーが「なにか実現したい事や、やってみたいこと」があれば、失敗を恐れずチャレンジしてほしい!その行動についての責任は自分が取るから安心してほしいと考えています。
自分とは違う価値観や考えを持つ同僚がいるからこそ、チームで解決できる課題がある
----------西浦さんの相当な努力があったかと思いますが、それをバックアップする周囲の力も強力だったという事ですね。とは言いながらも、仕事上の悩みが発生することもあると思いますがどのように解消されていますか?
このような事業をやっているからなのか、周囲には自分が悩んだり苦戦したときにサポートしてくれるメンバーで溢れていると感じています。誰かしらが手を差し伸べてくれる安心感があります。あとは、自分とは違う考え方や意見を持つ同僚も身近にいるため、なにかしらで行き詰ったときには話を聞いてもららい、自分からは創造できないアイディアを頂いたりしています!
------------確かに、自分よりも自分のことを考えてくれるような人が多いですよね。最後に、今後のビジョンについても教えていただけますか?
入社当初は、自分に自信が無くて、キャリアを上げていくなんておこがましいとすら考えていました笑。でも、スタートラインで周囲の方々に支えられながら少しずつチャレンジの幅を広げることができた成功体験があり、これを糧にこれからも裁量を大きくしていきたいと考えるようになっていきました。マネージャーや部長職を担うチャンスがあれば、挑戦したいと考えています!
スタートラインに入ってから本当に多くの方に育てていただきました。今後は社内にその恩返しをしていきたいと考えています。自分が輩出していただいたように、新しい管理職を輩出していきたいです。"西浦でもできるんだ"と思っていただければ、より多くの方がチャレンジしてみようと思ってくれるのではないかと考えています!
自信が無くてもチャレンジをしてみたいことがある人。安心感さえあれば一歩踏み出せそうな人。そのような人のロールモデルになれるように頑張ります。同じような価値観をお持ちの方は、ぜひ一緒に働きましょう!