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SPSTインタビューVol.1 取締役 岡崎太輔『M&Aを武器に、ななもり。とエンタメ新世界を切り拓く』

すぱすて(SUPER STATE HOLDINGS、以下SPST)の採用担当です。

私たちは2.5次元アイドルグループ「すとぷり」を生み出したプロデュース能力を武器に、世界のエンタメに新たな超大国(=SUPER STATE)を築くべくエンタメ360°全方位への挑戦をしています。

私たちをもっと理解いただくために、事業・サービス・メンバーなどを紹介させていただきます。

第1回はSPST取締役 岡崎 太輔です。

M&Aやファイナンスを武器に、ハンズオンで経営を立て直すプロ経営者

ーー岡崎さんの経歴を簡単に紹介いただけますか

銀行からキャリアをスタートし、ベンチャー企業や複数の上場企業でマネジメントに従事してきました。M&Aやファイナンスが専門ですが、社長時代でもお客様と直接向き合い、スタッフと共に現場に立つことが好きです。

ーー金融畑からエンタメに?

よく驚かれますが、管理部長を初めて担ったCCC社(TSUTAYAやT Pointを運営)ではエンタメにどっぷり関与していましたし、5年間社長を務めた東証2部上場企業『鉄人化計画』では「カラオケの鉄人」の立て直しのため、全国のカラオケ店舗で最新エンタメとコラボを仕掛けて、業績を伸ばしてきました。私のキャリアにおいて、エンタメは身近な存在でした。

ーーーなぜSTPR / SPST HDに参画されたのですか?

数多のトップオファーよりも「ななもり。」に惹かれた

「ぜひ会社を任せたい。社長をやってほしい」というトップオファーは複数社から頂いていました。報酬条件やポジションも破格のオファーでしたが、正直、何か物足りなさを感じ、お断りし続けていました・・・そんな中、知人の紹介でななもり。に会いました。

ななもり。と初めて会って話すこと数時間、彼の見ているビジョンや、目線の高さに心を打たれました。

これまで決めれなかったのが嘘かのように、会ったその日に合流を決めました。

稀代のプロデューサーは、経営者としても抜群

ななもり。から当時相談されたのは、新しい時代で戦うエンタメ企業になるための時間を加速させるM&A戦略や資本戦略についてでした。

その“視座の高さ”に非常に感銘を受けました。私にとってはファイナンスが本業でしたので当然の議論でしたが、それを20代の若者が語ったことに衝撃を受けました。

これまで大企業を含む多くの経営者とも議論をしてきましたが、PLベース(売上や利益水準)での議論や戦略に終始するのが一般的です。ななもり。はBSベースの視点で語っており、その卓越した見識に深く魅了されました。

世界レベルのプロデューサーでありアーティスト・活動者であるななもり。は、経営者としても非常に優秀なのだと理解しました。

すべてを一人で出来るようになるかもしれない
が、まだ時間がかかる。ならば助けになるはず

ななもり。は経営についてよく研究し、本質を次々と理解し、細部まで頭に入れていました。しかし2023年当時、組織は50人規模で、会社の中核機能も外部に頼る運営でした。

やりたいこと、目指すビジョンにはすべてが足りておらず、組織から事業・経営においてあるべき姿には数段階の飛躍が必要でした。

それでも、ななもり。は一人でもできるようになるのだろう、と感じていました。なぜなら、彼の作った「すとぷり」は、まさに既存のエンタメ業界ルールから逸脱し、メジャーレーベルに属することもなく、社員数人・自分たちの力で学びながら、最終的には少人数で東京ドームを満員にするまでに成長を遂げたからです。

ただ同時にそれは、今すぐではない、と思いました。それならば、私が経験してきた経営経験をすべて投入することでショートカットし、力になれる。

それが、参画を決意した瞬間でした。

ーーー ーーー 結果としてSTPRに合流されて、管理部門を中心に仕組み化・体制化が進み、この半年でグループ会社が2社から15社になり、ホールディングス化(SPST HD)も実現しました

管理部門を上場企業水準に。
1年で15社グループイン。社員数5倍
所属クリエイター数1,000人超に

理想にはほど遠くとも、挑戦できる体制に近づけるために採用を強化しました。

社員数は1年前の50名からSTPR単体で100名を超える規模にまで成長しました。

現在も月間20名近く入社しています。

コーポレート部門を中心に体制やオペレーションも強化し、上場企業水準に引き上げられつつあると実感しています。

そして、2024年年初よりM&Aを主導する投資部門を設立・主導しました。

結果として1年足らずで15社がSTPRのグループ会社として加わり、連結の従業員数は1年前の5倍の250名を超え、所属クリエイターも17名から1,030名となりました。(2024年6月時点)

STPR Purposeの実現に向けて、M&Aやコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)事業を本格化

目指しているエンタメ全方位360°のうち
30°くらいまでは広げられた

2024年10月現在SPST HDには15の子会社があります。

  • 2.5次元アイドルグループ擁する「STPR」
  • アジアをはじめとするグローバル・マーケットへの進出拠点「STPRインターナショナル」
  • XRコンテンツの企画制作を行う「STPR Studio」
  • ライブ・イベント物販などリアルDXソリューションを提供する「3bitter」
  • PR/プロモーション/ブランディングなどコミュニケーション戦略設計を行う「コミックス」
  • VR/AR/MRを活用したデジタルコンテンツプラットフォーマー「Gugenka」
  • Vライバーのマネージメント及びプロデュース「ボンド」、「0rigina1」
  • VTuber事業、クリエイタープロデュース&マネジメント「eleven」
  • クリエイターのマネージメント及びプロデュース「B.B.Q」「ビタースウィートエンタテインメント」「iTokyo」 
  • MAGES.の事業をベースにコンテンツ事業を行う「AniTone」
  • ライブ・イベントの企画制作「エスエルピー」
  • 3DCG・アニメーション制作「スカラベスタジオ」
  • 米国のVTuber事務所「lucid Corporation」
  • 全スイーツ無人販売店舗「トゥエンティフォー」

上記に加えて未リリースの案件、M&Aではなく資本参加させていただいている企業などもあります。

ななもり。の思い描くエンタメ360°には全く足りないものの、30°くらいには進捗させられた印象です。


ーーー各企業は、なぜSPST HDと一緒になってくれるのでしょうか

グループに合流した社長たちが「そのまま続投」している。それが答え

STPRグループに合流した企業では、ほぼ全ての社長が続投して経営を担っています。

各社長が創業して、文字通り命と人生を賭けて価値ある企業が、この環境ならより成功・成長できると感じてもらえている。

ななもり。と一緒に事業をやることで、自分だけではどうしても出来なかったこと、超えられなかった壁が超えられるかもしれない、新しい可能性が広がるかもしれないという期待の証明です。

社長はもちろん、従業員やクリエイター、ひいてはファンの方に、もっと幸せにできると信じてもらえているのだと感じます。

ーーー最後に改めて岡崎さん自身が感じる可能性をお伺いさせてください

クリエイターが中心となる新エンタメ時代が必ず来る。その風景をななもり。と共に見届けたい。

ななもり。は、エンタメ業界を変えると確信しています。すとぷりで、既存の業界ルールに縛られることなく、まったく新しいやり方でりすなー(ファン)の力を借りて、一緒に夢を叶えてここまできました。そして今も新しい夢を描き挑戦しています。

次はSTPRという会社、SPST HDというグループ全体で、日本・アジア・世界のエンタメ市場に、これまでにない革新的な戦い方で挑み、世界を変え、名を轟かせていきます。

たった一人のクリエイターによる挑戦が、業界を変え、世界の中心・主役になる。

ななもり。が実現したことは、これからの時代で加速度的に支持されていく価値観になります。これまでは日が当たらなかったクリエイターたちにスポットライトがあたり、世界で輝く時代。

個人がもっと輝く時代に。

5年後、10年後にエンタメ業界がそう変わる。
その風景をななもり。のそばに立って見届けたい。
時代の到来を加速させたい。

そのためには支援するSPST HDという企業が、エンタメ業界を変えるのに、ふさわしい存在でなければいけない。多くの方に支持され、仲間を増やし続け、売上も利益も生み続け、持続的に成長するグループ企業群を実現する。それが私の使命です。

世界は変えられる。

あとは信じてやりきるだけです。

今はまだ小さな存在ではありますが、今後、一層多くのグループ企業と共に、エンタメ超大国の実現およびエンタメ業界の更なる発展に向けて、尽力してまいります。

新エンタメ時代を到来させる挑戦をご一緒したいと思ってくださる方いましたら、ぜひお話させてください。

またエンタメ業界に限らず幅広くアライアンスパートナーも募集しております。

お気軽にお問い合わせいただければ幸いです。

ーーーありがとうございました。


岡崎太輔 / Daisuke Okazaki
株式会社STPR 取締役 / SUPER STATE HOLDINGS株式会社 取締役
1994年東京都民銀行(現きらぼし銀行)入行。2000年カルチュア・コンビニエンス・クラブにて財務経理部マネジメント、 M&A、Tポイント事業新規立ち上げを経て、数社のベンチャー企業に経営参画。その後、2011年エスクリ、2017年鉄人化計画など上場会社の取締役を歴任。エンタメ、IT、レジャーなど幅広い業種でコーポレート部門マネジメント、ファイナンス、M&A等を推進。2023年STPR、2024年より取締役(現任)。コーポレート本部を管掌、1年間で15社のM&Aを実現、SUPER STATE HOLDINGS株式会社の設立を指揮し取締役就任

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