鉄道ムードのカレー店:ナイアガラ
カレーステーション ナイアガラ
http://www.niagara-curry.com/
「激務」のイメージが強い広告業界。今回はそんな業界で活躍しているお父さん社員に、仕事と子育ての両立について座談会形式でインタビュー。上は小学生の子どもがいるお父さんから、先月1歳の誕生日を迎えたばかりのお父さんまで3人の社員の本音を聞いてきました。綺麗事だけではない、リアルな仕事×子育て事情とは?
(右)大月均:1歳7ヶ月の男の子の父。コミュニケーションディレクター。多方面のクライアントを担当しながら、新規事業/サービス開発やセミナー講師なども行う。spicebox歴はそろそろ4年。
(中)豊島賢太郎:春から小学校6年生になる長男、3年生になる次男、6歳になる長女の三児の父。シニアプロデューサー。業種・業界を問わず様々なデジタルプロモーションを統括。海と家族と地元横浜を愛する39歳。spicebox歴はそろそろ10年。
(左)水谷博明:1歳1ヶ月の男の子の父。プランナー/コミュニケーションプランナー/クリエイティブディレクター肩書きは色々。webメディア「DiFa(https://www.difa.me/)」を立ち上げたり、様々な企業のプランニングを担当。「価値観のリノベーション」をテーマに様々な領域にチャレンジ。spicebox歴はそろそろ8年。
——早速ですが、子育てについて家庭ではどのように役割分担をしているのですか?
水谷:保育園の送りは僕が担当してて、毎朝8時半〜9時くらいに送ってから会社に来ています。
豊島:カレンダー(※)にも「保育園送る時間」って入れてるもんね。僕も一時期やってたけど生活リズムがガラッと変わるよね。
※:スパイスボックスではGoogleカレンダーでスケジュールの管理と共有をしています。
水谷:それまでは朝早く仕事をすることが多かったけど、送り始めてからは朝早めの打ち合わせはできなくなってしまいました(笑)基本的に平日は保育園の送りを担当して、土日に平日できなかった分頑張るという感じです。
大月:うちは結構明確で、毎週水曜日だけは18時過ぎには家に帰って子どもと一緒にお風呂に入り、そのまま寝かしつけまでやる…というのがルーティーンになっています。あとは、毎日、朝6時くらいに子どもが起きるので、そこから9時までは自分が子どもと遊ぶ担当となり、その間に奥さんには食事の作り置きや自分のことなどをやってもらうようにしています。でも平日の夜はどうしても早い時間帯に帰るのが難しいことが多いのでほとんど家庭の戦力になれていません。その分、週末は朝起きてから夜眠るまで、大半の時間を子どもと一緒に過ごしています。
——奥さんが妊娠されて、子どもが生まれて、それまでとは意識が変わった部分や気付きなどはありますか?
豊島:僕は結構子どもが生まれてから時間が経ってるから…子どもが生まれたばかりの2人はどう?
水谷:仕事づくしの毎日だったので、子どもができるということが想像できませんでしたね。出産に立ち会ったものの、生まれてから数ヶ月間は仕事も子育ても本当にバタバタで、あまりに忙しすぎて実感が持てなかったんです。ただ、時間が経ち少しづつ余裕がでてきたこともあり、徐々に実感が湧いてきて「かわいいな」と。最近は少しずつ歩きはじめた姿が本当にかわいくて(笑)。子どもができる前と後では意識が大きく変わりました。
大月:その辺の話をし出すとすごく長くなるんだけど…
豊島:手短に(笑)
大月:(笑)子どもが生まれてくれて本当に良かったなと思うし、客観的にも「子どもが生まれると人はこうも変わるのか」としみじみ思いました。あとは奥さんが妊娠してお腹が大きくなる頃から、できるだけその変化を自分ごと化できるように意識してきたところはあります。でも、男性はホルモンや体型が変わるわけではないから、どうしてもリアルに感じることができなくて、そこにもどかしさを感じることもありました…。
大月:産後1ヶ月間は時短勤務にさせてもらって、ほぼすべての家事を自分が担当していました。そんな感じで四六時中、家族3人で過ごし、リアルタイムで子どもや奥さんの変化を感じられたことはとても良い経験だったなと思ってます。
※スパイスボックスには男女共に育休や、育児等のために一時的に在宅勤務併用可能なSpotAnywhereワークといった制度があります。
豊島:さっき水谷も言っていたけど、自分の子どもに対する感情って親とか恋人とか友達に抱いたことのない感情で、人生で初めて抱くものなんだよね。
大月:そうそう。好きになろうって頭で考えて好きになっているわけではなくて、気づいたら勝手に好きになっているというか。とにかく日に日に愛情が湧き上がってくる感じ。
水谷:鼻水が出ただけで「わーかわいい」ってなる。
豊島・大月:そうそう!(笑)
——子どもが生まれてから実践している工夫はありますか?
豊島:たまたま夕方の時間帯に外で打ち合わせがあって、そのまま帰れるときは次男のサッカーチームの練習を見に行く。最後の20分だけとかになっちゃうんだけど、どうしても見たくて。事前に「今日は行けるよ」って言ってしまうと行けなかった時にお互い悲しいから、言わずにこっそりと(笑)
水谷:うちは共働きしてて、奥さんも今年の1月から復帰して働きはじめたので、できるだけ早く帰るようになって、夜型から完全に朝型になりました。ただ、状況的に夜遅くなる事もあるので難しいところもありますね。
——最後にこれからお子さんと一緒にしたいこと、行きたい場所について教えてください!
豊島:マネジメントと一緒なんだけど、人数が多いと一人ひとりに向き合える時間も減るわけじゃん。子どもが3人いるからというのもあるけど、長男が次の4月で6年生になるから、2人で旅行に行きたいと思う。父と息子の男2人旅みたいな。次男は次男で、長女は長女でまた考えたいけど。
大月:自分の子どももいつかはそれくらいの歳になるんですよね…。想像できない…。
豊島:あっという間だよ!(笑)小学校1年生くらいになるとどんどん親から離れて行っちゃうからね。子どもの成長って寂しいんだよ。
大月:名言が出ました。
豊島:今はスマホ時代だから赤ちゃんの時の写真も簡単に見返せるでしょ?たまに5年、10年前の写真を見ると涙が出てきちゃうの。こんな小さかったのにって…。
大月:うちの子はまだ1歳だから主体的に何かをやれる年齢ではないけど、最近少しずつコミュニケーションが取れるようになってきたので、ちょっとしたスポーツを楽しんだりとか、自然や動物と触れ合うようなことができるといいなと思ってます。
水谷:基本的に週末は奥さんと子ども3人で出掛けているんだけど、最近は変なところに行ってみたくて、祐天寺にあるナイアガラっていう、内装が電車みたいになっているカフェが気になってます。鉄道マニアの中では有名なカフェらしくて。
※参考
鉄道ムードのカレー店:ナイアガラ
豊島・大月:それは小さい子だったら絶対喜ぶ!
「働き方」についての課題も挙がりましたが、仕事も子育てもどちらも大切にしたいからこそ、見えないところで色々な工夫をしているお父さん社員のリアルな姿が伝わったと思います。私はママ会の時(https://www.wantedly.com/companies/spicebox/post_articles/101288)と同様、未婚で出産経験もありませんので今回の座談会も新鮮な気持ちで臨みました。お話を聞いていると、子育てと仕事の両立は想像以上にタフなこと、それでも創意工夫によって両立させていくことができることを実感しました。将来的に私が両立させる時にも、色々工夫できればと思います!
それにしても、いつもはスマートに仕事をしているお三方が、お子さんの話をする時に見せる笑顔があまりにも眩しかったのが印象的です(笑)。
今は色々な生き方、働き方がありますし、家族の形や何に価値を置くかも人それぞれですが、今回はバリバリ働きながらも、子育てを大切にしている3人の社員に話を聞きました。
スパイスボックスの“19新卒含むポテンシャル採用”のテーマは「語ろう」。現状のスキルで判断するのではなく、大切にしている価値観を共有できるたくさんの仲間に出会いたいと思っています。選考過程や座談会を通して現場の若手からリーダー、経営層までじっくり語り合える場を用意しています。ご興味のある方は、ぜひ以下募集をご覧ください!
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