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こんにちは!スペースマーケット の平井です。
今回は、スペースマーケット取締役CFO 兼 人事責任者 の佐々木にインタビューしました。佐々木は2017年1月に入社し、同12月に取締役へ就任しました。
社員からよく相談を受け、よくイジられ、「アニキ」とか「兄やん」と呼ばれています。
そんな佐々木のスペースマーケットへの思いについて、インタビューさせていただきました!
入社のきっかけは、管理部門の体制構築ですが「なんでもやります!」
平井:本日はよろしくお願いします!まずはじめに、佐々木さんの入社のきっかけから教えていただけますか?
佐々木 正将(ささき まさのぶ) 2017年1月、株式会社スペースマーケットに参画。 管理部門全般・人事・ブランド戦略を管掌。新興上場企業2社において財務会計・ファイナンス・IRを中心に人事・総務・法務等、管理部門全般のプレイング・マネージャーとして従事。2014年~アーリーステージのITベンチャーにて、資金調達の実施など同社取締役として経営全般に携わる。
佐々木:よろしくお願いします。最初のきっかけは、2016年のシェアサミットでした。シェアリングエコノミー元年とも言われる年のカンファレンスでしたが、あの熱気には衝撃を受けたことを覚えています。シェアリングエコノミーは、日本の社会構造を変える。ポテンシャルが大きい市場だと感じました。「いかに日本社会、経済をより良く変えられるか」という視点で次の仕事を考えていたため、シェアリングビジネスの中でも、このシェアサミットの開催において中心的役割を果たしていたスペースマーケットにジョインすることを決めました。
平井:佐々木さんは、最初は管理部長候補メンバーとしての入社だったんですよね?入社後、どんなお仕事をされてきたか、改めて教えていただけますか。
佐々木:そうですね。入社当時から「管理部門の体制構築や上場準備が会社からの期待値でしたが、自分の中でそれは出来て当たり前で、それ以外もフェーズに合わせて必要なことはなんでもやります。むしろやらせてください。」というスタンスでいました。面接でもずっとそれを話していたと思います。(笑)
入社後、まずは管理部門の立ち上げからですね。フレームワークを作って、課題を抽出し、業務フローの整備をして、ただの事務部門ではなく事業貢献するチーム構築に努めました。また、並行して既存株主(VC・事業会社)との関係構築に動きました。SR(Shareholder Relations)に課題を感じたので、ほぼ全ての株主を回って個別MTGをお願いして、スペースマーケットへの期待値の再確認、課題認識を共有していただきました。
その後、入社から3ヶ月経って正式にマネージャーへアサインされ、事業サイドではKPI分析の強化を行い、意思決定を明瞭にしたり、社内のコミュニケーションやカルチャーに関わる人事の仕事もしていくべきだと感じ、社内制度や会社のMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)のブラッシュアップも行いました。そこから人事としての職務は特に大きくなっていきましたね。2018年頭には人事・広報を巻き込んだブランド戦略チームを立ち上げ、全社的なブランディングも管轄するようになりました。
平井:佐々木さんのイメージは、「なんでも屋さん」だったのですが、私のイメージがまさに当てはまった回答ですね。(笑)
佐々木:これが自分の仕事の得意なスタイルなんです。課題と言うか、より良くできるかもと思ったところを見つけて入っていって、それを解決・改善していくことが得意だと思っています。
なぜその業務が今求められているのか、会社の現状はどうなっていて、何に課題があるのか、という部分を見極めて、その課題を解決していく。あくまで私の仕事観ですが、仕事は、ビジョンや目標を持った会社をその実現に近づけるために取り組むことだと思うので、自分の職務という考え方はあまりしていません。「会社の成長のために、改善を続けていく存在。そのためにはなんでもやる、なんでも屋」が自分だと思っています。
平井:そういった考えの軸があるからこそ、あらゆる業務を遂行してきたわけですね!
佐々木:そうですね。自分が飽きっぽい性格っていうのもありますけど(笑)、スタートアップは成長フェーズによってやるべきことや正解が変わっていきますからね。だからこそ私はスタートアップが向いているとも思います。
左から、CPO兼CTO/鈴木、社外取締役/野内氏、佐々木、CEO/重松
自分は「会社の成長を支える、会社のお母さん?」
平井:スペースマーケット にとって、佐々木さん自身はどんな存在でいようと思っていますか?
佐々木:私は、会社にとってお母さん的な役割を期待されていると思っています。よくある話で会社を家族に例えると、社長である重松さんは会社のお父さんですよね。会社を引っ張るお父さんがいて、そして会社の成長を支えるお母さんがいる。中長期的なビジョン・ミッションを考え、会社を俯瞰した立場でみて、継続的に成長していく会社を作る。それが自分の役割だと思っています。現実は「アニキ」とか「兄やん」と呼ばれていますが。(笑)
平井:なるほど。会社に対する目線というところでも、CEO重松さん、CPO兼CTO鈴木さんとはまた違いますかね。
佐々木:そうですね。もともと管理部門出身ということもあり、全体を見る意識っていうのは強いかもしれませんね。全体というのは、社員や組織という会社内部全体の話だけではなくて、社会全体の意味です。
よくメンバーに対しては言っていることなんですが、「管理部門の仕事は、管理することではなく、お客様にサービスを提供すること。そしてそのお客様とは、ユーザだけではなく、株主や潜在顧客、メディアや関係者など、スペースマーケット に関わる方々全てです」。そういった全体の中にスペースマーケット はいて、その中で成長していく。その目線で、今会社にとって必要なことは何か、と考えていると思います。
平井:そういった考えというのは、CFOになってから根付いてきたものですか?
佐々木:うーん、そうでもないですね。正直、入社した当初から、考えていることや仕事のスタンスは変わらないです。入社当時から、会社の課題を解決し続け、成長させ続けていくという意識で働いていましたので。CFOになって責任という意味では変わりましたが、やることは変わらないと思っています。
むしろ、一緒に働く人には、自分の考えに共感して、同じような思いを持ってくれたらこの上なく嬉しいなと思います。職務にとらわれず、変化にどんどん対応して、スペースマーケットの成長に本気で主体的であること。そういった思いを持って、全体を見る意識を持ってくれたらと思います。
今後目指していく、会社と自分の姿
平井:今後、どんな会社を目指していきたいですか?
佐々木:一言でまとめるのは難しいですが、やはり一つはビジョンとミッションを実現していくことですね。そのうえで、まずはスペースシェアが当たり前になっている世の中を作りたい。
今、間違いなく場所や時間の概念など世の中は大きく変わってきています。スペースマーケットはそのど真ん中のインフラとしてのサービスになれると思いますし、そういったインパクトを与えられる存在になっていかないといけないですね。まだまだ会社には足りないところだらけです。やりたいことはたくさんあります。長期目線に立って、会社がやるべきこと、課題解決を一つ一つ積み上げていきたいです。
あとは、「企業価値」という部分も意識していきたいです。トランザクションや売上は勿論ですが、「私たちは何者か」「個人で生きていける時代になりつつあるが、それでも企業に所属する意味は何か」、そういった答えを与え続けられる企業を目指していきたいです。どんなにビジネスモデルがよくても、結局会社は最後は人だと思います。それを体現するような存在に、スペースマーケットを成長させていきたいです。
平井:佐々木さん個人としては、目標などはありますか?
佐々木:実はその辺りは好奇心が強めなこともあり結構迷ってまして。(笑)ただ、仕事としてかライフワークとしてかはわからないですが、変わらず続けていくのは、スタートアップを支え、思いのある起業家を支え、そして社会を変えていく。そのために力を注げる、そんな自分自身を目指していきたいです。
写真は経営管理チーム。現在、経理財務マネージャー候補募集中!
佐々木さん、ありがとうございました。会社の成長を冷静に、長期的に第一に考える、佐々木の強い思いが伝わってきました。佐々木をご存知の方は皆さんお気づきかと思いますが、真面目な時とカジュアルな時のギャップが大きいですね。(笑)
現在スペースマーケットでは、そんな佐々木と一緒に企業の成長を目指していける、財務経理マネージャーも募集中です。ぜひ募集記事もご覧ください!
では本日はこの辺りで。またよろしくお願いします!
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