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未経験からベンチャー企業のサーバサイドエンジニアへ

こんにちは、スナックミーでサーバーサイドエンジニアをやらせていただいている塚田です。

社内では『つかっちゃん』と呼ばれています。なぜか一人のメンバーにだけ「おじいちゃん」と呼ばれています(不思議と嫌ではありません)。

私は他のメンバーのように高い志や目標、目的を持ってスナックミーにジョインさせていただいたわけではないのでカッコいいことは書けませんが、未経験からベンチャー企業のサーバーサイドエンジニアになるまでのこと、また入社してまだ5ヶ月ですが、その間に感じたことなどを書いてみようと思います。

30歳未経験からWEBエンジニアを目指す

 大学を卒業し就職してから約3年が経ったころ、高校生の時から付き合っていた彼女(現在の妻)と結婚の話が出ていました。友人とお酒を飲んでいて、『結婚すると自由にはできないからできることはその前にやらないとね~』なんて話をしていたのですが、その時小さい頃から漠然と抱いていた『いつか英語が喋れるようになりたいな~』『いつか留学してみたい』という気持ちが一気に押し寄せて、留学を決意。半年後には退職しフィリピンに半年留学後、カナダに約1年間語学留学をしました。結婚話を進めている中で留学することを理解してくれた妻にはとても感謝しています。帰国後は英語に携わる仕事がしたいと思い就職活動をする予定でしたが、実家の仕事の手伝いをすることになりました。将来に不安を抱えながら日々いろいろな職種の職人さんたちと仕事をする中で、手に職を付ければ会社に依存せずに生きていけるんだと気が付き、自分も手に職をつけたいと考えるようになりました。どんな職種があるのか調べた結果、カメラマン、ライター等いくつかあり、その中からWEBエンジニアを選びました。決め手は、どこでも(海外でも)できること、身につけた知識や技術を他でも使えること、エンジニアの友人たちが楽しそうにしていたこと、の3つでした。まず留学した経験から働く場所は日本でなくてもいいと考えていたため、どこでも働けるというのは魅力的でした。2つ目に、最初に就職した会社での業務が少し特殊だったためその経験を他で有利に使うことができなかったということがあり、共通の技術を使用する、また技術が進化しても基本が理解できていれば応用が効きその知識と経験を生かし続けることができるという点がとても魅力的でした。最後に、友人のWEBエンジニアたちが楽しそうに生活していたことです。朝が遅めで私服で通勤していることも魅力的でした。

 元々プログラミングが好きだったわけでもなく、趣味としても全く触ったことのない完全なる未経験だったため、できるだけ早く習得するため独学ではなくプログラミングスクールに通うことに決めました。短期コースがあるスクールもありましたが、詰め込みでは意味がないと考え半年間のプログラムがあるDIVE INTO CODEというスクールに通うことにしました。30歳からではエンジニアになるのは厳しいという記事などを見ましたが、留学した際に出会った自分よりもかなり年上の人たちが一生懸命努力し英語を身につけている姿を見ていたのでそこで辞めようとは思わず、この仕事で生活するんだと逆に気合を入れて腹をくくりました。プログラミングスクールに通い始めると、ほとんどのことがわからなかったので間違った世界に足を踏み入れてしまった、付いていけないだろうと絶望しました。腹をくくったはずでしたがこの時はかなり焦り不安になりました。2ヶ月ほど経ち慣れたかなーという頃に行き詰まり、また少し慣れたなーと思っていると行き詰まるということを繰り返し、時にはエラーを修正するのに何時間もかかることもありましたが、同じ期にスクールに入学した仲間たちの協力と、彼らがモチベーションを上げてくれることで乗り切ることができました。ずっと作業していても蕁麻疹なども出なかったので向いてないわけではないと前向きに捉えなんとか卒業することができました。

未経験OKはOKじゃない?!

 プログラミングスクールは無事卒業しましたが、その後が大変でした。まず就職活動を開始するのが遅かったこと。卒業してもいないのに就職活動はできないだろうと考えていたため、卒業してから動き出しましたが、すぐに仕事が見つかる保証はないのでその間の生活費が必要です。とにかく早く仕事を見つけるため就職活動に専念することにしました。未経験歓迎、未経験OK等の条件が思ったより存在していたため、見つかった中で一番興味のある企業から連絡することにしました。ところが返事がない。諦めて次の企業に連絡しましたが経験がないため難しいですとお断りされました。その後いくつかの企業に連絡をしましたが、未経験OKと謳っているところ全てで、実務経験がないこと、学習期間が短い等の理由で会ってもらうことさえできませんでした。この業界では当たり前なのかもしれませんが、未経験OKはその企業で使っている言語などが未経験でも大丈夫ということで本当に実務経験がない未経験者または趣味でも触ったことがないような人を指していることは少ないのだと実感しました。ならばとりあえずアルバイトでもいいから実務経験を積もうと探しますがそれもうまくいかず、生活費を稼ぐためエンジニアと関係ないアルバイトをすることになってしまいました。昼は就職活動、夜はアルバイトときつい生活を送っていましたが、ある夜に今まで見つけたことがなかった未経験歓迎の企業を見つけました。なんと見出しは『お菓子好きのサーバーサイドエンジニア募集』。何これ、めちゃくちゃお菓子好きなんですけど!と心の中で声が出ちゃいました。お菓子を食べ過ぎて妻にもお菓子モンスターと呼ばれていたことがある私にとっては最高に魅力的でした。しかしベンチャー企業…即戦力になれない未経験者は雇ってもらえるわけないだろうと思っていました。それでもヤケになっていたのか一か八か連絡をしてみるとすぐに返事が来ました。いつも通り断りの連絡かと思っていたのに会っていただけるということで驚きました。その後は順調(?)に進み、無事仲間入りをすることができ、ついに未経験からエンジニアになることができました。お陰様で安心して年を越すことができました。

スナックミーの一員に

  業務では管理画面を担当させていただいています。新しい企画でも、とりあえず自分で考えて開発させてもらえたりと成長するチャンスがたくさんあります。ベンチャー企業ということでスピード感がありプレッシャーもありますが、周りがしっかりサポートしてくれるので少しずつですが成長できていると感じています。気が付けばスナックミーにジョインしてから早5ヶ月、業務用冷蔵庫を組み立てたり、会社が引越をしたり、組み立てた冷蔵庫を解体して引越した先でまた冷蔵庫を組み立てたりと本当にあっという間でした。(エンジニアとしての仕事も頑張っています!)

 実務が初めてで新鮮だったこと、実力不足で開発に時間がかかってしまう等の理由があると思いますが、会社の雰囲気がとてもよく居心地がいいということが一番だと思っています。 前職までは「まだ木曜日かー」などと憂鬱でしたが今は「もう木曜日か一(焦っている時もあり)」と1週間が短く感じています。CEO、COO含めメンバー間はとても仲が良くフラットな関係でなんでも言いやすい環境です。これは意外だったのですが、メンバー全員がとても穏やかで落ち着いています。ベンチャー企業は初めてなので他の企業はわかりませんが、もっとバタバタしていて少しピリピリしている感じだと思っていたので自分の想像とはかけ離れていました。さらにいうとかなりリラックスしている感じですかね。メリハリをつけてやるべき時にはビシッ!と決める、実力と責任感のあるメンバー達です。そんなメンバーから刺激を受けながら過ごす日々はとても充実しています。未経験から採用してもらえたこともあり少しでも早く貢献できればと努力をしているつもりですが、まだまだ足りず全然役に立てていないと日々反省しています。いつか他のメンバーに刺激を与えられるような存在になれるように精進しています!

 最後に、私のように全く関係ない業種から未経験でエンジニアを目指す方はたくさんいると思いますが自分の体験から、未経験だからとかベンチャー企業だからと諦める必要はないと考えています。実際に会って話を聞いてくれる企業は他にもあると思いますので、自分が興味を持ったところにチャレンジしてみましょう!そんなみなさんのチャレンジをお待ちしています!

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