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【前編】採用イベント”Hello,WORKER”実施レポート

2023年1月20日に株式会社スープストックトーキョー中目黒本社にて「Hello, WORKER」を開催致しました。今回は24卒の学生を対象に、社長の松尾、副社長の江澤、22卒入社の松下、新卒採用担当の松本にてトークセッションを実施しました。
当日は総勢25名ほどの学生さんにオフィスにお越しいただき、大盛況で終えることができました。
遠方にお住まいで参加できなかった方もいらっしゃったので、今回は特別企画として当日の様子をレポートにまとめました!

※以下スープストックトーキョーの事を「SST」の略称で記載しております。

■登壇者紹介

(左から)
〇松尾 真継 :代表取締役社長
〇江澤 身和 :人材開発部 部長
〇松下 奈優 :2022年新卒入社/Soup Stock Tokyo 横浜ポルタ店 
〇松本 紗代子:2015年新卒入社/人材開発部 新卒採用担当

※役職は2023年3月時点のものです。

■「Hello,WORKER」とは
会社に出会うのではなく、一緒に働きたい「ヒト」に出会う場、「Hello, WORKER」。
WEBで知れる情報や、会社説明会、面接で会えるヒトには限界があります。
人事担当者による会社説明会でもない、面接でもない。OB訪問のような、ミートアップイベント。会社側も求職者側も、もっとフラットに、“気の合う仲間”を探せる場を作りたいという想いを込めて、「Hello, WORKER」と名付け、たびたび開催しています。たまたま同じテーブルになったことがきっかけで、将来一緒に働くことになるかもしれない。「また会いたい!」と思える相手と出逢えたら、それが新たな仕事への第一歩にもなるはずです。※このイベントは選考の場ではありません。

松本:今回は社長の松尾、副社長江澤、入社1年目の松下の3名で「SSTの描くビジョン 表現者とファンの関係性」というテーマでトークセッションをはじめていきたいと思います。

まずは、「私にとってのスープストックトーキョー」というトークテーマでお話をしていただきます。

就活生と年齢が近く、視点も近い今年入社したばかりの松下さんの「なぜSSTに入ったのか」「今本当に仕事は楽しいのか」といった気になるポイントを、“好きを仕事に” “人生の軸” “ただのバイトじゃない” “人の魅力” “なんで社員になっちゃったの”というキーワードから紐解いていければと思います。

仕事を選ぶ基準は「安定」?それとも「好きなこと」?

松下:「好きを仕事に」は、私が大学2年生の時に、松尾さんが大学に講義をしに来てくださった時に言ってくださった言葉です。この言葉をきっかけにSSTっていう会社を知り、すごく素敵な会社だなって思いました。
当時は大学2年生の冬頃で、もうそろそろ就活が始まるし、将来どうしようかなと考えてはいました。でも、周りの「大手に行きたい」という言葉や、親の「安定した職業についてほしい」という言葉を聞きすぎて、すごく悩んでた時期だったんですね。

そんな時、講義にきた松尾さんが「世の中の評判を気にするんじゃなくて、自分の内発的な気持ちで、好きなことを仕事にしなさい」っていうのをズバッと言ってくださって。
私の周りでそういう言葉を言ってくれる大人の方がいなかったので、もう自分に言われてるんじゃないかなと思うくらい刺さって、「そんなこと言ってくれる方いるんだ」ということに感動しました。

とにかく松尾さんのお話が本当に刺さって、その授業が終わった後に、友達に「SSTの社長がなんかこういうこと言ってて!」って話しちゃうくらいでした。

松本:松尾さんはどんな想いでお話しされたんですか?

松尾:今就活中の皆さんは特にそうな気がするんだけど、素直に自分のことちゃんと見つめてさ、自分って何に喜びを感じるかとか、何に苛立ちを感じるかとか、そういうところをちゃんと持たないと、やっぱ流されちゃうと思うんですよね。
今は本当に優秀な人ほど、看板とか、世の中の評判とかっていうことで、仕事を選んでない気がしてて。

ちなみに僕自身は社会人、最初はなんでもやってるところで自分の幅を広げるつもりで、総合商社に入ったけど、自分を掴みきれずに波に乗って入った感じも多少あって、結局2年3ヶ月でやめた。

商社での仕事で、今でも仲良い人いっぱいいるし、大好きなんだけど、今思うと「自分が1番楽しい、面白い!」と思えるような仕事に最初っからついてればよかったなとも思っていて、自分の情熱とか感情とか好奇心とか、そういうのってものすごい大事な気がするんだよね。就職先が1回決まったら人生が終わるわけじゃないから、あんまり深刻にならず、「こんな人と仕事したいっていう人がいる会社」を選んだほうが良いと思って、多分講義でも似たようなこと言ったんじゃないかなと。
それが松下さんに刺さったんだったら、すごく嬉しいね。

松本:松下さんは、講義を受ける前はSSTのことを知っていたんですか?

松下:知らなかったです。そういう飲食店があるっていうことは知っていたんですけど、会社のこととかどんなことをやっているのかとかは全く知らずに講義を受けていたので、そこで初めて知ったって感じですね。

松本:会社のことを知らない中で突然松尾さんがやってきて、就活の話はすごく響いたと思うんですけど、ブランドについてはどんな印象を持ちましたか?

松下:松尾さんが、会社の理念である「世の中の体温をあげる」を達成するために、我々は何をしているのか、どういう社員がいるのかっていうのをすごく熱量を持って話されているのを聞いて、「素敵な考え方だな」「こんなにイキイキ働く社会人を初めて見たな」っていうのが印象的でした。

「就活の軸」ではなく、「人生の軸」を考えてみる

松本:スープ屋さんであり、飲食のサービス業に含まれる会社の門を叩こうと思ったきっかけは何だったんですか?

松下:そうですね、それが「人生の軸」っていうキーワードに繋がってくるんですけど、就職活動を3年生の頃に始め出したものの、自分の軸とかは結局決めきれずになんとなく始めて、なんとなく大手起業を受けて、なんとなくES書いて、なんとなく面接してみたいな感じで就職活動していて。でも、なんとなくのせいで面接だとか、ESとかに出てくる言葉がすごく薄っぺらいし、嘘臭かったんですよね、それで、すごく落ちまくって。。。

松本:何社ぐらい落ちたの?

松下:20社ぐらいバババって申し込んで、ババババって落ちまくって。。

で、3年生の夏、インターンが終わる頃からすごく焦りを感じて、 ここで改めて「軸」を考え直さないといけないなと。その時に、私にとって就職ってどういうものなのかって考えると、松尾さんもおっしゃっていたように、就職がゴールじゃなくて、自分の人生を豊かにするための通過点でしかないなっていうのに気づいたんです。

今就活生のみなさんは、就活の軸とかを考えていらっしゃると思うんですけど、私は「就活の軸」を考えるんじゃなくて、「人生の軸」を考えて、自分が人生を通してどういう人になりたいのか、それを叶えるためには、どういう会社に入ったらいいのかなっていう考え方に切り替えました。

そこで私が考えた人生の軸が、【幸せの連鎖を生み出せるような人でありたい】というものです。この軸がまさにSSTの「世の中の体温をあげる」ことに、すごくマッチしてるなっていうのに気づいて、この会社に入りたいと思いました。

松本:就活生の皆さんも「 軸ってどうやって見つけたらいいんだ?」って思ってる方も多いと思うんですけど、松下さんはどうやって「幸せの連鎖を作れる人になりたい」という軸にたどり着いたんですか?

松下:私には、“カフェをつくりたい”っていう夢があるんですけど、それの模擬練習みたいな感じで、大学3年生の終わり頃に期間見て、自分のカフェをオープンしたんですよね。

その時に、お客さまとして来てくれた友達が 「なゆちゃんが作ったお店に来て、すごい心が満たされたから、お家に帰って家族に何かしてあげたくなって、料理振る舞ってみたんだよ。」って話をしてくれて、それがすごく嬉しかったんです。単純に自分が作った空間とか、自分が提供したもので、目の前の人だけじゃなくて、その先にいる人の心も満たすことができたんだなっていうことに、 すごく嬉しさとかやりがいを感じて、「あ、私は人生を通してこういう幸せの連鎖を見出せる人でありたいな」っていうのに、気付けました。

自分がお店に立つことで、目の前の人の心を満たしたら、その人の心が満たされたら、またその人が誰かに優しくすることができる、そういう連鎖を作ることが世の中の体温をあげることだなって、部活中に自分の中で腑に落ちました。

松本:素晴らしい考え方ですね。松尾さんの講義以外の、会社説明会や選考で、より「ここだったら、私の“幸せの連鎖を作る”っていうことを実現できそうだな」って思える瞬間はありましたか?

松下:企業理念とかって、ただ言っているだけの会社とかもあるなと思っていて。私は就職活動中にここで働いている社員の人とお話させていただいて、SSTで働いている一人ひとりが本気で、世の中の体温をあげたいと思っているんだなっていうのをすごく感じました。ただの言葉じゃなくて、みんなが本気で目指してるんだって実感できたので、そこに自分も入って一緒にやりたいなって思いましたね。

江澤:みんなもそう思ってるってなんでわかったの?

松下:面接とか面談とかの過程で出会う社員の方に、必ず「 〇〇さんにとって、世の中の体温をあげるってどういうことですか。」って質問を必ずしていたんですよね。で、そこで出てくる言葉はひとりひとり違うけど、「私はこういう風に思ってて、それを叶えるためにこういうことしてます。」っていう話を皆さんがしてくださいました。

あと、口癖のように「世の中の体温をあげるために」っていう言葉が社員の皆さんから出てきたので、「あ、これはもう会社の中で言葉が飛び交っているんだな」っていうのが伝わってきましたね。

入社後のギャップをどう仕事で変えられるか

松本:入社してから困ったことや、苦労したことはありましたか?

松下:私が入社して、配属先に 行った時に、初めて会ったパートナーさんに「え、なんで社員になっちゃったんですか!?」って言われたんです。

店舗に配属になる前に、新卒向けの研修があったので、 その期間にもいろんな社員の方のお話を聞いていて、店舗で働くことに対してワクワクしてましたし、やっぱりずっと学生の時から入りたかった会社だったので、すごく楽しみな気持ちで店舗に行ったんですけど、これを言われて、 「そういう風に思っちゃう人もいるんだな」っていうのを正直に感じました。なのでこれは、入社前と入社後のギャップってところになるのかな。ここで1回現実を知ったような気がします。

松尾:SSTには1400~1500人のパートナーさんって呼んでいるアルバイトの方がいるけど、全ての人が「社員になっておめでとう!」っていう人ばっかりじゃなかったんだね。働く時間が不規則だったり、大変そうな仕事なのに社員になっちゃって・・・って言われて、それでどう思ったの?

松下:私はめっちゃ悔しかったですね

同期ももちろんそうですし、それまでに出会ってきた私の周りにいる先輩社員の皆さんも、本当に楽しんでキラキラ輝いて働いている方が多いのに、表面的な部分しかそのパートナーさんが見えていないのがすごく悔しいなと。まずは自分がパートナーさんから憧れられるような社員になりたいなって思いましたし、そういう社員が増えたらいいなと思って入社してからは店長に助けてもらいながら様々な取り組みに挑戦してきました。

一人ひとりが目標を持っているから、仲間の挑戦も応援できる

松本:キーワードの中に「人の魅力」というワードも出てますが、これはどういう気持ちで出してくださったんですか?

松下:私が入社してから、もうすごく感じてることです。

私が入社してもうすぐ9ヶ月経つんですけど、本当に心から楽しいと思いながら仕事をしていて。 目の前のお客様や仲間を笑顔にすることにもやりがいを感じますし、楽しいと思うんですけど、その楽しさを加速させてくれているのが、SSTで働いている「人」かなって思っています。

私の近くにいる先輩や、店長や上司やパートナーさんが とっても大好きで!今まで自分に関わってくださった皆さんのことが本当に大好きだなって思っていて、そんな皆さんと一緒だから、私はこう楽しく働けているんだなって思っています。そのSSTで働いている人の魅力も、皆さんにお伝えできたらいいなと思って、このワードを出させていただきました。

松本:SSTの人が魅力的である理由ってなんだと思いますか?

松下:そうですね、私が今感じてるのは、新卒でもとても挑戦がしやすい環境だなと思っています。いろんなことに チャレンジする時に、それを必ず先輩とか、上司の皆さんが応援してくれる。だから、私はすごくチャレンジしやすくて、自信もつくなと思っていています。

どうして先輩の皆さんってこんな応援してくれるんだろうかなって考えた時に、 やっぱりここで働いている人、1一人ひとりが自分の中で目標があって、それを達成するために、頑張ってるから、挑戦しようとしている部下や、仲間を応援しようっていう風に思える人が多いんじゃないかなって思っています。みんな目標に向かって頑張ってるっていうのが、働いている人の魅力のひとつなんじゃないかなと思っています。

後編に続きます。

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