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寄り添い、チームで向き合えるファンづくりを。会社設立と同時に新卒で入社した1期生と考える、私たちの採用活動のカタチ。〈Staff File 01〉

染谷さんといえば、当初「社員:1名(代表)、本社:東京を予定」という、とても応募が集まるとは思えない就職先へ新卒として入社した伝説的なエピソードが、会社では毎年のように語り草になっています。

そんな風に聞くと(とんでもない人…)と思うかもしれませんが、古株めいた態度は一切出さずに、終始穏やかで人が良いのですから、そんなにデンジャラスな方とは若手社員にとってはにわかに信じられません…。

そこで、まず今回は現在10年目社員として会社の生い立ちから現在まで全てを知る染谷さんに、会社のこと、これまでのこと、これからのことを聞いてみました。


== Profile ==============
染谷 裕貴 Hiroki Someya
2008年 - 2019年
自社新卒採用プロジェクトリーダー
====================


学生の個性に向き合い“小さな成功体験”をつくること。

自社と縁がなくても“ファン”になってもらうこと。


――それでは染谷課長! 本日はよろしくお願いします。染谷課長とお呼びすることは普段あまりないので、この場では染谷さんと呼ばせていただきますね。


よろしくお願いします。この記事、出来たらまず俺に必ず見せてね(笑)。写真映りもね、気になるからね(笑)


――わかりました(笑)。ではさっそくシンミドウのことをお伺いしていきますが、現在はどんなお仕事をされているか、ざっくりと教えてください。


うちは本当に色々な事業内容を行ってますが、自分は基本的に“採用活動”――それも新卒に関わることを、振り返れば10年間ずっとやっていますね。

最近までは採用コンサルタントでしたが、現在は自社の新卒採用を統括して、インターンシップのプランニングや運営、学生との面談対応を行っています。

とはいっても基本的に採用の決定権を持っているというよりは、リクルーターというイメージが強いかも。学生と向き合いながら、うちに合っているかなーとか、誰と相性が良さそうかなーとか考えている感じです。入ってもらうかは、最終的にみんなで決めるようにしていますので。


――そうですよね。うちは私が入ったときもそうですが、実務選考(実際に2日間実務を体験していただき、社風を理解してもらう機会)も取り入れていますし、“みんなで選考”のイメージが強いかもしれません。


特に最近はインターンシップがあり、学生と会うことが多いし一人ひとりとの付き合いが長いかもね。年間150人くらい会ってるんじゃないかな。


――いやもっと会ってる気がしますよ! うちは採用支援の会社なので、そのなかのリーダーというと思うこととかはあるんですか? 心がけていることはありますか?


実は、見極めをしているという感覚はないです。たくさんの学生とインターンの機会に会うことが多いので、学生の個性に合わせて背中を押してあげて、うちに来た子が少しでも成長して欲しいなって思っています。たとえうちと縁がなくても、その子の中でシンミドウが良い思い出になれば“ファン”になってくれるじゃない?

そうやって、うちを好きになってもらえるよう、インターンでは多くの課題をこなしてもらっています。…実際、結構考える作業があって大変なのですが(笑)。

学生にとっての成長できる環境づくりと、うちのファンづくりが、自分の大きな仕事です。


採用コンサルの経験で学んだこと。

“採用を成功させる”の前に、“採用チームをつくる”存在へ。


――たしかに、今年2020年卒採用も、選考の見極めをして内定を出したというよりは、インターンの機会に強烈なファンになってくれた子が入ってくれたイメージですね。そうやって思うきっかけはあったのですか?


そうですね…採用活動のカタチについては、採用コンサルタントとして様々なお客様と関わっていたときから、よく考えていました。採用コンサルタントは、主にお客様である企業様の採用活動のプランニングを一緒に設計したり、説明会や面談の指導をしたりするお仕事です。

しかし、たまにお客様先の社長から「うちはこだわりないから、染谷さんやってよ」「なんでもいいの、採用できれば」って言われることがありました。当時はそれをアウトソーシングのようにしてやりましたが、本質的な意味で採用活動が大切にされていなかったのかもしれませんね。…せっかくお金掛けて採用してもらっても、定着しなかったりしました。


――そんなことあったんですね…。


自分のコンサルスタイルを考えたときに、ただ「3名採用する」というノルマをこなすという採用活動の成功ではなくて、それはもちろん大切だけど、それ以上に自分との関わりを通して採用活動の重要性を理解してもらいながら、その会社に採用チームがつくれたらと思いました。

だから、採用会議では基本的に、お客様みんなと一緒に考え、寄り添うようにしました。答えを示すことはせずに、時間を掛けてでもお客様に深く採用活動を理解してもらうようにしたんです。

そうすれば、採用した企業さんは入社してくれる学生に感謝できますし、ゆくゆくは学生も企業のために働いてくれますよね。

そんなコンサルスタイルだからこそ、自社採用も自分らしい形が出来たのかもしれません。







大学まではそれなりに遊んで平凡に。

人を比較しないからこそ出来た“新卒1期生”としての決断。


――染谷さんって、…採用すごく詳しいですよね! 当たり前ですけど…10年も専属でやっていますし。学生の頃はこういったコンサルになりたいとか、採用をやりたいとかあったんですか?


いや、自分はそういうのはなかった。正直会社選びは、「楽にできて」「お休みもあって」「でもお金はたくさんもらえる」ところに行きたかった(笑)


――じゃあ逆に、なんでシンミドウなんでしょうか? そのあたりはちょっと…、色々と噂は耳にしていますが…、当時のシンミドウとはあまりにもかけ離れた環境というか…。


※昔は終電もありの大変な環境で、しかも立ち上げだったのでハードなお休み状況だったのだとか…。今はもちろん違いますよ、県の認定資格も幾つか取っていますから。


そうなんだけどね。でも、自分は大学を卒業するまで平凡に生きてきたから、安全が好きな自分はもちろんいたんだけど、ここで挑戦して冒険してみても良いのかなって思った。だから、思い切って飛び込んでみたんです。動機は、それだけ(笑)。


――ずいぶん急激な飛び込みなんですね! いやだったこととか、楽しかったこととか、色々と掘ったらもっと出てきそうですね。


どうなんだろう。自分はあんまり人と人とを比較することがないんです。だから自分が置かれた環境には10年掛けて一生懸命応えてきたけど、「周りはもっと休んでるのに」とかは思ったことなかったかな。

でも逆に、「シンミドウを好きなところは?」って聞かれても、「人が良い」とか「シンミ」とか、そういう平凡な答えしか思いつかないかもしれないです。


――ちなみにそれはなんで、とかあるんですか?


だって、親は子どもの好きなところいちいち明確にいわないでしょ? 子どもは無条件に好きじゃないですか。自分は新入社員として入社してから10年以上、一緒に歩いてきたから、親子って言うと変かもしれないけど…シンミドウにはそういう家族みたいなイメージがあるんですよね。


――そうなんですね。染谷さんだからこそ分かる、少し独特の感情なのかもしれないですね。でもそう思えるシンミドウもやっぱり魅力なのかもしれないと、わが会社ながら思いました!

話を聞かせていただき、ありがとうございました。


採用プロジェクトリーダーという、会社の未来をつくる部隊として、これからもよりシンミドウに入ってきた若手スタッフが成長して活躍できるフィールドを用意したいですね。そして、うちで働いたことを誇りに思ってくれたら、自分としては一番嬉しいことかもしれません。

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