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simpleshow におけるプロジェクトマネージャーとは?

こんにちは!今回はプロジェクトマネージャー(以下、PM)の私が、simpleshowで日々どのような仕事を行っているかについてご紹介します。

まず、simpleshowで行っている動画制作は大きく分けると二つあります。一つはお客様のご要望にお答えしながら、一から動画を制作していくもの。もう一つは自動で動画を作成するツール「simpleshow video maker」を導入いただいたお客様に向けて動画制作のサポートを行うもの。どちらもsimpleshowの制作チームが携わっており、各プロジェクトの上流工程から完成・納品までの進行管理を行うのが、PMの役割です。制作チームは工程ごとにチーム分けがされており、私はPMのほかに制作チーム全体をまとめるリーダーとしての業務も担っています。

営業チームとお客様との商談後に依頼が発生すると、プロジェクトの内容や納期など細かい情報がPMに共有されます。その情報に基づいて、まずは納期に向けたスケジュール調整を行っていきますが、繁忙期は同時に50件以上のプロジェクトが並行して動くこともあるため、各チームのキャパシティーに影響が極力出ないことを考慮しながらスケジュールを設計するのがポイントとなってきます。スケジュールを各チームに確認してOKが出たら、お客様へ提案。各チーム内でそれぞれのプロジェクト担当を決めてもらい、制作に向けた体制が整います。

制作のスタート時には、動画の細かい情報や内容をsimpleshowとお客様との間ですり合わせていく「脚本会議」と呼ばれる打ち合わせの場を設けています。ここでは、企業ロゴの扱いや動画で起用するナレーターの性別の希望など細かい点までお客様にヒアリングして、その後のスムーズな進行に備えます。

以降は各制作メンバーが工程ごとに実作業を行っていきますが、その間もお客様との提出物の出し戻しや確認事項に関するやり取りを行ったり、社内のクリエイティブチェックでは、お客様の要望や意見が制作物にきちんと反映されているか確認するなど、スケジュールはもちろん、制作する動画の内容に関しても留意しながら進行管理を行います。

順調に制作が進めば問題はありませんが、時には様々な都合から進行が遅れたり、大幅な修正が入ったりすることもあります。そこで、スケジュールに大きなロスタイムを作ることなく、何をどのように行えば良いか?全体のプロジェクトを見渡して、その後のリカバリーに向けた相談を制作メンバーにしつつ軌道修正を行う場合も。イレギュラーな動きにも落ち着いて柔軟に対応できることは、PMを務める上で必要な資質と言えるかもしれません。

ほかにも、ナレーターや翻訳者のブッキング、進行のやり取りもPMが行っています。外国語版を制作する際には、海外のナレーター事務所や個人のナレーターにメールベースですが英語で業務を依頼します。英語があまり得意でない私は翻訳ツールを駆使しつつ、細かい依頼内容のニュアンスを伝えるのに四苦八苦していますが、この会社に来て英語の勉強を少しずつ再開できたのは良かったです。

また、PMは業務の全体を見渡せるため、プロジェクトの進行管理業務以外に、社内的な業務やプロジェクトで発生した問題点をみんなで話し合い改善に向けて取り組んでいけるようまとめることも多々あります。

こう書き進めるとキリがないほどまるで「なんでも屋」のごとく、発生するさまざま状況に常に向き合う毎日です。でも、ベースとしてはプロジェクトを無事に納品まで導く進行管理という業務を行いつつ、その中で起こることから気づきを得て、「どうすればより良い作品をお客様に提供できるか?」「社内のみんなが効率的に業務を行っていけるか?」を日々考えることになります。年を重ねた今でもまだ成長しながら業務に取り組むことができ、とてもやりがいのある仕事だと思っています。

自分次第でどんな方向にでもキャリアパスを広げていけるのがsimpleshowのPMだと私は思っているので、クリエイティブに携わる業務に興味があり、自分自身で業務の幅を広げながらその成長を楽しみたいと思っている方はぜひぜひ!


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