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設立1年目のsimpleshow Japanに入社。高品質の解説動画を素早く届けるために、編集として心がけたこと。

simpleshow Japanは、2014年に設立しました。今回は入社5年目となる編集スタッフの吉村さんに、入社してからのsimpleshowについて聞きました。

吉村 沙織(よしむら さおり) simpleshow Japan 編集チームリーダー。幼少期から11年間を香港で過ごし、多様な文化の中で感性を育む。武蔵野美術大学 造形学部 映像学科卒。在学中は実写を専攻し、MVや短編映画を制作。CM制作会社、学習塾での映像スタッフを経て、2015年にsimpleshowJapan入社。

ー初めて見たときから、その手法にグッと惹かれた。

学習塾広報部の映像スタッフとして働いていた頃、他社の動画の活用方法についてリサーチしていたら、リクルートのウェブサイトでsimpleshowの解説動画を目にしました。手を使って撮影しているユニークさや、切り絵を使った表現など、全ての手法が面白く、グッと刺さりました

https://www.recruit.co.jp/company/involvement/message/

そのタイミングで偶然、求人誌でsimpleshowを見つけたので、すぐに応募して、2015年に制作アシスタントとして入社しました。当時はまだ立ち上がったばかりで人数が少なく、8人目のメンバーでした。

インタビューに答える吉村さん

ーまるで工房。“作り上げていく”作業が楽しい。

simpleshowは案件の獲得から、脚本・絵コンテ、撮影、編集までを1つのオフィスの中で一貫してやっていて、まるで工房のようでした。1つの場所で1つの作品を作り上げていくので、大手の映像制作会社では得られない、ものづくりの醍醐味を感じました

入社当初は制作アシスタントだったので、編集だけではなく、ナレーション収録に行ったり、イラストを描いたりと「何でも屋」をやっていました。小さな会社なのでマンパワーが重要で、とにかく色々なことを教わって、何でも身につけるようにしました。

それでも最初の頃は、失敗の連続でした。ナレーションで読み上げる主人公の名前が最初と最後で異なっていて慌てて再収録したり、絵コンテで指示されていた演出が抜けていたり。そういった失敗が起こるたびに再発防止策をみんなで考えてきました。入社して5年経ちましたが、これまでの全ての失敗が、今のシステムや制作のガイドラインにつながっています

制作ガイドラインは、様々な失敗を教訓に確立された

入社する前は、仕事というものは言われたことを着実にこなしていくものだ、と考えていましたが、simpleshowでは会社や作品をより良くするために主体的に動くことが求められるため、自然と考え方が変わっていきました。

経営が安定するまでは大変なことの連続でしたが、それも含めてより良いsimpleshowを作り上げていく感覚で、楽しかったですね。

オペレーション部のアスさんとは入社時からの付き合いで、プライベートでも飲みに行く仲

ー自分のアイデアを活かした作品が、多くの人の目に触れる喜び。

2016年に制作アシスタントから編集担当になり、2018年から編集チームのリーダーを任されることになりました。

通常の映像制作では、撮影部やカラリスト、オフラインエディター、ミキサーなどスタッフが細かく分かれているのですが、simpleshowのポスプロでは、1つの案件につき担当者は1人です。ディレクションを考えることから、撮影、編集、納品まで全て一貫して1人で行なうので、自分が担当した案件がナショナルクライアントのウェブサイトに載ったとき、「これ、私が全部編集したんだよ」と言えるのが自慢です。

また、オリジナル案件の立ち上げにも携われるのがsimpleshowの大きな特徴ですね。最近では「ヘルプマーク」解説動画を企画して、脚本の制作と編集を担当しました。私の身内にヘルプマークの使用者がいて、困っているのを近くで見ていたので、何か力になれないかと考えていたんです。

https://www.youtube.com/watch?v=o8T7OS24AQA

(吉村さんの声かけから始まった「ヘルプマーク解説動画」は、複数のメディアに取り上げられた。)

ヘルプマークを使っている方が、「とてもわかりやすくて、素敵です。気遣いのある動画なので周知しやすいのも嬉しいです。」とコメントをくださったとき、作って良かった、と心から思いました。私自身が感じていた課題を解決する動画の制作が実現して、使用者の方に喜んでもらえたことが、とてもうれしかったです。

小さな会社だからこそ、こういうアイデアをスピーディーに形にできます。クライアントの課題解決だけではなく、こうした社会貢献活動をできることが、simpleshowで働くことの何よりの魅力ですね。

ヘルプマーク解説動画の編集をする吉村さん

こちらが、1日のスケジュールです。

09:30〜11:00 出社〜メールチェック・撮影準備

11:00〜12:00 撮影

12:00〜13:00 ランチ

13:00〜14:00 撮影

14:00〜15:00 納品データ送付

15:00〜16:00 ディレクション会議(撮影に向けた絵コンテ担当スタッフとの打ち合わせ)

16:00〜18:00 編集

制作チームは、11-16時がコアタイムのフレックス制度を導入しています。編集は会議を除けば1人での作業が多いので、自分でタイムマネジメントができます。普通のポスプロであるような、プロデューサーの確認待ちや、ほかのチームの作業待ちなどはありません。

働く中で重要視しているのは、「早く帰る」ことです。早く帰ろう、と思うと、自然と生産性が上がります。また、編集チームのリーダーである私がそういう働き方をすることで、ほかのメンバーも帰りやすくなったり、休みを取りやすくなったりするのでwin-winです。

正直、私が入社した頃のsimpleshowは残業も多く、終電で帰るような日も多かったので(笑)、後輩にそういう負担をかけることがないように、日々心がけています。

趣味は銭湯通いで、銭湯の解説動画も作りたいのだとか

ー「どうしたら良くなるか」を常に考えて、動き続けたい。

simpleshowが高品質・高クオリティな動画を短い制作期間で作ることができるようになったのは、これまでの失敗の積み重ねから学んでいった成果です。

例えば、編集用のガイドラインとチェックリストを作ったことで、2年前は7営業日かかっていた絵コンテ確定から納品日までの日数が、今は5営業日に短縮できました。編集は唯一クライアントとのやりとりがなく、社内で完結するポジションなので、効率化を目指していけば、もっと短い期間で、高品質なものを目指していけると思っています。

業務効率化についてスタッフと意見交換する吉村さん

もちろん編集工程だけではなく、ほかにも色々な面で会社をより良くする働きかけを続けています。

入社したころ、たった8人だったsimpleshowは、今では2倍の人数になりました。クライアントも増えていて、会社としてどんどん良い方向に向かっていると感じています。良いコンテンツを作っているという自信はあるので、ぜひもっと色々な人にsimpleshowを届けたいです。

simpleshowには、脚本やイラストのプロフェッショナルがいて、撮影機材もあるので、やりたいことがすぐに実行できます。少数精鋭で、スピード感を持ってアイデアを形にできるので、可能性は無限に広がっています。

https://www.youtube.com/watch?v=KpO2PBjphbo

(YouTubeリンク:オリジナル動画「忍者 - 最強のスパイ? そのの真実の姿」は、吉村さんが昔から忍者ファンだったことが制作のきっかけ。実際の忍者の方が出演した。)

自分で「どうしたら会社が良くなるか」を考えて、チャレンジし続けること。それが、私が一番大切にしたいことですし、これからsimpleshowに入る方にも、大事にしていってほしい価値観ですね。

【メッセージ】

simpleshowには「知識の格差をなくす」というビジョンがあり、社会の役に立つことが出来ます。社会に何か貢献したいという人に、ぜひ来てほしいです。一緒に世の中を変えていきましょう!

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