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【HASとわたしVol.10】子どもたちと感動を分かち合うことができる存在を目指して。

ベビーシッターのHASでの仕事を通じてすべての方々の人生が「より前向きに」「より豊かに」なっていくことが私たちの願いです。実際に活躍しているナーチャーの声をお届けします♪

【Voice】
山下 真由美(やました まゆみ)
ベビーシッターのHAS ナーチャー(2021年9月現在)
2017年6月 HAS登録
趣味:バイオリン演奏、ウォーキング

ご入社のきっかけと理由を教えてください。

8年間ほどファミリーサポートをしていて、もっとよい保育ができたらと思い、保育士の資格を独学で取得しました。それを機に、お仕事としてお子さまの保育をしようと考えていたところ、ベビーシッターのHASの求人広告を見たので応募いたしました。

ご入社してよかったと感じることは?

たくさんあって書ききれないので、一部箇条書きにしますと・・・

1.本部スタッフの誠実さとあたたかさ。

2.ナーチャー登録前研修と毎年行われているリスクマネジメント研修やその他、東京都および小学館が実施している研修を受講できること。

3.個人の予定を優先しながら働くことができること。

4.お仕事としてお子さまと出会えること。

改めて振り返ると、入社してよかった!と思うことばかりです。

ナーチャーとして働くうえでのやりがいは?

1.1対1でお子さまと向き合い、お子さまの笑顔に出会えること。

2.目の前のお子さまがいずれ大人になることを想像した時、限りない可能性を感じられること。

3.個人宅でのシッティング、保育園、学童、送迎、集団とさまざまなお仕事の種類があり、お子さまのサービス対象年齢も新生児~小学生までと幅広いこと。

4.とにかくお子さまが愛らしくかわいらしく社会の宝だと感じており、その一助になることができること。

5.私自身、専業主婦で子育てをしていましたが、とても大変でした。働きながら子育てをする保護者さまのご負担はいかばかりだろうと思いますし、そのお手伝いをナーチャーとしてさせていただけるのは嬉しい限りです。

ShoProの魅力は何と感じていますか?

1.人を大切にしている会社です。人と人とのあたたかさが感じられ、お客さまだけでなくナーチャーも大切にしてくださること。

2.安全・安心な保育をするということだけでなく、出版社としての理念や知的財産を通じた広くて豊かで深い見識に基づき、お子さまとご家庭を支援することができること。

ご入社前の経験でナーチャーとして活きていることがあれば教えてください。

専業主婦として3人の子どもを育て、現在2人の孫がいること。

専門的な保育スキルはまだまだですが、日々の積み重ねがあって、今、このお仕事をさせていただいていると感じています。また、自分自身が子育てに悩み、友人と話したり、数多くの方に出会ったことで、さまざまな価値観を知り、いろいろと体験してきたことも結果として活きているように思います。

今の職場環境で好きなところは?

1.お仕事をお引き受けする際の本部との連絡や事務処理を落ち着いてゆっくりとできること。

2.各ご家庭や保育園、学童等さまざまな場所でお仕事をさせていただくので、電車やバスを乗り継いで、いろいろな所に行って数多くの方々にお会いできること。

ご登録前と後でご自身の生活での変化がありましたら教えてください。

お仕事とプライベートのメリハリがつき、健康的な生活を送ることができるようになりました。

健康維持のために、在宅の日は近くの河川を歩き、月に1度は山や森を歩いて自然に触れるようにしています。東京近郊は1人で歩くことが多いですが、家族と行くときは遠くまで足を延ばすことがあります。昨年屋久島の縄文杉に会いに行った時は、往復22キロを11時間かけて歩き、悠久の時間と奥深い神聖な大自然を感じ忘れられない体験となりました。

ナーチャーとして大切にしてきた想いや価値観がありましたら教えてください。

レーチェル・カーソンの「センス・オブ・ワンダー」の一節なのですが、「わたしたちが住んでいる世界のよろこび、感激、神秘などを子どもといっしょに再発見し、感動を分かち合ってくれる大人が、すくなくともひとり、そばにいる必要があります」のすくなくともそのひとりになれたらと思っております。

ご登録後、シッティングでのうれしい・びっくりしたエピソード等ありましたら教えてください。

2~3歳くらいのお子さまが無邪気に「また来てね!」と何度も言ってくださったり、それまでとても楽しく過ごしニコニコしていたのに、おいとまする時に急にしょんぼりされたり、1歳になったばかりのお子さまはきょとんとされたり。また、小学生のお子さまは気を遣ってくださって「また来てくれる?」と言ってくださったり。 リピートでお伺いした時は、お子さまが窓に張り付いて待っていてくださったり。満面の笑顔でお迎えしてくださったり。お子さまの無垢な感情表現には胸がキュンとします。

これからの展望をお願いいたします。

お仕事面では、健康に気をつけながらできる限り長く働くことができたら嬉しいです。特に最近ご依頼が増えてきた産前・産後ケアやホームケアでは、お客さまからご要望いただいたお食事メニューをお作りできるようになりたいと思っております。このお仕事では、ご依頼いただいたお時間内にどれだけのお食事を作ることができるかが今後の大きな課題です。

プライベート面では、10年前に50の手習いで娘が弾かなくなったバイオリンを始めまして、少しでも心地いい音で弾けるようになることを目標にしています。細々とした練習なのでまったくうまくなりませんが、1曲のうちに1つでもいい音が出るとその音に魅了されてしまいます。”バイオリンを奏でる”ということはまるで人生みたいだと思うことがあります。音を人と例えるならば、さまざまな音(人)があり、適切な位置に指を置き(適材適所とか自分に合っている場所とか)、その一つひとつの音が繋がった時に素敵な曲が現れます。1つの音だけでも美しいのですが、和音はさらに響き合います。

しかし、現実はまったくそうはいきません。日々に追われて「今日も練習ができなかった・・・」という日が続いたりもしますが、心地いい音を目指して、間違えたらやり直すことやコツコツと続けることも含めて人生みたいだと感じております。人生100年時代と言われてきましたが、いずれ私の先生の生徒さん達がされているオーケストラのお仲間(小学生~大人)に参加させていただいて、音のシャワーを浴びることが出来たらと思っております。習い事に専念できるのは、いろいろなことが落ち着いたリタイアした頃でしょうか。まずは健康でいなければなりませんね。

最後に・・・あなたにとってお仕事とは?またお仕事をする上で大切にしていることを教えてください。

私にとってお仕事とは、社会の中で誰かの何かのお役に立つことだと思っております。「働く」とは傍にいる人が楽になることだと聞いたことがあります。自分の働きが社会の中でダイレクトに、あるいは時に巡り巡って、誰かを笑顔にしたり幸せにしたり、何よりもお子さまの健やかな成長に繋がるといいなぁと。そのためには、明るくあたたかく誠実にお客さまのご要望やお気持ちを汲み取り、素敵な時間をお子さまと一緒に過ごしていきたいです。

お仕事はよかったことも悪かったこともすべて含め、多くのことを学びながら自分自身が成長し、嬉しさや喜びを味あわせていただくものでもあると思っております。日々成長を目指してこれからも一歩ずつ歩んでいきます。

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