レスポンスの速さに驚いたWeb業界

ー本日はよろしくお願いいたします！早速ですが、吉田さんは前職は何をされていたのですか？

吉田：前職はWebのホームページを作る会社で制作ディレクションをやっていました。お客様のところへ取材に行って、ホームページの内容等を決めて、デザイナーへ制作を依頼。その後出来上がったものをチェックし納品するといった流れです。ここで実践を積んだ後、EC事業内でeコマースのページ制作や商品選定などを行っていました。

当時はWeb業界のレスポンスの速さに驚きましたね。前日に自身で選定しサイトにアップした商品が、翌日出社するとその商品だけで数百万の売り上げになっていた事が結構ありました。

これまで経験したメディアや営業の現場ではこんな短時間で売り上げが立つことがなく、数字に関しての意識がかわり、如実に数字や売り上げの変化が見れるWeb業界には驚きました。そこでもっとWEBやマーケティングの知識・経験を積みたいと考えるようになりました。

ーそこでシンフィールドに入社されたんですね。数ある会社の中で、マンガマーケティングのシンフィールドに入社した決め手は何ですか？

吉田：実は、入社するまでマンガをあまり読まなくて…(笑)
映画やドラマ、本を読むことの方が多かったのですが、マーケティングにマンガを使うことに面白みや可能性を感じて、入社を決めました。

もちろん入社してからは、マンガをよく読むようになりましたね！マンガ好きの方が読むようなメジャーなタイトルは、通勤時間を利用して読んだりしています。電車の中でカジュアルな服装でマンガを読んでいるので、周囲から「この人何している人だろう」とか思われているかもしれません(笑)

ーマンガを読むことも大切な業務の一環ですよね！

幅広い知識が強みになる

ー現在はどのような業務をされているんですか？

吉田：マンガ制作の場合はシナリオの構成やターゲット、訴求したい内容を見極め、他社の訴求の仕方の比較調査などを行っています。そこが固まると、クライアントにプロット(大まかなストーリー)を確認し、社内のシナリオライターに依頼するなど、制作がスタートします。

ーその中でも苦労するのはどんなところですか？

吉田：ターゲットの分析や商品分析には一番苦労しますし、時間も使います。例えば、以前ある勤怠管理システムについて訴求したことがあるのですが、そのシステムを知っている人や知らない人、使ったことがある・ないなど、ターゲットは様々です。その中でどのターゲットに打ち出すのかや、訴求方法など他社との差別化も含め、クライアントにしっかり確認をして、納得してもらう必要があります。また、そのために自分自身も本格的に勉強する必要があると思っています。

ーではやりがいは何ですか？

吉田：いろんな業界のことを知れることは面白いですね。保険や美容、メーカー、さらに各企業の採用など、幅広いご依頼をいただき、自分の知識も広がります。業界によって、絵やセリフの表現方法に制約があったり…。前職は扱っている商品がゴルフ関係のみでしたので、１つの業界に特化して集中するのもよいですが、いろんな業界の知識を得ることはビジネスマンとしての強みになりますし、やりがいにつながります。

あとは、リピートしてくださるクライアントも多く、漫画家の絵力やスピード感を評価していただいたり、ライターの書いたシナリオの内容がスパイスが効いていていてよかったとお褒めをいただくと嬉しいですね。ただ、前回よりもっといいものを出さなくては、とプレッシャーがかかりますけど(笑)

チームは助け合いの精神

ーチームの雰囲気はいかがでしょう？

吉田：助け合いの精神がすごくあるので、チームワークは良いと思います。それぞれ担当の案件がありながら、進捗が止まっているとお互いに声を掛け合い、率先してフォローしていますね。企画のアイデアもチーム内で積極的に出してくれるので助かります。

ーコミュニケーションをしっかり取り合っているのですね！これから新しいメンバーも増えていくと思いますが、どんな方がシンフィールドで活躍できますか？

吉田：ファシリテーション能力の高い方は活躍できると思います。案件に関わるのは、ディレクターである自分だけでなく営業チーム、マンガ家、クライアントとなります。そのためそれぞれをつなげる潤滑油になれる方がいいですね。それを理解したうえで、待ちの姿勢ではなく自然と先回りできる方がよいのではないでしょうか。

あとは、ターゲット分析なども必要になりますので、案件内容に興味を持ってもらえる方だとよりよいと思います。

ー吉田さん、本日はありがとうございました！

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