1
/
5

「Springin'って何?」しくみデザインの代表取締役 中村俊介がこの質問に答えます!

こんにちは!しくみデザインの採用担当です。
記念すべきストーリーの第一回は、しくみデザインの代表取締役中村俊介に、しくみデザインのメインコンテンツである、「Springin’」について、ご説明いただきました!


ーSpringin’って何ですか?

「スプリンギン(Springin’)」は、誰もが簡単にスマートフォンやタブレットさえあればゲームなどのデジタル作品をつくってシェアできる「クリエイティブプラットフォーム」です。

すっごくわかりやすく言うと、TikTokのゲーム版みたいな感じ。

2021年11月には、このスプリンギンを利用してプログラミング教室を開いたり、小学校等で使ったりできる教材をそろえた、指導者向けのクラウドサービス「スプリンギンクラスルーム(Springin’ Classroom)」も正式にリリースします。

1年くらいトライアルでやってきて、多くの事業者から頂いたフィードバックをもとにブラッシュアップしてきたものがついに本格的にスタートできるようになりました。

ずっと僕自身がクリエイターとして最前線を走ってきたからこそ、今度は皆がクリエイターになって欲しいと思うようになって開発を進めてきたSpringin’。

僕は「クリエイター」から、「クリエイタークリエイター」になるぞ!という想いを込めてこのコンテンツを生み出しました。


―Springin’のコンセプトが知りたいです!

人がクリエイターになるためには、必要な3つの条件があると思っています。

1つ目が「最高の道具」

2つ目が「やりたくなる環境」

そして3つ目が「認めてくれる人」、です。

Springin’のコンセプトは、この3点がポイントになっています。



ポイントその①「最高の道具」

とにかくデジタル作品制作をショートカットできるものが欲しいというところから始めました。この「制作」のなかにはグラフィックやサウンドはもちろん、プログラミングも含まれています。

新しい表現のためにはプログラミングは不可欠。
だから、できるだけ使い始めるまでに必要な学習時間がゼロになるようなプログラミングツールを創りたかったんです。

理想は、プログラミングを紙と鉛筆レベルにすること!

学習をした覚えがないのに感覚的に理解してることってなにがあると思いますか?
それを僕たちは、物理現象や自然現象だと考えました。つまり、自分たちが生まれてから地球上で暮らしているうちに自然と身についている現象を、そのままメタファー化してアイコンにし、プログラミングの機能として実装してみたら良いんじゃないかなあ、と。

そんなSpringin’の画期的なポイントは、コーディングの概念とエラーの概念をなくしたことだと思っています。

たとえば、画面内のボールを落としたいな、と思ったときに、一般的な言語の場合はコーディングの手法を学習した上で重力の法則を知らないと気持ちよく落とすことができない。

でも、スプリンギンならこの世界に下方向に力をかける、と設定するだけ!

もちろん、いろいろできるようになるにはコーディングは大事なんですけどね。でも、先に一通り学習しないと始められないというのが、ボトルネックになってると思っています。

Springin’はそれを解決できる。

コーディングができなくても、ゲームを作る楽しさを感じてもらえるような仕様になっています。




ポイントその②「やりたくなる環境」

最高の道具ができたら、今度は2つ目の条件「やりたくなる環境」が必要ですね。

使い方を教えてもらえたり、切磋琢磨する仲間がいたり、やっぱり一人よりも皆でやった方が楽しくて身につきやすい。

スプリンギンを使ってプログラミング的思考を学べたりSTEAM教育ができたりする「場」を提供するための指導者に、これまた簡単になれるようにしたいと思いました。

そこで、教材やツールを開発してクラウドサービスとしてリリースしたのが「スプリンギンクラスルーム(Springin’ Classroom)」。

プログラミング未経験者でもプログラミングを使ってさまざまな能力を育てられるようになっているので、プログラミング教室だけではなく英会話教室や体操教室なんかの先生が新しくプログラミングの授業をスタートできちゃう、すごいでしょ?!笑
https://classroom.springin.org/



ポイントその③「認めてくれる人」

そして3つ目の条件、「認めてくれる人」をできるだけ増やしたくて、スプリンギン内でサポーター企業の方々と一緒にコラボアワードを実施しています。これは僕が子供のころにちっちゃな賞をとったり雑誌に掲載されたりした成功体験が今につながっているんだという原体験があって、絶対実現したかったことでもあるんです。

スプリンギンを立ち上げると何かしらのコンテストが開催されていると思うので、アプリをダウンロードした人は、ぜひいろんなコンテストに挑戦してみて欲しいです。

Springin’を通して、創る楽しさを感じ、たくさんの成功体験を経験してほしいなと思っています。


―最後にメッセージがあれば、お願いします!

Springin’はつくるだけじゃなくて、スプリンギン内にあるマーケットでは世界中のスプリンギンクリエイターがつくった作品をダウンロードして遊ぶこともできます。

これまでに13万作品以上が公開されていますしね。

とにかく、スマートフォンがあれば誰でもクリエイターになれちゃうので、Springin’を知らない人がいたら、まずはダウンロードしてみてください!

他のクリエイター達の作品であそぶだけでも十分楽しいですよ!

https://www.springin.org/


プロフィール

株式会社しくみデザイン代表取締役、芸術工学博士。

名古屋大学建築学科を卒業後、九州芸術工科大学大学院(現・九州大学芸術工学研究院)にてメディアアートを制作しながら研究を続け、博士(芸術工学)を取得。2004年に九州工業大学講師就任、翌2005年にしくみデザインを設立。2013年に体の動きで演奏するAR楽器「KAGURA」が米Intel社主催のコンテストで世界一になるなど、日本のみならず世界各国で数々のアワードを受賞している。また、世界中すべての人が創造的になれるようにとの想いから、創造的プログラミングプラットフォーム「Springin'」を開発。クリエイティブ教育にも力を入れており、福岡県プログラミング教育推進協議会委員、キッズデザイン賞審査員、アジアデジタルアート賞審査員などを務め、小学校から大学まで様々な学校でプログラミングの授業や子ども達に夢を与える講演を行っている。「はじめてのスプリンギン」著。


―しくみデザインについて、もっと知りたくなった方は・・!


コテンラジオに、しくみデザインの中村俊介が登場しました。

しくみデザインはどんな会社なのか、中村俊介が大事にしたいことは何なのか等、大切にしている価値観や、そこに纏わるストーリーが凝縮されています。

しくみデザインについて、より理解が深まると思うので「もっと知りたい!」と思った方は、ぜひ下記リンクより動画をご覧ください!


■「しくみ」で世界中を笑顔に!しくみデザイン 中村俊介さんが描く未来の社会と教育のカタチ(前編)

 【COTEN RADIO 番外編 #49】https://youtu.be/fMtjrVKd2eo

■「しくみ」で世界中を笑顔に!しくみデザイン 中村俊介さんが描く未来の社会と教育のカタチ(中編)

 【COTEN RADIO 番外編 #50】https://youtu.be/4Rr7YQfPSi8

■「しくみ」で世界中を笑顔に!しくみデザイン 中村俊介さんが描く未来の社会と教育のカタチ(後編)

 【COTEN RADIO 番外編 #51】https://youtu.be/DOtcUNzcQyY

株式会社しくみデザイン's job postings

Weekly ranking

Show other rankings
Like 三上 公子's Story
Let 三上 公子's company know you're interested in their content