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識学は、働くお母さんがこそ、働きやすい職場
「女性管理職に活躍してほしいと考えている企業にとって、識学の導入はとても有効だと思います」
小学5年生の男の子と小学3年生の女の子の子育てと、管理職との両輪。管理職の話を貰った時は迷いはありませんでした。なぜなら「識学が浸透しているこの組織ならやっていける」と確信したからです。
識学との出会い
私は、商社で法人営業を担当後、イギリスの大学院に留学してMBAを取得。結婚を機にスペインに赴任し、経理職として勤務。帰国後、大手IT企業の経理部門にポジションを得ました。
当時まだ幼い子どもを育てながら時短で仕事をしていた手塚。時間の使い方を工夫して他の社員と同じ仕事量をこなしていました。しかし、遅くまで残業している人が偉いとされる会社の風土に疑問を持ち、転職を考え始めたときに識学を知ったのです
識学は、例えば仕事を効率的に早く終わらせた人が評価されます。働く母親はとにかく時間が限られているんです。何時までに何を終わらせて、次は何をする…と常に段取りを考えながら動いている。だからものすごく時間の使い方がうまくなっていきます。識学にはそんな行動がピッタリだと思いました。
シンプルな考えが働きやすさに繋がる
私がマネジメントする総合企画課は、売上や予算管理、顧客管理を手がけています。識学に入り、前職と大きく違うと感じたのは、仕事の役割が明確である点です。経理職は、責任の所在が不明確なためにミスが発生した際、「自分じゃない。相手のせいだ」と責任の押し付け合いが発生し、うまく回っていないと感じることが多くありました。
識学では、誰がどの部分の責任を担っているかが明らかで、何か問題が生じた際も解決策が即座に提案され、ルール化されて実行に移される。うまくいかない点があれば、ルールを変更するだけ。全てがシンプル。
『間違えないためにはどういうルールにしたらよいか』と、改善案を決めていきます。部下の管理も同様で、このメンバーの力をもっと引き出してあげようとか、モチベーションを高めるにはどうしたらよいかなどを考える必要は一切ありません。無駄な時間がないのです。
一方で、ルール一点張りのドライな雰囲気だと誤解されがちですが、決してそんなことはなく、社員同士で世間話もするし、プライベートの話題に花が咲くこともあります!
識学のシステムが全体に浸透しているからこそ、人間関係のストレスがありません。自分一人で合理的な手法を通そうとすれば、周囲との軋轢が生じることもあるでしょう。『自分のことばかり考えている』とか『空気を読めよ』とか。でも、組織全体で識学を実行していれば、そうしたこともあり得ません。
だからこそ、働くお母さんの活躍機会や女性管理職を増やしたい企業は、識学を導入すべきだと思います。識学の「効率化」という概念に、時間のオペレーション能力が長けている働くお母さんはマッチングしやすいです。
※この記事は、LISTEN掲載された手塚のインタビュー記事をもとに作成しています。