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~直観を信じて、突き進む~ SEQSENSE member interview #6

今回は新卒でロボティクスソフトウェアチームに入社した定村の社員ブログになります。大学時代はアメフト部に全てを注ぎ込んでいたという定村。プログラミングすら未経験の状態からなぜSEQSENSEに入社したのかインタビューしていきたいと思います。
まずは、自己紹介からお願いします!

-自己紹介をお願いします
ロボティクスソフトウェアチームの定村です。現在はロボットではなく、社内用開発支援ツールの開発をメインに行っています。趣味は映画鑑賞で、最近はミステリー、サスペンスものにはまってます。学生時代にやっていたアメフトの活動も続けていて、週末は試合や練習の手伝いに出たりしています。

-学生時代の経験を教えてください。
学生時代のほとんどはアメフトに力を注いでいました。最後は副将も務め、1つのことに熱中するという貴重な経験をつみました。学科は化学工学で、化学プラントの設計に関する研究をしていました。化学工学を選んだのはとても単純な理由で、当時化学が一番得意だったので、それを研究するのが良いのではないかと考えたからです。

-エンジニアの道に進もうと思ったきっかけを教えてください
エンジニアになることを意識し始めたのは、修士1年で就活を始めた頃ですね。それまで全く関心のなかったビジネスの世界について情報収集するようになって、ITによって産業構造が大きく変化しているということに衝撃を受け、同時にその主役であるエンジニアという職業に強く惹かれるようになりました。

そこから、エンジニアになるために色々なことに手を出していきました。プログラミングは全くの未経験だったので、まずはオンライン学習でHTMLとCSSでWebサイトを作るところから地道に勉強していきました。ある程度スキルを身につけてからは、競技プログラミングに挑戦したり、インターンとして、複数社のITベンチャーで実務経験も積んでいきました。

こうして活動していく中で、モノづくりや新しい知識をどんどん吸収していく楽しさにハマっていき、エンジニアとして働きたいという思いは、ますます強くなっていきました。インターンではありますが、実務経験ができたというのも自信に繋がりましたね。

-なぜSEQSENSEに入社を決めたのでしょうか
1つは直感的な理由で、事業の新しさに魅力を感じたことですね。自律移動型警備ロボットを市場に出すというのは、まだ誰も成し遂げていないことです。その「初」を実現するということに、とてもワクワクしました。

もう1つは、もう少し理性的な理由で、SEQSENSEの事業が社会的にとても価値あるものだと感じられたことです。周知のように、日本の労働力人口は今後十数年で大きく減少していき、このままでは今の生活水準を維持していくことはできないという、悲観的な予測までされています。その課題先進国日本に生まれた一人の人間として、この危機的問題に立ち向かっていく義務がある、そういった使命感に近いものを感じたんです。

人によって解釈の分かれるところだとは思いますが、自分の意見としては、いわゆる「能力」というものは、たとえそれが努力によるものだとしても、ある種神様からの授かりものなんじゃないかと考えているんです。そして、幸運にもそうした能力を授かった人は、それを自分以外の人にも還元していく義務があるんじゃないかと思っています。自分で言うのははばかられますが、自分には先ほど言ったような社会課題の解決に役立てる能力があるという自負があります。SEQSENSEの事業は日本社会が抱えている課題にダイレクトにアプローチするもので、そこにジョインすることは、自分にとってはもはや天命のように感じられました。

-大手かベンチャーで悩むことはなかったのでしょうか
全く悩まなかったわけではないです。就活していた頃、周りの友達のほとんどは大手企業を志望していて、自分もその中の一人でした。ですが、自分の性格や過去の経験と照らし合わせたときに、自分には少人数の組織の方が向いているだろうと考えるようになり、最終的にはその2択で悩むことはなくなりましたね。

過去の経験と言いましたが、具体的にはアメフト部、その中でも4年生のときの経験が一番大きいです。アメフト部は人数も多くて、その最終学年ともなると責任も重く、雑務も色々あり、チームにも気を配らないといけない。もちろんスポーツとしても非常にハードなので、肉体的にも精神的にも追い込まれます。しかも自分たちの代は、その前の先輩たちよりもリーグ成績を落としてしまい、とても後悔の残る1年間でした。こうしてしゃべってみても、正直パッとしない感じですよね。それでも楽しかったといえるのは、自分がリーダーという立場にあること、自分の影響力でチームが変わっていくこと、そしてそのチームで勝つというのが、他の何よりも面白かったからです。

責任を負う、矢面に立つということは、失敗した時は当然責任を追求される訳ですが、自分はそういった逆境の方が燃えるタイプなんですよね。そのリスク・ビハインドが大きいほど、それをひっくり返した時の喜びも大きいですから。これは全然別の話ですけど、院生のときにインドを3週間一人旅したことがあって、その初日、いきなり怪しい旅行会社から所持金8割ぐらいぼったくられちゃったんですよ。その危機的状況もなんとか乗り越えて3週間旅しきったんですが、あの時のヒリヒリ感と、それを乗り越えた達成感はたまらないですね(笑)。


-現在取り組んでいることを教えてください 
今メインで担当しているのは、いわゆる「BOM」システムの開発です。製造業界の方はご存知だと思いますが、BOMは製品や部品の設計、調達、在庫管理など色々な機能を持つツールです。弊社の警備ロボット「SQ2」は、大小さまざまなパーツを組み合わせて作られていますが、まだ生産台数が多くないということもあって、組立や加工、保守運用など、かなりの作業を自社で賄わなければならない状況です。リソースも限られている中で、製品のクオリティに妥協しないためには、このBOMが必要になるんです。

このBOMはまだまだ開発途上ではありますが、ロボット1台に使われている部品の構成や数量、各部品の調達先やリードタイムといった、あらゆる情報を一元管理できるようになっています。なかなかこれは責任重大な任務で、例えば発注数量を計算するところにミスがあったら大変なことになってしまいますよね。そうした全社に影響するような仕事を、1年目から任せてもらっていることに対して非常にやりがいを感じますし、勉強したことをどんどん試してみたり、色々自由にやらせてもらっている部分もあって、とても楽しいですね。

-どんな人と働いていきたいか
まず思うのは、常に学び続けようとする人ですね。変化の激しい今の世の中で、過去のやり方に固執せず新しいことをどんどん取り入れられる柔軟性は重要ですし、人としてもそういう潔さみたいなものは大事かなと思います。あとは、チームやプロダクトを中心に考えられる人ですかね。弊社のロボットは、エレキ・ハード・ソフトが複雑に絡みあうシステムですが、そのどこか一点で突き抜けるのではなくて、全体としての完成度を追求するという姿勢が大事なのかなと。例えば、ソフトで解決するのが難しいことも、ハードで調整すれば簡単に解決できる、ということもあったりします。そういった助け合いの精神、当事者意識を持った方は、とてもフィットするんじゃないかなと思います。

-最後に一言お願いします 
SEQSENSEはエンジニアとして働く上では最高の環境にあるかなと思っています。

まず雑務が少なく開発に集中できる環境が整っているのが魅力的です。ビジネスサイド、エンジニアで役割分担が明確になっており、エンジニアが働きやすい環境を最優先に考えているからこそ、実現できているのではないかと考えています。また採用に妥協せず、ハイレベルな人材が集まっている点も魅力的です。日々勉強になることばかりで、こんな自分に声をかけてもらえたのは、とてもラッキーだったなと思ってます(笑)。

自分自身ベンチャーにいくという選択は全く怖くなかった訳ではないですが、ワクワク感や使命感みたいなものに素直に従って正解だったなと思っています。自分の直感に従って行動して、あとはそれを信じてやり抜くというのが、最終的には納得感があって後悔しないと思うので、リスクや不安を感じてなかなか動けないという方がいましたら、自分の心に問いかけてみて欲しいです。

チャレンジ精神旺盛な方のご応募お待ちしております。

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