目次
こんにちは、SEプラスのシステムエンジニアです
自己紹介
エンジニアチームについて
e&TS Div.のエンジニアの職務内容
1. e&TS Divのサービスのシステム制作
2. サービス紹介サイトやコーポレートサイトなどの運用
3. 社内用システム開発・運用
1日のスケジュール
10:00 始業、今日の予定の確認と昨日までの作業の続きを開始
11:00 企画営業チームの朝会に参加
11:15 朝行っていた作業をキリがいいところまで進める
13:00 休憩
14:00 要件定義ミーティングのための資料作成
15:00 エンジニアチームミーティング
16:00 エンジニアミーティングで決まった仕様を自分の担当機能に反映
16:30 午前中に行っていた作業の続きを行う
17:15 お客様からのお問い合わせに対応
18:30 日報作成
18:40 退勤
e&TS Div.のエンジニアや業務の特徴
エンジニアの特徴
業務の特徴
働く環境
リモートワークについて
服装などについて
勤務時間・休暇について
おわりに
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こんにちは、SEプラスのシステムエンジニアです
初めましてこんにちは!SEプラスでシステムエンジニアをしている山本と申します。
この度はSEプラスのエンジニア目線で、「SEプラスのエンジニア(IT教育部門の開発担当)」って何をしているの?具体的にどんな業務があるの?というような、外から見るだけではわからないようなお話ができればと思い、筆を取りました。
この記事を1本目として合計4本書いていますので、SEプラスのエンジニアポジションにご興味のある方はお読みいただけますと幸いです!
IT企画営業職にご興味がある方で特に企画部分に興味があるよ!という方もお読みいただくと、企画で何をやっているのかがわかるかもしれません。
自己紹介
エンジニアについてのご紹介の前に、私の自己紹介をさせていただきます。
青山学院大学文学部比較芸術学科というゴリゴリの文系学科を卒業後、1年1ヶ月間保険・共済系システム開発を行う会社に勤め、2018年5月よりSEプラスでシステムエンジニアとしてジョイン。
SEプラスの事業の1つであるIT教育サービス(弊社ではe&TS Div.と呼んでいます)でお客様にご利用いただくシステムや、営業・サポートがお客様を管理させていただくためのシステムの制作をメインで行いつつ、現在e&TS Div.のサービスで唯一toC展開している「独習ゼミ」のECサイトの運用やサービス紹介サイトの運用、あとはデザイナーがいないのでUI/UXデザインをしたり、サービスのロゴを作ったり、イラストを描いたり、企画営業チームが書いた技術系の記事の校正をしたり、勤怠管理システムを制作・運用して社員の皆さんに休暇取得を促したりもしている、会社の中でも比較的何でも屋さん。
少し前からエンジニアチームのチーフとして、エンジニアがより働きやすくなるような、他チームからなんでも相談してもらえるようなチームを目指して邁進中。
という感じで、ちょっと変わったシステムエンジニアをしております。よろしくお願いします!
エンジニアチームについて
e&TS Div.のサービスのためのシステムを開発するエンジニアチームは、2024年10月現在で私を入れて5名です。
全員第二新卒としてSEプラスに入社していますが、実は前職もシステムエンジニアだったのは私しかいません。他メンバーについては次の記事でご紹介しますので、興味のある方はそちらもお読みいただければと思います!
ちなみに私以外の4人は全員理系卒です。
5人で5サービスのシステム運用+α回していますので、常にやりたいことリストが溜まっていっている状態です。そのため、ご入社いただいたけどやることがない……という状態にはまず間違いなくなりませんので、ご安心ください!
e&TS Div.のエンジニアの職務内容
さて、前置きが長くなりましたが、e&TS Div.のエンジニアが日々どんな業務をしているのかについてお話しします。
ちなみに先ほどからなんでわざわざ「e&TS Div.の」と前置きしているのかと言いますと、SEプラスのもうひとつの事業であるコメディカル人材紹介事業(Medical Div.と呼んでいます)のシステムを制作するエンジニアもいるからです。
私の記事ではそちらの領域の話は出てきませんのでご了承ください。
1. e&TS Divのサービスのシステム制作
メインの業務は、e&TSのサービスである「独習ゼミ」「SEカレッジ」「KOUDO」「PLUS DOJO」「LEARNING FIT」でお客様にご利用いただくシステムや、営業・サポートがお客様を管理させていただくためのシステムの制作です。私以外のエンジニアは、おおよそ9割以上の時間をこの業務に割いています。
2. サービス紹介サイトやコーポレートサイトなどの運用
e&TS Div.のサービス紹介サイトの運用や新規LP・コンテンツ作成、コーポレートサイト等の運用も行います。サービスのシステム制作より頻度は低いものの、まだご契約いただいていないお客様や、これからSEプラスのことを知ろうとしてくださっている方が閲覧するサイトなので、企画営業チームや経営陣としっかり仕様を固めて制作・リリースしています。新人エンジニアよりは、中堅以上のエンジニアが開発を担当することが多いです。
3. 社内用システム開発・運用
現在勤怠システム、備品管理システムをエンジニアチームで制作し、全社で運用しています。
出退勤&休暇管理システムについては、休暇の付与や入退職者の処理などもエンジニアチームで行っています。(いずれは管理部の靍田さんに管理を委譲する予定です!)
各種管理系システムについては、もちろん必要なものについてはSaaSも取り入れつつ、エンジニアがさまざまなことを試す意味合いも兼ねて一部自社で開発しています。
ちなみに勤怠システム、備品管理システムは在籍しているエンジニアが新人研修で作成したものをもとにして、どんどん改良して使い続けていっています。これからご入社いただくエンジニアの方も、新人研修期間でこれからSEプラスで使われる社内システムを作っていただくかもしれません!
1日のスケジュール
e&TSエンジニアが1日をどう過ごしているのか、とある日の後輩エンジニアの1日をもとに紹介します。
(なぜ私の1日ではないのかというと、他エンジニアメンバーと全く異なり、システム制作以外の業務をしていることが多いからです)
10:00 始業、今日の予定の確認と昨日までの作業の続きを開始
エンジニアチームは、現時点では毎日朝会を行うといったことはしていないので、各々が昨日の作業の続きをぼちぼち開始します。9:30~9:45くらいに出勤して業務を開始する人が多いです。
朝10〜11時の間は基本的にはミーティングが入ることはないので、自分が昨日までに終わらせた作業を確認したり、メールやSlackのチェックを行った後、昨日までに行っていた作業の続きを行います。この日は既存システムのバージョンアップ作業を行いました。
11:00 企画営業チームの朝会に参加
週に1回、企画営業チームが行なっている朝会に参加し、各サービスの今週のサマリや連絡事項などを確認します。システムに新機能が実装された週は、実装を担当したエンジニアから企画営業チームに向けて、新機能の仕様や使い方などをレクチャーすることもあります。
11:15 朝行っていた作業をキリがいいところまで進める
ミーティング終了後は、ミーティング前に行っていた作業の続きを行います。SEプラスは休憩時間を11:00〜17:00の間であれば好きなところで1時間取って良いというスタイルなので、それぞれ自分のキリのいいところまで作業を進め、好きなタイミングで休憩に入ります。
13:00 休憩
休憩時間は何をしていても自由です!部屋や会社内でお弁当を食べるもよし、外に買いに行くもよし、外食するもよし、ご飯を食べずにゲームするもよしです。休憩時間でもすぐ返事ができるようにしておきなさい、というような法外なことは誰も言いませんのでご安心ください。
14:00 要件定義ミーティングのための資料作成
e&TS Div.のシステムで新機能を作成したり、既存機能を改修する際は、必ずサービスリードと呼ばれるサービスの運営をメインで行う企画営業さんと共に要件や仕様を決定します。そのため、要件定義のためのミーティング前には必ず、非エンジニアの方でもわかりやすいような資料を作成してからミーティングを行うようにしています。例えば議事録の雛形を作っておいて、「次のミーティングではこの内容について話すので皆さん事前に読んで考えておいてください」と伝えておくといったような感じで、ミーティングの時間が無駄にならないように工夫しています。
15:00 エンジニアチームミーティング
多くの機能に影響のあるテーブルの構造を変更した方がいい可能性があることがわかったので、エンジニア全員で変更すべきかそうでないかを決定するミーティングを行います。
どのミーティングもそうですが、後輩だから遠慮して先輩に意見が言えない……ということはなく、ちょっとでも疑問に思ったことはその場ですぐ聞いて解決したり、自分としてはこの方法がこういった理由で良いと思う、といったような意見が先輩後輩一切関係なく飛び交います。エンジニアに限らずSEプラスの社員の考え方として、「間違えていても良いから発言しよう」という意識があるので、失敗を恐れずどんどん発言していける環境ができています。
16:00 エンジニアミーティングで決まった仕様を自分の担当機能に反映
先ほどのミーティングでテーブル構造の変更が決まり、自分が開発していた機能に影響がある部分だったため、忘れないうちに変更を反映させます。基本的に1エンジニアがかなり多くの機能を同時に担当することが多いので、決まったことはすぐにタスクとして書き出し、反映させるようにしています。
16:30 午前中に行っていた作業の続きを行う
仕様変更の反映が終わったため、朝から行っていた作業の続きを行います。基本的に1機能を1エンジニアが担当することがほとんどなため、バックエンド・フロントエンドどちらも実装し、どちらのテストケースも作成します。実装を行う中で出た疑問や決めた方がいい事柄などは、都度Slackでエンジニアや企画営業チーム・サポートチームに相談を行い、仕様漏れがないように進めていきます。
17:15 お客様からのお問い合わせに対応
お客様からCSVのインポートができないというお問い合わせがあったため、ログの確認やお客様がインポートしようとしたCSVを頂戴し、原因を追及します。もしシステムの不具合が発見された場合は、すぐに修正を行います。ローカル環境で修正の実装を行ってcommit→git pushを行い、GitHubにてプルリクエストを作成します。他のエンジニアに修正内容が問題ないことをテストしてもらい、確認が完了したら本番サイトに反映を行います。
バグのないシステム作成が当然一番大切ですが、SEプラスはスピード感を重視しているので、バグが出てしまうのはある程度トレードオフなところがあると、エンジニア以外のメンバーも理解してくれています。そのため、バグが見つかったからといってエンジニアチームが責められるといったことはありません。
18:30 日報作成
1日で行った作業の振り返りと、明日何を行いどこまで完了させる予定なのかを日報に記載します。ただし、先ほどのようにバグへの緊急対応が入ったりもしますので、前日に立てた予定をどうしても全て完了させられない日もあります。
18:40 退勤
リリース直前などの繁忙期以外の場合は、基本的に月20時間ほどしか残業はありません。逆に繁忙期はどうしても40時間ほどになってきます。ただ残業をした方が評価されるといったことは一切ありませんので、みんななるべく効率よく短い時間で業務を終わらせるよう努力しています。
e&TS Div.のエンジニアや業務の特徴
エンジニアの特徴
先ほどの1日のスケジュールでもお話しした通り、e&TS Div.のエンジニアはエンジニア同士で会話するのと同じかそれ以上に、非エンジニアの方と会話して開発を進めていくことになります。
そのため、エンジニアしか使わないような専門用語をどんどん使って話すのではなく、専門用語を誰にでもわかるように噛み砕いて話すようにしないと、認識に齟齬を発生させやすくなってしまいます。
ですので、エンジニア同士のコミュニケーションに問題がないのはもちろんのこと、エンジニアではない人にもシステムについて説明ができる力を持っていて、かつ周りをどんどん巻き込んで協力し合えるエンジニアばかりなのが特徴ではないかなと思います。少なくとも、「誰とも会話せず、ひとりで黙々とコードを書いていたいです」という人は1人もいません。
業務の特徴
新人エンジニアあるあるで「入社してすぐはテストしかやらない」とか「3年くらい下流工程で実務を積んでからじゃないと要件定義には入れない」といったことがあるかと思いますが、SEプラスはそんなことは本当に一切ありません。
「もうやれるね」と私や先輩エンジニアが判断したタイミング(人によって異なりますが、入社3ヶ月〜6ヶ月経ったくらいが一番多いです)で「じゃあこの機能の要件定義から全部担当してみましょう」「企画営業チームやサポートチームに要望を聞きに行きましょう」となります。もちろん先輩エンジニアのサポートありですが。
というような感じで、おそらくSEプラスにご興味を持っていただいている方の大多数よりも相当早く、かなり大きめの裁量を持ってシステムを制作することになります。
自立して開発できるエンジニアとなっていただくために、基本的には自分でわからないことは調べて進めて、詰まった時は先輩と協力して解決していくスタイルなので、それが合わないなという方はSEプラスとはマッチしないかもしれません。
さて、ここで実際に私が経験した、今でもよく覚えている出来事についてお話しさせてください。
私が入社して1ヶ月も経たないうちに参加させてもらったKOUDOのミーティングで、「ここのボタンを目立たせたいけど色をどうする」という議題になりました。「ヘッダーが藍色に近い青だから補色でオレンジとかがいいんじゃないですかね」みたいなことを私が当時リーダーの山田とKOUDOサービスリードに言ったところ、そのまま通ってそのまま実装されたんですよね。
入社1ヶ月の、社会人としても2年目始まったばかりの人間の意見がこんなにスッと通ること、あるんだ……とめちゃくちゃびっくりした覚えがあります。
そのくらい、新人だろうとなんだろうと良い意見なのであれば取り入れていく、という文化が根付いています。自社サービス開発なので、失敗してもいいからとにかくやってみよう!という意識が強いです。
働く環境
リモートワークについて
エンジニアは基本的にリモートワークで業務することがほとんどです。
ただブレストのように、実際に顔を合わせて話した方が意見が弾むミーティングなどを行う際は、もちろん出社します。
(SEプラスの中にはフルリモートをしていらっしゃる方もいらっしゃいますが、)基本的にはいつでも出社ができる範囲に住んでいただくのが前提です。もし地方からジョインいただくことを検討している方はご注意ください。
Slack、Google Meet、Zoomなどのコミュニケーションツールの利用が全社的に盛んで、特にe&TS Div.ではSlackを使い倒しています。
要件定義や業務に関する相談もSlackで行うことがほとんどですし、何よりマネージャーからの連絡にみんなスタンプで返事するくらいには垣根のない感じです。
↑新人の企画営業が初受注した時の祭の様子です。ポストしているのはe&TS Div.のマネージャー
エンジニアチームは基本的に月に1回しか全員出社している状態が発生しないので、主なコミュニケーションツールはSlackです。ただ文字ではどうしても伝わらない場合や、かなりしっかりめに検討しないといけない時などは、SlackのハドルやGoogle Meetで会話して齟齬がないようにしています。文字コミュニケーションだと伝わらないニュアンスというのはどうしてもあるものですね。
ただしご入社いただいたあと試用期間の段階では、会社に慣れていただくということもあり、基本的に出社いただいています。弊社の試用期間が3ヶ月でして、3ヶ月過ぎてからは週に3日出社になり、半年頃には出社必須でなくなっていく……といった形で現在は運用しています。
最初からフルリモートワークということはなく、少なくとも入社半年間は出社したら誰かしら先輩はいる状態になりますのでご安心ください!
服装などについて
エンジニアは常識の範囲で服装自由です!
どのくらい自由かは面接にお越しいただき、社員が着ている服を見ていただいたらわかると思います。
ただし、企画営業ポジションや転職コンサルタントポジションの皆さんは括りとしては営業職となり、当然お客様とのお打ち合わせなどの際にはTPOに応じた服装をしないといけません。
ですので非営業職の我々も、「常識の範囲で」服装自由、としています。髪色やネイルも同様です。
勤務時間・休暇について
SEプラスではフレックスタイムなどの制度はないため、基本的には10:00〜18:00が定時となります。
先ほど説明した1日のスケジュールを見ておや?と思われた方もいるでしょう。SEプラスは一般的な企業より定時が1時間短いのです。
また休暇の取得についてですが、よほど何か特殊な事情がない限りは自由に取れますし、理由を聞かれることもありません。半休(0.5日刻み)ずつ使うこともできます!
お休みについては、基本的に完全週休2日制、土日祝休みです。年に最大4回、全職種で土日に業務があることがあるのと、あとはやはりエンジニアですので、何かあった時には土日だろうと出勤しないといけないことはある(これはSEプラスに限らず)という感じです。基本は休日出勤はないのでご安心ください!休日出勤が発生した場合は、振替休暇を取得できます。
おわりに
さて、今回はSEプラス e&TS.Divのエンジニアポジションの概要についてお話ししました。
なんとなくどんな感じで働いているか想像つきましたでしょうか?
次の記事では実際にSEプラスに入社したエンジニアの入社の理由や決め手についてお話しします!