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100億円単位のコスト削減に挑む。

今月、8億円の資金調達(うち7億円の第三者割当増資)と共に戦略的パートナーとして3社TSIホールディングス、はるやまホールディングス、ヴィンクス(敬称略)と業務提携したことを発表しました。その記事をファッション週刊誌WWD JAPANにてご掲載いただきました。TSIホールディングスとはPOSデータとECサイトのデータベースから顧客の購買データを当社のAI「SENSY」が解析して、SKU(在庫を管理する最小の分類)単位で需要を予測するMD最適化エンジンの開発を進めています。今までアパレル業界はMDは「次はこれが流行りそう」とか「今年は去年よりも気温が下がりそうだから、多めに発注しよう」などベテランの知識や経験に頼るところが多かったそうですが「SENSY」を使うことで需要をSKU単位で予測することができるようになります。これはTSIホールディングスのような売上1500億円規模のアパレル企業にとっては100億円単位のコスト削減効果を期待できるようなことなのだそうです。100億円規模の在庫ってもはや企業の経営戦略の話だけでなくもしかしたら社会貢献に繋がることなんじゃないかなと思いました。

一方、はるやまホールディングスと取り組んでいる「パーソナライズDM」は購買履歴を元に一人一人にカスタマイズした商品を掲載しています。これにより通常版のDM送付時に比べて来店者数が58.7%増加し売上高も2000万円上がりました。現在ファッションの領域のほかワインや食の分野でも「SENSY」が活躍していますし今後様々な業界で活かされる案件が進行しています。こんな風に「SENSY」が在庫削減や経済活動の面で社会貢献に繋がることができることはとても有意義だと思うしカラフルボードでの働きがいに繋がっているなと感じています。

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