シードテックでは、4月に開催された「All Hands Meeting」にて、2025年度下期に活躍したメンバーがMVPとして表彰されました。
新生シードテックのキックオフ!「All Hands Meeting」開催レポート
MVPは、360度評価の結果に基づき、社内推薦をもとに選出されます。今回、下期のMVPを受賞したDX・AI Solution Division 2 Development Unit(開発部) の岸本さんに、受賞の喜びや日々の業務で大切にしていること、今後の目標などお話を伺いました。
チームのメンバーに追いつきたい一心で走った半期
ー改めまして、下期MVP受賞おめでとうございます!まずは、ご自身のお名前が呼ばれた時の率直な感想からお聞かせください。
正直にお伝えすると、全くの予想外でした。自分なりに目の前の仕事に向き合ってきたという自覚はあったんですが、まさかMVPをいただけるとは思っていなかったので、本当にびっくりしました。名前が呼ばれた瞬間は驚きすぎて頭が真っ白になり、一瞬「えっ、私?」とフリーズしてしまったほどです。
私が働いている神戸の拠点には、尊敬してやまないメンバーがたくさんいます。その方々と比較して、自分はまだまだ程遠い、修行の身だという意識が強かったんです。
ースピーチでは、「自分の力は微々たるもの」という謙虚な言葉が印象的でした。
受賞の驚きのあまり、スピーチが支離滅裂になってしまったかもしれませんが(笑)、とにかく「チームのメンバーに追いつきたい一心で走ってきたこと」と「皆さんへの感謝」だけは伝えたいと思っていました。
360度評価のフィードバックを改めて送っていただいたのですが、そこには「頼れる存在になった」「自分で動けるようになっている」という言葉が並んでいました。自分では「本当に貢献できているのかな」と不安になる日も多かったので、皆さんがそんな風に見てくださっていたことが分かって、少しずつ受賞の実感が湧いてきましたし、率直に嬉しかったです。大きな励みになりました。
—今回MVPを受賞された要因として、ご自身ではどのような点があったと思われますか?
「当事者意識の範囲が広がったこと」が大きかったのではないかと思っています。「チームの仕事を自分ごととして見るようにしていた」とも言えるかもしれません。
これまでは、自分に割り振られたタスクをいかに期限内に、正確に完了させるかという点にエネルギーを注いでいましたが、下期からは「自分のタスク単位」ではなく、「チーム単位」でプロジェクトを見るように意識を変えたんです。自分のタスクをきちんとこなした上で、チーム全体がうまく動けるような立ち回りを、当事者意識を持ってやるようにしていました。
ー「チーム単位」というお話もありましたが、下期を振り返って、特に印象に残っているエピソードがあれば教えてください。
大変な半年間でしたが、メンバー一丸となって、無事にリリースまで成果物を揃えてゴールできたことは、すごく良かったと思っています。
元々は、一人で何でもかんでも背負い込んでしまい、周りにヘルプを出すタイミングを逃してしまうことが多かったタイプだったんです。肩に力が入りすぎてしまっていたり、自分のタスクが逼迫してしまった時期があったりする中で、上司の小笹さんや中原さんにサポートいただいた時に初めて、「チームで動いている」という意識に変わっていきました。「プロジェクトは自分だけで動いているんじゃない」という当たり前のことに気づいたんです。
下期は、チーム全体の進捗を俯瞰して、「あの人のタスクがここで詰まっていそうだな」「この課題を放置すると後で整合性が取れなくなるな」と感じたら、自ら首を突っ込んで一緒に解決方法を考えるようにしました。自分の作業の見積もりを立てつつ、チーム全体のバランスを見ながら、関わるようにしていったんです。こういった動きもあって、リリースに辿り着いた時の達成感も増しましたし、私にとって大きな転機になりました。
「近道はない」。コツコツ積み上げることを信じて
ー岸本さんの現在の仕事内容について教えてください。
開発業務に携わりながら、手を動かすだけではなく、クライアントとコミュニケーションを取るポジションも担当しています。
ー開発担当者から、現在はフロントの業務も担当されているとのことですが、新しい業務で、どのような変化や難しさを感じていますか?
クライアントとのコミュニケーションでは「曖昧なまま即答しない」「思い込みで進めない」を徹底しています。状況を完全に把握しないまま動くと、実際に手を動かす開発メンバーのタスクが逼迫してしまう可能性があるので、フロントに立つポジションはそれだけ重要で、責任感があると実感しています。私が関わっている案件が、始まったばかりのプロジェクトということもあり、認識のズレが起きないよう細かくコミュニケーションをとることを意識しています。
最近痛感しているのは、やはり「理解の深さ」がコミュニケーションの質を決めるということです。私は自分の説明が苦手だという自覚があるのですが、それは「自分が100%理解できていないから、人に簡潔に説明できないんだ」と気付いたんです。だからこそ、誰よりも深く理解した上で対話に臨む。それが、今の私の目標であり、挑戦です。まだまだ勉強中ですが、良い緊張感の中で成長できていると感じています。
―岸本さんはシードテックが開催したIT職未経験の若者に向けたエンジニア育成プロジェクト「Seed Tech Camp」の1期生ですが、未経験からエンジニアを目指し、今のご自身を支えているマインドセットはありますか?
同期から言われた、「できるまでやれば、できる」という言葉が私のバイブルになっています。
正直、学習を始めたばかりの頃は、「プログラミングなんて理解できるわけない!」と何度も投げ出しそうになりました。思うように進まず、頭を抱えたこともあります。でも、ふと周りを見れば、理解して使いこなしている人がいる。ということは、「理解できる方法」がこの世のどこかに必ず存在する、ということですよね。
「理解している人がいる→投げ出さなければ形になる→できる」。このシンプルな思考を同期から教わってから、マインドが変わりました。以前の私は、自分の今のキャパシティでできないことはすぐに諦めてしまう傾向がありましたが、今は「まだできないけど、勉強して開拓すればできるようになる」というポジティブなマインドを持てるようになりました。
ーエンジニアとしてのやりがいや楽しさについても教えていただけますか?
一つのものを作り上げて、実装が完成した時の達成感が何より楽しいです。エンジニアの仕事って、小さな機能の集まりを組み立てるようなもので、一つひとつは小さくても、それが組み合わさって画面が完成する瞬間が好きなんです。
また、常に新しい知識に触れられることも楽しいです。「何これ?触ってみよう!」「おお、動いた!」みたいな好奇心が、日々の仕事の中にたくさんあって、個人での学びがそのまま仕事に繋がっていく感覚もあり、エンジニアという仕事は面白いなと感じています。
―エンジニアとして自己研鑽を積む中で、意識していることはありますか?
「近道をしない姿勢」が、エンジニアとしての地盤を固めてくれると考えています。
例えば、AIは非常に強力なツールですが、使い方を一歩間違えると「理解」をスキップさせてしまう危うさがあります。エラーが出た時にAIに丸投げすれば、一瞬で修正コードが出てきますが、それをコピペして終わらせてしまったら、自分の血肉にはなりません。
「なぜこのエラーが起きたのか」「なぜこのコードで解決したのか」というプロセスをスキップしたら、エンジニアとしての成長は止まってしまいます。私は「楽して得られるものはない」と考えているので、AIを壁打ち相手として使いつつも、最終的な判断軸は必ず自分の中に持つようにしています。AIが出した答えを「間違っている」と指摘できるくらいの知識を、事前に泥臭くキャッチアップしておくことも重要ですね。
自己研鑽を続け、強みを増やす
—行動指針の中で特に大切にしているものはありますか?
「Enjoy Everything」が一番好きで、自分の支えになっています。どんなことも気持ちの持ちようだと思っていて、ポジティブな目線で課題に向き合うと、良い流れに向かっていく。トラブルが起きて「しんどい…」と感じてしまいそうな時、この言葉を思い出して踏ん張るようにしています。
—今後、ビジネスパーソンとしてどのような姿を目指していますか?
まず、自分の弱点は、要約や論理的思考が苦手だということがあります。人に分かりやすく伝えるためには、まず自分がしっかり理解していなければならない。そのため、「人に説明できるほど理解する」ことを目標に、学習を続けていきたいです。
もう一つは、緊急のトラブルや困難な状況でも、安定して周りを安心させられるような人になりたいです。どんな状況においても、「なんとかしよう、みんなで」とリーダーが落ち着いて動いてくれると、チームも自然と冷静に対応できる。そういう存在になりたいと思っています。
私が一番関わりの多い神戸のメンバーには、本当に尊敬できる人が多くて、「この人のこの部分、素敵だな、自分もこうなりたいな」と思えるような強みを一人ひとりが持っているんです。状況を整理した上でしっかりと意見を言える人がいたり、自分の持っていない知識が必要な場面でも自分でキャッチアップして仕事に繋げていく人がいたり、みんなを見て成長させてもらっています。
ー切磋琢磨している姿が思い浮かびます。今後の目標についても教えてください。
個人としてはたくさんあるのですが、自己研鑽を続けること、理解力を高めること、技術力をさらに伸ばすこと、そしてコミュニケーション能力を磨くことを目標にしています。
チームとして大事にしたいのは、「頼り頼られる関係性」をもっと強めていくことです。自分が入社したての頃を思い出しながら、これから入ってくる新しいメンバーのサポートにも積極的に関わっていきたいです。誰かが困っていたら助けたいですし、自分が困った時はちゃんと「助けて」と言える。そうやって、チーム全体の健康状態が良くなるような動き方を心がけていきたいです。
—最後に、シードテックへの入社を検討されている方へメッセージをお願いします。
シードテックは本当に「人が良い」方ばかりで、何か困った時に「知らない」と突き放すような人はいません。オンラインでもオフラインでも、常にポジティブでウェルカムなオーラに溢れています。
「未経験だから」「こんな仕事、自分にできるか不安だから」という理由で一歩踏み出せずにいるなら、それはもったいないと思います。少しでもシードテックやシードテックで働くことに興味があるなら、ぜひ勇気を持って「LIFE SHIFT」をしに、飛び込んできてほしいです!
—ありがとうございました!
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