お久しぶりです。
最近は突然ナッツにハマり、動物のようにナッツばかりを食べている近藤です。
さて、今回は今年最初のブログとして「新年の抱負」についてお話しさせていただきます。
早速ですが、今年の抱負として私があげるのは「点ではなく線で考える」というものです。
これは去年からずっと大事にしていたことで、
改めてみてもやはり抱負としてぴったりなものだと考えました。
そのことについて少しだけ説明させていただきます。
「努力できる才能は遺伝子で決まっている」
これを聞いて皆さんはどう考えるでしょうか。
自分の血の滲む苦労や努力を単なる偶然故の結果だと言われた様で腹が立つ人もいるかもしれません。
また、自分は元々の才能も、努力の才能も無いから一生成功もできないし、
追いつくことなんて無理なのだと落胆するかもしれません。
冒頭の提唱は、米ミシガン州立大学とテキサス大学の研究グループによって、実験心理学の専門誌
Psychonomic Bulletin & Review に発表された論文によるものです。
改めて、これによると努力できる才能は遺伝子で決まっているという趣旨で、
私自身幼い頃から何度となく脳に刻み込まれていた努力至上主義、
ひいては能力主義の前提が端から崩されるものでした。
確かに今までの人生で何度となくあった挫折を思い出すと、
高校時代、大学時代、就職活動中など
「この人の真似はできないな」と心から尊敬する、間違いなく自分より努力することにとても長けている人との
出会いがありました。
そこで今回のテーマである今年の抱負に話が戻ります。
まず最初に「抱負」と聞いたとき、自身の人生のミッションステートメント、
つまり「自分の人生にとっての成功とは何か」が最も重要であると考えました。
つまるところ他人がいくら成功しようと正直「自分にとっての成功」が達成できさえすれば何ら問題なはいからです。
そして、おそらくどう頑張っても非凡であるとは言い難い私が、
「自分にとっての成功」の達成をするために打ち出したものの一つが
「点ではなく線で考える」ということです。
言い換えると「現在だけでなく先のことを見据え可能範囲の努力を継続する」ということになります。
生活の中で「”今月は”減量を本気で頑張ろう」とか「”試験日までに”徹夜してでも勉強を頑張ろう」とか、
ある期間をポイントで区切ってバフをかけることがよくあると思います。
また、もっと俯瞰してみると大学卒業や社会人スタートなど人生の区切りの
ようなものもあります。
もちろんその区切りごとに心機一転頑張ろうとする気持ちは重要だと思
うのですが、
実はこれまでの人生でそのようにバフをかけ頑張った先にはその分のバランスをと
るように落ち込んだり体調を壊すことがよくありました。
それを踏まえ最も効率よく成長できる手段として、
そして忘れてはいけない抱負として「点ではなく線で考える」に至りました。
例えば、イメージとしてわかりやすいのは自分の体型の変化です。
何末年始の体重・体脂肪率の増加がきっかけで今年の初め実験的に初めてファスティングを行いました。
先生と相談しながらファスティングの日程、いわばここまで頑張るというポイントを定め行うものでしが、
期間が終了し、通常の食事に復帰した際のリバウンドが頭では理解していても精神的に辛く、
ファスティング中やその後の精神的・体力的なコストに対する報酬があまりに少ないと感じてしまいました。
短期的に得た報酬というものはやはり長期的に積み重ねてきたものと比較するとやはり刹那的で脆い。
その上でファスティングは知識や能力と比較して自分の変化が目で見てわかりやすかったため、
改めて長期的な目線で継続してランニングやトレーニングなどの運動を行うことの重要性を身に染
みて感じました。
さて、今年一年は大きく環境が変わる年です。そして大きな変化にはストレスが
必ず付随するものです。
ついつい日々の努力を怠ってしまいそうになることもありますがそのよ
うな環境でも自分の足元だけでなくできるだけ遠くを俯瞰し
「あれ?もしかして私努力の才能の遺伝子があったかもしれない!」
と錯覚するぐらいには努力の継続と多くの挑戦と失敗をしたいなと考えています。
長くなりましたが改めて今年もよろしくお願いいたします!
読んでいただきありがとうございました!